d545924a.jpg  正月中、夜ふかしで寝不足気味って方は、そのままふとんに潜りこめばいいさ。
 逆に、この正月は寝正月でしたって人は、夜ちゃんと眠れなくて苦しんでいるんじゃないでしょうか?真剣に心配はしてないけど。

 そんなわけでタイミングがいいのかどうかはわからないが、重くないってこともあって、J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「ゴルトベルク変奏曲(Goldberg-Variationen)」ト長調BWV.988(1741/1742出版)。原題は「さまざまな変奏をもつアリア(Aria mit verschiedenen)」。

 曲についてはここをご覧いただくとして、バッハの弟子のゴルトベルクが仕えていたカイザーリンク伯爵の不眠症を治すために作曲された(これを聴いて眠りにおちてしまいましょう!)と言われている。

 眠気は別として、お正月で疲れた胃腸をすっきりさせるために、また、1年のしょっぱなから末広がりだなんだと大曲を聴いてしまいゲップが出そうになっている中和剤として、レオンハルトの定評ある演奏で、耳も心も胃も大腸も腰も癒しましょう(誰に向かって言ってるんでしょうね?)。

 1976録音。ドイツ・ハルモニア・ムンディ。
 “GUSTAV LEONHARDT PLAYS BACH"(10枚組)の1枚。

 さて、別に知りたくもないだろうが、教えてあ・げ・る!私の今年の目標を。

 それはロト6で高額当選を果たすことだ。
 だが、そのためにはロト6を欠かさずに購入し続けなければならない。
 目標達成の前に、持久力が続かない予感が早くもしている。

 もう1つ。
 こちらは現実的に、CDの整理処分。

 きちんと数えていないが、私が持っているCDは1200~1300枚だろう。
823fe301.jpg  このうち、もうほとんど聴くことがないものがけっこうある。
 収納にも困る。
 地震が来たら悲惨になる。去年の2月、震度5弱のあとの状態がこれだ。なぜか“いんてりせんす”という血圧計の箱が目立っているが……

 CD1枚当たりの平均収録時間を1時間として、1000枚なら鑑賞に要する時間は1000時間。
 1日2時間を鑑賞時間に充てるとして-現実的には無理だが-全部聴き返すには500日を要する。
 まぁ、そんなことできないわな。

 そこで今年は、ほとんど聴かないものを処分(でも、もったいないというか、愛娘を集団就職に出すような気分だ)、そうねぇ、少しずつオークションに出そうかしら、と思っている。
 なんか後ろ向きな目標だなぁ。

 ところで、導眠向け作品を紹介しておきながら恐縮だが、昨日目が覚めるような出来事があった(すでに目覚めていたが)。

 午前9時前のことである。
cf36dc27.jpg  リビングの窓辺に座って、TVで他人事のように-実際他人事である-箱根駅伝で苦しそうに走り続ける若者を観ているときに、窓の外で小さな毛玉がチョロッチョロッとややかったるそうに動くのが目に入った。
 モジャ公かと思ったが、それは小さなネズミだった(窓越しだったので、極小のヒグマを見まちがった可能性もある)。

 そいつは庭の角のナツツバキの根元から、雪の下に潜り込んで行った。
 そのあとに撮った足跡がこれだ。

 「かわいい足跡だこと」って?冗談じゃない。
 雪の下を、やつはかったるそうに、しかし貪欲に突き進み、その先の私がかわいがっているバラたちの幹の皮をきれいにかじっている可能性が極めて大きいのだ。

 私は降り積もった雪の上に頭を出している冬囲いの支柱を、別な竹の棒でカンカンと叩いた。音と振動で驚かせ、反省を促し、二度と近寄らないようにするためだ。

 午後。
 妻が窓辺の椅子に座っていると、今度はナツツバキの根元から出てきて、どこかへピョコッピョコッと歩いて行ったそうだ。
 てことは、今までお食事をしてたというのか?
 ネズミの食害は、“北海道樹木病害虫獣図鑑”によると、加害時期は積雪下でとくに融雪期と書いてあったが、どうやらこいつは“とくに”にこだわってないようだ。

 ん?そっか!
 樹皮を食べられないようにするためには、他にもっと美味しいものを与えればいいのだ。トゲのあるバラを噛むよりも、ずっと安全だろうし。
 そう考え、家にあった海外みやげでもらったピーナッツをナツツバキの根元にバラまいてやろうと思いついた。
 すばらしいひらめきだ。
 が、妻の激しい反対にあってしまい、断念した。
 確かに1匹どころじゃなかったら、呪われた屋敷のようになってしまう。

 そして、今日、雪の下でどのような悲劇が起こっているのか気にしつつも勤務地へと戻る。