私の腹もだらっとしてしばらくなるが、自宅庭のコニファー“ブルーヘヴン”もだらっとしてしまっている。
しかし、ブルーヘヴンの場合は本人が摂生していないとか、運動不足だとか、食べ過ぎ飲みすぎだとか、そういう自己責任の欠如に起因しているのではない。そこが育て主である私と根本的に違う。
金曜日に出張で札幌に来て、そして本日赴任地に戻るが、前回すでに気づいていたものの、このコニファーのことで私は不安を感じ、苦悩を抱えたのだった。
えっ?セイコーマート?
それは関係ない。
ただ昨日の朝、朝刊を買いに行ったのだが、まだ薄暗いなか、燦然と輝くオレンジ色の看板が頼もしかったので写真に撮ってみただけのこと。朝刊だけのつもりだったが、ついでに100円総菜のキムチも買ってしまった。
店に向かう途中、犬を散歩させている人とすれ違ったが、私のように犬もアナコンダも連れずただ1人歩いている姿は不審者に思われるのではないだろうかと、いつもバツの悪い思いをする。今度こういう機会があったら、新聞調達中と書いたはちまきでもして行こうと、心にもないことを思っている。 さて、コニファーのことである。
実は昨冬も同じような状況になったのだが、今年はさらにひどい。
写真のように地表近くの幹の枝分かれ部分に入り込んだ雪のせいで、針葉樹なのにだらしなく横に広がってしまっているのである。
コニファーといったら、すらっとまっすぐに伸びていていなければならない。
それがこの有様だ。
上に書いたように、コニファー自体が悪いのではない。私と違って……
降り積もる雪が、それに加えてそこにベランダからの雪を放り投げる私が、加えて積雪前に枝をロープでまとめなかった私が再三にわたって悪いのだ。
にしても、まっすぐなまともな状態のときは気づかなかったが、こんなに何本もの幹によって 成り立っていたとは。
これは春になれば自然とまとまってくれるのだろうか?
色合いを見ると、おまえはもう死んでいるっぽい気がしないでもないが……。お願いだからヘヴンに行かんでおくれ!
そんななか明るい話題もあった。
去年の秋に妻の実家から一節無断でもぎとってきたクジャクサボテン。
取って来た節そのものはだらしのない昆布のような感じだが、新芽が出てきたのだ。
クジャクサボテンはあまり好きじゃないが、まあ花を咲かせてみるのもいいだろうと、ミリ単位の新芽を見て早くも開花を夢見ている。
ちなみに奥は、同じくもぎとってきたシャコバサボテン。土に置いておいたら細い根がたくさん出ている。たぶんこの子も新しい芽を出してくれるだろう。
右側はあの“怒帝王”の腋芽である。本体はセイコーマートの看板のように変色した揚句にぐにゃらと死んでしまったが、そのとき隔離し土に植えた腋芽(というか株分かれ苗)はまだ生き残っているのだ。トゲがなくて全然“怒帝王”の姿はしていないが…… オリンピックも終わるし、そしてまたコニファーとアングリー・エンペラーの復活を願って、つまりはロシアと復活という強引な出会いということで、リムスキー=コルサコフ(Nikolai Andreevich Rimsky-Korsakov 1844-1908 ロシア)の序曲「ロシアの復活祭(Russian Easter festival overture)」Op.36(1888)。
作品についてはこちらをご覧いただければと思う。
今日は先日ボロディンの交響曲第2番の演奏を取り上げたフェドートフ/サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団の演奏を。
ボロディンでは物足りなさを感じたが、録音の問題は多少あるものの、この「ロシアの復活祭」では色彩豊かで生き生きとした演奏が繰り広げられ、なかなかな盛り上がりを見せる。
録音年不明。Classical Records。
さてと、ロシア産の鮭の切り身でも焼くとするか……
新館入口(2014.6.22~)
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