さっ、2014年の仕事始めだ。
自分の気持ちをごまかすために、心が癒される音楽を聴こう。
J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「平均律クラヴィア曲集 24の前奏曲とフーガ(Das wohltemperierte Clavier, 24 Praludien und Fugen)」。2部からなり、第1部BWV.846-869は1722完成。第2部BWV.870-893の完成は1738-42。
第1部、第2部とも曲の配列は、ハ長調、ハ短調、嬰ハ長調、嬰ハ短調、ニ長調、ニ短調、変ホ長調、変ホ短調、ホ長調、ホ短調、ヘ長調、へ短調、嬰ヘ長調、嬰へ短調、ト長調、ト短調、変イ長調、嬰ト短調、イ長調、イ短調、変ロ長調、変ロ短調、ロ長調、ロ短調。
バロック時代になり鍵盤楽器が隆盛した。そこで鍵盤楽器にもあらゆる調性への対応が求められるようになったが、平均律とはオクターヴを均等な12音程に分割して純正律の近似値を作りだしたものである。まっ、むずかしいことは私に頼らず、自分で何とか解決していただきたい。 全曲48曲を朝のうちに聴くことは困難である。
遅刻する。いや、それ以前に二度寝してしまう。
今朝聴いたのは、第1部の第1曲と第24曲。
第1部第1曲は、グノー(Charles Francois Gounod 1818-93 フランス)が「アヴェ・マリア(Ave Maria)」(1859)で用いたもの。
この曲には「バッハの第1前奏曲に付けられた宗教的歌曲(Melodie religieuse adaptee au 1er prelude de Bach)」という副題がついている。
つまり、バッハの平均律の第1曲ハ長調BWV.846の前奏曲部分に、グノーが歌(のメロディー)を付けたのだ。
また第24曲ロ短調BWV.869は、私が若かったロング・ロング・アゴーの時代、日曜日の朝にNHK-FMで放送されていた“名演奏家の時間”のテーマ曲-だだし編曲されていた-に使われていたもので、ひじょーに懐かしい。
って、これを聴いたら、また仕事に行く気が失せてきた。今日が日曜だったらなぁ……
この曲の演奏では、やっぱりレオンハルトのもの最高ではないだろうか?
バッハの厳しくも美しく、崇高な音楽が宝石のように光を放っている。。
草なんか食ってる場合じゃないぞ、草食系ダンシよ!
なんとなく、そんなイメージの演奏。
全48曲を。
第1部の録音は1972-73。第2部は1967録音。ドイツ・ハルモニア・ムンディ。
さあ、今日は大安だ!
新館入口(2014.6.22~)
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© 2007 「読後充実度 84ppm のお話」
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わかります、その気持ち!私も通しで聴くことはほとんどできないです。根性なしです。