あくまで好きずきの問題だ。それを踏まえて上で言うと、私には若杉/都響によるマーラーシリーズのCDジャケット・デザインは「なんだかなぁ」である。
日本人による演奏であり、国内盤であるからして、大きな日本語で書いて当然のことだ。という発想、感覚、企画はよく理解できるが、でも「なんだかなぁ~」なのである。それとも輸出したときは逆にうけるのか?これをそのままTシャツにプリントしたら、外国人にウケたりして……
このブドウのイラストもなんだかなぁ、である。イラストそのものは写実主義的によく書かれている。が、ボンっと一房のデザインはどうなのかなぁ……。
これ、サントリーホールが日本で初めてのブドウ畑形式の客席配置-ステージに向けてブドウの段々畑のようになっている-だから、その象徴としてブドウのイラストがドカンと描かれているんだろうけど、これ茶ブドウかな?いずれにしろ、あんまり美味しくなさそう。仏壇の前に供えられているもののような……
いえ、あくまで個人の好みの問題です。
ただ、一回だけ言ってみたかっただけです。
マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第4番ト長調(1892,1899-1901/改訂1901-10)。
いまではほとんどなくなったが、この曲、かつては販売に当たって「大いなる喜びへの賛歌」と書かれた帯をつけたLPやCDが少なくなかった。大いなる喜びへの賛歌……。英語ならOde to heavenly joy。余談だが、ウチの庭のコニファー、ブルーヘヴンは雪害で悲しげな姿になったが……
そしてまた、このCDの帯にも書かれている(こちらは“讃歌”)。
ここがまた、なんというかダサい感じがするし、良く知らない購入者には誤解を与える。
マーラー自身がこのようなタイトルをつけたことはない。第4楽章で「天上の生活」が歌われるが、その歌詞からこういう名を誰かがつけたのだろう。喜びといっても、歌詞の内容はけっこう身勝手で残酷なものなんだけど。
そうそう、昨日の車を入院させているディーラーから電話がきた。
「現象が再現できました!」
良かった。
ぜひとも見て欲しかったのだ。私がウソをついていると思われないためにも。私は大いに喜んだ。
さて、若杉弘/東京都交響楽団、豊田喜代美による1990年ライヴだが、どうもパピッとしない。
すごく丁寧に作りあげられた演奏なのは第6番と同じだが、抑制され過ぎている感がある。だから、良い演奏だとは思うものの、心に浸みこんで来ない。
ただ、1000円の価値はある(現在66%オフのセール中なので1000円で手に入れることができる)。
また、豊田の歌はノーテンキとかかわいらしいといったものじゃなくて、天上の生活のすばらしさを皮肉っぽく表現していて、私は好きだ。
フォンテック。
ラティスパネルの支柱がアリに食われているのを発見。
ここ2年ほどガードラックを塗っていなかったので、防蟻効果がなくなり、すっかり住環境に適してしまったようだ。
スプレー式のアリの巣退治薬を噴霧。そのあと、たっぷりと塗ってやった。
とはいえ、このパネルもすでに建ててから10年以上が経過。
あらゆるものが崩壊の危機にさらされている。
そんなこんなで、今日の夕方勤務地へと戻る。
夕方には車の修理も終わっている予定。
結局どこが悪かったかって?
やっぱりウインカー・スイッチだったと、電話口の彼は言っておりました。
おっ、花火の音が。
今日は近くの小学校の運動会らしい。
新館入口(2014.6.22~)
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© 2007 「読後充実度 84ppm のお話」
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まったくです。昨日車を引き取りに行ってきました。スイッチをそっくり交換しました。買い替えも考えなくはなかったのですが、こちらの地で買うのもどうかと。また消費税が上がってすぐは癪だし……。七味とうがらしさんもオーディオで多々お悩みの様子。心中お察しいたします。