私が好きな作曲家で不動の地位にあるのは、マーラー、ショスタコーヴィチ、伊福部昭だが、それに加えベルリオーズ、C.P.E.バッハもかっなり好きだ。あと、ボロディンも。

 そんでもって今日はC.P.E.バッハ(Carl Philipp Emanuel Bach 1714-88 ドイツ)のシンフォニア集を。

a778cad8.jpg  ツァハリアス指揮ローザンヌ室内管弦楽団による、2013年録音のもの。

 収録作品は

 シンフォニア ハ長調Wq.174,H.649(1755)
 シンフォニア ヘ長調Wq,175,H.650(1755)
 シンフォニア ホ短調Wq.178,H.653(1756)
 シンフォニア 変ホ長調Wq.179,H.654(1757)
 シンフォニア ト長調Wq.180,H.655(1758)
 シンフォニア ヘ長調Wq.181,H.656(1762)

の6曲。Wq.177が飛ばされているのは、Wq.177はWq.178の異稿(編成が弦楽合奏)だからだろう。

 CDをplayするといきなり爽やかすぎる音楽、演奏が耳に飛び込んでくる。脳が、ノーミソが「潤うぅぅぅ~っ」と喜び、ニューロンたちがヒアルロン酸のさざ波に癒される感じだ。

 C.P.E.バッハのシンフォニアとしては、これらは初期のもの。
 「6つのシンフォニア(ハンブルク交響曲)」Wq.182(1773)や「4つのシンフォニア」Wq.183(1780刊)に比べると過激度、怒濤度は少ない。いずれもベルリン時代に作曲されているが、この地の保守的な趣味に合わせたらしい(Wq.178はかなり革新的だが)。

19228548.jpg  音楽が爽やかな上に(作曲家の肖像とこれほどミスマッチな例も少ないのでは)、加えて演奏がみずみずしい。

 この6曲のなかでも、とりわけ私が好むのはホ短調Wq.178。過激度も高い。
 すがすがしさが、この曲の持ち味を殺しちゃっている。まぁ、半殺しぐらいだけど。低音がズシンと来てほしい。レミー盤のようにホルンがいかれちゃって欲しい。ベルリン古楽アカデミーのように叫んでほしい。
 というわけで、Wq.178の演奏には不満が残る。
 
 2013録音。MDG(SACD)。

  C.P.E.バッハは本年が生誕300年。

 みずがめ座の私は先日誕生日を迎えてしまったばかりだが、生誕300年のエマヌエル氏に比べるとまだまだ小僧だ(ゾウガメかっ!?)。

 ちなみにモーツァルトはC.P.E.バッハについて、「彼は父であり、われわれは子供だ」と言ったという。

 それはともかくとして、今日は日向山課長たちと道東方面に出張に行って来る。

 その日向山課長に、昨日の夕方、スーパー(フクハラ)でばったり会った。
 彼の買い物かごには、その時点でタマネギが1個入っていた。
 だからなに?って話だが……