0876fd20.jpg  さあ、仕事である。
 休み明けだから気配を消して地味に1日をやり過ごしたいところだが、今日は会議があるし、外勤もしなくてはならないので、気力転身!がんばる所存である。

 で、地味な存在ながら、相当の名演奏と思えるものを。

 K.ザンデルリンク/ベルリン交響楽団によるマーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「大地の歌(Das Lied von der Erde)」(1908-09)。独唱はシュライアー(T),フィニレ(A)。

 「大地の歌」で同じく地味な存在として、2カ月ほど前にバーンスタイン/IPO盤を紹介しているが、ザンデルリンクのはとても美しい。その美しさは機能美と正反対のもので、唯美的。しかし、オーケストラの音は繊細さと重厚さのバランスが見事。かつ鈍重にならない。
 小細工することなく、正面から(良い意味で)淡々と音楽を進めて行くが、心にしみわたる演奏というのはこういうのを言うのだろう。わざとらしさがない、真摯なアプローチに好感がもてる。
 そしてまた、独唱の2人の歌がうまい!シュライアーは表情豊かに熱唱、フィニレはしっとりした落ち着きをもった歌声。この2人がすばらしい“大地の歌”を歌い上げる。

6c5859ce.jpg  「大地の歌」には数々の名盤があるが、これはぜひとも聴いていただきたい1枚だ。

 1983録音。BERLIN Classics。
 
 この連休中は風が強いことが多く、例年植えている野菜苗の購入は見送った。
 野菜苗といっても、トマトぐらいだが……

 また、今回購入したバラはレディ・エマ・ハミルトン。
 花はもちろん、香りが良いバラだ。
 風にめげず、しっかりと大地に根づいて欲しいものだ。いや、根づいてくれなきゃ困る。

 にしても、昨日の朝刊に載っていた広告、“緊急守護霊インタビュー!”って、すごい……