465324bc.jpg  しばらく私のブログに対してスパム・コメントは来ていなかったが、近ごろまたポツポツとやって来るようになった。

 キャプチャ認証、つまりそのときそのときでランダムに表示される英数字を入力しなければコメントを寄せることができない設定にしたのに、どうやっているのだろう?

 ご苦労なことに、1つ1つを手作業で丁寧に投稿しているのだろうか?
 だったらそのまま捨てるのはかわいそうだ(とはちっとも思ってないけど)。

 とはいえ、そのまま投げ捨てるには惜しい。ある意味芸術性のある、乱数のような日本語なのだ。こんなに筋の通っていない文章は、書くのが逆に非常に難しいだろう。

 あなたが汗をかいた足で、過回内筋がおありであれば、あなたは間違いなくルイヴィトンスーパーコピーエアズーム構造トライアックスを見てみなければならない。
 これらの靴は、あなたはこの1つの数字のうちの呼び出しを制限したり、それらの美しく赤いダストカバーのあなたのLobs場合、そして喜ばせていない場合はイングリッシュ・ナショナル・バレエ・タイムの恩恵を受けて先週はまだ長いです。……


 この文をあなたの場合読んだとき脳みそがおありであれば今日は土曜日です。
 以上、喜ぶ場合にそれらのなった、あなたは間違いなく。

 このほか、ブログとは別にこういうメールも来た。

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 こっちは価格以前に程度が低いな……

 クレメンティ(Muzio Clementi 1752-1832 イタリア)の交響曲第3番ト長調wo.34「グレート・ナショナル・シンフォニー(Great national symphony)」(1823)。アタシの母国語では「大国民交響曲」ってことになるが、ここのナショナルはどこの国かというとイギリス。

 クレメンティはイタリア生まれの作曲家だが、15歳のときからイギリスで過ごした。この曲の第2楽章にはイギリス国歌が引用されていることからこの名で呼ばれるようになった。

 クレメンティの番号付き交響曲は4曲あるが(ここを参照)、バラバラな形で発見されたため、P.スパダが復元した。

 ピアニスト、作曲家としてモーツァルトのライバルだったクレメンティだが、交響曲の作曲においてはハイドンにもモーツァルトにも及ばなかった(交響曲に限らないか……)。
 クレメンティのこの交響曲、薬味のないつゆで食べるもりそばって感じか?
 コアラの昼寝のように、のたーってしてるし。
 でも、メロディーは悪くないし、私、学生の自分にこの曲を知ったときはけっこう集中的に聴きこんだものだ。もちろん自主的に積極性をもって。
 だから懐かしの1曲だし、それだけでなく、曲自体なかなかお上品で良いと思うのだが……

 今日のところは前に紹介したダヴァロス指揮フィルハーモニア管弦楽団による演奏を。
 1992録音。ASV。

 いまから12年前、秋葉原の石丸レコードワンでこのCD(この曲のCD)を見つけたときは、うれしさのあまり思わずガッツポーズをとったほどだ(目立たないように右足で)。

 さて、早いもので連休最終日。
 今日はまた移動だ。