明日から3連休である。
私は今日の業務終了後、車で自宅へ帰る。
マイカー(っていう言葉も近ごろあまり耳にしなくなった)で帰るのは2か月半ぶりだ。
だって冬道の長距離運転は、いくら道産子とはいえやっぱ疲れるもの。危ないことだってたくさんあるし……
もう雪どけもだいぶ進んだので、といいたいところだが、たぶんトマムのあたりは危ないんだろうな。なにせ、スキー場の横を通るわけで……。最低でも天気が良いことを願おう。
ちなみに今日の天気予報によると午後は雪だるま。雪だるまが落下してきたら大変だが、雪が降ってくるのもけっこう大変なのである。出発前からつぶやこう。「やれやれ」……
我が家では、新緑が芽吹いてるんだけどね。
とはいっても、ベンジャミン。
ずっと家の中に置いてあって室温はほぼ一定だし、窓からの日射しがちゃんと当たってるわけじゃないし、もちろん日没後も蛍光灯の光が当たってるのに、なんでこいつ、季節感があるんだろう?春がわかるんだろう?
一方で(何に対しての「一方で」なんだか……)、人間ドックが約2週間後に迫った。
1年前、若い保健師に節制がなっていない、心がけがいい加減だ、おまえの母ちゃん赤でべそ、などと人生の落伍者のように罵られた私は、「クッソー、見ていやがれ!1年後は指で押してもびくともしない鉄板のように硬くて平らで、かつ、亀のような筋の入った腹になってやる」と固くリベンジを決意したにもかかわらず、昼のラーメン・ライスはやめられないし、運動する気も200%起こらないし、新聞休刊日にも肝臓を年中無休で働かせてきたわけで、要するに結論は「1年経つのは速い!」ってことだ。
はいはい、今年も罵倒されてきます。違う保健師さんにあたることを祈りつつ……
でもアタクシ、こう見えても男。
一度覚悟したからには、どんなに理不尽なことを、いや、理にかなってることを言われても、カッとしないように我慢しよう。そしてときどきわけのわからない言動を発してみよう。
ちなみに、週刊新潮に連載されている「私の週間食卓日記」のように私の食事(昼食)を振り返ってみると……
10日(月)。アルフレッド氏とオーダマンボ氏と共に取引先を訪問。用件を終えた帰り道で中華料理店に入り、3人とも味噌ラーメンを頼む。それに十勝名物の中華ちらしを1つ頼んで3人でシェアした。私は控え目に1/4ほどにした。残り3/4は両名がそれぞれ3/8ずつ食べた。私は初めて中華ちらしを食べたが、あの甘さ、けっこう苦手であった。
11日(火)。午前中外勤に出たが、その帰りに某所でボリューム満点の弁当を買ってしまう。社に戻って食べた。おかずもご飯もたっぷりで、けっこう大食いの阿古屋係長が羨ましがっていた。だが気がつくと、この私、完食してしまっていた。好き嫌いをしないでゴミ(つまり残飯)が出ないように取り組んだ成果だが、その分ゴミのように余計な脂肪が蓄積されたに違いない。
12日(水)。ヤマダ課長や阿古屋係長と会社の近くの中華料理店へ。ヤマダ課長は野菜チャーハン。阿古屋係長はタンメン。私は担担麺にしたが、ヤマダ課長のヘルシー志向に共感し小ライスを付けることはしなかった。よく我慢したものだと自分に拍手をおくりたい。
13日(木)。やはりヤマダ課長と阿古屋係長とデパ地下のイートインへ。2人は野菜天丼を頼んだが、天丼でヘルシーさを追求することは根本的に間違いであり、天丼に対する敬意が足りないと思った私は上天丼を頼んだ。エビ、イカ、鮭の天ぷらは野菜天丼では決定的に欠けている喜びを私にもたらした。が、食後の「やってもぅた」という罪悪感はその後2時間ほど残ったし、夕方になっても胃袋の中に衣が残っているような感じだった。
14日(金)。デパ地下でミックスフライ弁当を買う。記憶力も低下しているのでEPAだかDHAだかDHCを補充すべくさばの味噌煮弁当にしようかと迷ったが、でも口が勝手に「ミックスフライ弁当」と店員に伝えてしまっていた。ミックスフライと言ってもそのうちの1種はクリームコロッケだった。いつからコロッケのことをフライと呼ぶようになったのか、私に課題を突き付けた弁当だった。
15日(土)。土曜日だが急きょ会議。終了後に出していただいた幕の内弁当を食す。多種多様のおかずが入っていたが手の込んだものは少なかった(たとえばハム1枚とか塩辛とか……)。残渣物を出さないよう、心を鬼にして完食。しかし、ごはんの量が少なめだったので夕方までには健全シグナルのようにおなかが鳴るに至った。
16日(日)。前日の午後に作ったMUUSAN特製カレーを皿に盛ったライスにかけて、いわゆるカレーライスの状態にして食す。肉は豚の角切り。ルーはバーモントカレーの中辛。自分で言うのもなんだが、ホテルメイドのようになかなか美味しくて食べすぎた。そのあと買い物に行ったが、ショッピングセンター内のイートイン・コーナーから漂ってくるカレーの香りを嗅ぎ、胃がしめつけられるような思いをした。
17日(月)。近所の殺伐とした雰囲気が漂う店で日替わり定食。この日の日替わりはカツ丼。味は覚悟していたほど悪くなかった。なぜドックをひかえているのにカツ丼なんて食べるのかって?この店、日替わり以外はカレーくらいしかないからである。土曜日の夜、日曜日の朝と昼とカレー摂食連続マシーンと化した私には、さすがにこの日はかれぇを食べる気力がなかったのだ。
18日(火)および19日(水)はこちらを訪れた偉い人と昼食を共にした。その特殊環境下での昼食については、別途報告しなければならないだろう。
以上の内容を専門家(軍事とか増殖細胞とかのではなく、食生活の)が読んだら、きっと「よく生きてますね」と言うんだろうな。間違いなく。でも、体重は70kgを少々切ってるもんね。って、最近開き直り気味。
いや、私自身もあらためて振り返ってみて思う。「上天丼はミスだった」、と。 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537「戴冠式(Kronung)」(1788)。
先日書いたように、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハがチェンバロとピアノを独奏楽器とする、えびとじ重とカツ重の二段重ねスタミナ重のような曲を書いた年に、モーツァルトはこのような、カツ&エビフライ・グリルプレートのような完成された形のコンチェルトを作曲しているのである。
そう考えると、何か不思議な感じもする。C.P.E.バッハの試みは画期的だったのようにも思えるし、時代遅れだったようにも感じるし……
ペライアがイギリス室内管弦楽団を弾き振りした演奏は、清楚ですっきり。甘さもちょうどいい。正統的に良い演奏。血圧を下げる効果もありそうだ(モーツァルトの音楽には高血圧に良いという)。私のいちばん好きな演奏は清楚じゃなくて魂の直訴のようなソフロニツキ盤だけど。
1983録音。ソニークラシカル。
けど、私の血管の中の油脂分豊富な血液を改善する効果は、あったりまえのこととして、なさそうだ。 過食防止にもいいらしいんだけどな、モーツァルトは……
まったく実感できないな……
新館入口(2014.6.22~)
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