もうだいぶ前の、4月の頭のことだが、ネットのニュース(毎日新聞)にこんな見出しがあった。
<テコンドー協会>公益認定返上へ 財政基盤なく
私はデンコードーに何が起こったのかと思った。
デンコードーはときおり利用するケーズデンキを経営している会社だからだ。
が、テコンドーだったのね。
話は変わる。
月曜日の昼は、晴れ渡った青空と陽気に誘われて、中が薄暗くて煙たい居酒屋“まま母”に行った。煙たいのはその日の日替わりのメインである糠さんまを焼いていたせいだ。メンバーはいつもの精鋭集団であるヤマダ課長、阿古屋係長、私である。
このところ河西さんは昼どきに出かけていることが多く、3人のことが多い。奇数なのに仲間外れになる人が出ないのは、われわれが大人である証拠だ。もしそのようなことになったら、間違いなく私が外されることになるだろう。
が、私たちはリーズナブルな日替わりを頼まず、豚丼にした。
この“まま母”を1人で切り盛りしているママが「どっちにします?」と尋ねる。
私「ロース」
ヤ&阿「バラ」
やはり(少なくとも私よりは)若いってすばらしい。私もバラを食べてみたい。が、あとが怖い。
そして2人のこのオーダーは、盲腸の手術のあとの最初のおならが示すのと同じように、生レバーをつまみ食いしたことによる腹痛からの全快を宣言したことに等しい。
C.P.E.バッハ(Carl Philipp Bach 1714-88 ドイツ)のオルガン協奏曲ト長調Wq.34,H.444(1755)とオルガン協奏曲変ホ長調Wq.35,H.446(1759)。
この2曲、正確には「オルガン,またはチェンバロの協奏曲」である。
ト長調Wq.34はオルガンと弦楽合奏、変ホ長調はオルガンと弦楽合奏に2つのホルンが編成に加わる。
Wq.34の方は力みなぎるバラ豚丼、Wq.35は上品な味わいのロース豚丼って感じだ。
音楽的には、動きが活発なWq.34の方がワクワクするが、Wq.35は良家のお嬢さんっぽい落ち着きと優雅さをたたえている。私はWq.35の方をずっと早くに知っていたので、Wq,35への愛着が強い。
オスターの独奏と指揮、アンサンブル・パルランドの演奏を。
2002録音。ドイツ・ハルモニアムンディ。
このCDでは2つのオルガン・コンチェルトの間に、シンフォニア ハ長調Wq.182-3,H.659が収録されている。
速めのテンポでとても爽快な仕上がり。
この演奏を聴くと、なぜか連休の庭いじりが待ち遠しくなる。
ところで、“まま母”の豚丼はバラ豚丼もロース豚丼も同じ値段である。しかも4月に入ってからもお値段据え置き。母さんは善人なのだ。きっと。
新館入口(2014.6.22~)
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