読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

LD引越後投稿分

いったいどこに保存したん?← クラウド上の Google フォトの写真を削除

  いけない指のせいで……
 ニコンのコンデジがワケのわからない故障を起こし、ペンタックスの一眼レフが黒死病を発症してからというもの、不本意ながら写真を撮るときはスマホのカメラを使うことが多い。不本意ながらというのは、スマホのカメラはシャッターボタンを押してから実際にシャッターが切れるまでタイムラグがあることと、被写界深度が浅いのが気に入らないからだ。
 新しいコンパクトデジタルカメラが欲しいところだが、なんでこんなに高いの?ってくらい、コンデジの価格が上がっていて、ヨドバシでも試しに手に取ることさえできない(どーせ買えないから)。

 もっとも、私が撮るのはお孫ちゃんの写真かブログ用の写真。動きが早いお孫ちゃんの場合は、何十回となくグリーンボタンを押して一時的に黒死病から回復させた PENTAX 機を使うことが多いので、もっぱらスマホのカメラを使うのはブログ用の写真撮影のためってことになる。

 スマホで撮った写真はメールに添付してパソコンに送り、トリミングや明るさ調整、色調整をして使う。ここで使うメールソフトは Gmail である(なお、私は「Google フォト」のバックアップは OFF にしてある。でないと、通信量が勢いよく増える)。
 「Google フォト」で送りたい写真を選び、『共有』をタップ。さらに『Gmail』をタップするのだが、先日私の指が私の意に反して勝手に『Gmail』アイコンの隣の『保存』をタップしてしまった。

202502GooglePhotoSS

 はっきり言って、私はむかしの思考回路から脱却できずにいる人間だ。だから、クラウドだか何だか知らないが、そこに保管するのには何か危険が潜んでいるようで、忌み嫌っている。
 なのに、いけない指のせいで、ラーメンや弁当の写真が『雲』に保存されてしまったのだ。実際、その写真には『雲』のマークが表示されている。

 なんとか消さなければ。
 私は、まるで自分の全裸の写真が流出してしまったかのような焦りを覚えた。

 そして調べた結果、以下の方法で『保存先』の写真を削除できることがわかった。

 「Google フォト」のバックアップを OFF にする。
  ↓
 「Chrome」ブラウザで "https://photos.google.com/login" にアクセスし、ログインする。
 これで「Google フォト」の『WEB版』画面になる。
  ↓
 削除したい画像を削除する。

 以上。

 これで、もしかすると誰かに勝手に共有される可能性がゼロとは言えなくもない、クラウド上の『My Photo』を削除することができた。

♪ 今日の一曲 ♪
 メンデルスゾーン(Felix Mendelssohn-Bartholdy 1809-47 ドイツ)の「浮雲(The fleecy cloud)」Op.53-2。
 ピアノのための「無言歌集第4巻(Lieder ohne Worte Heft 4)」Op.53(全6曲。1841刊)の第2曲。



天からのしっぺ返し,または64歳の誕生月を迎えるにあたって

  1月28日午前・記
 札幌駅立売商会の幕の内弁当で今週の幕開けをした私。

 赤いウインナーが、風呂の浴槽に長い時間浸かりすぎたためにしわしわぶよぶよになってしまったアレ *1) のように情けない見てくれになっていた。
20250127Makunouchi1

 でも、心配無用だ。
 レンジアップという刺激を与えると、ほぅら、ピチピチパンパンに!
 「そうか、寒くて縮み上がっていたのね。ぬくもりを与えてあげたら、艶やかに輝く張りのある元気な姿になってよかったわ」と、脳のなかでアホらしくささやいて私は「いただきます!」したのだった。 
   *1) 手の親指。

20250127Makunouchi2

20250127Makunouchi3

 ところで北海道内のニュースや新聞などの報道で繰り返し言われているし、日常会話でも繰り返し言っているので、さらにここで執拗に言うのはいかがなものかと思うが、言おう。
 今シーズン、特に今年に入ってからの雪の少なさは異状だ。不気味なほどだ。

 カーポートの屋根の状況はこうだ(なお、今季は1月2日に家にやって来た長男が1回雪下ろしをしてくれている)。こんな状況なら、「ここはハワイです」と言っても一人くらいは信じる人がいるかもしれない。

20250128Carport

 2年前の1月はこんな状況だった。
 今年の少なさがわかるだろう。

 いかに少ないかは、データを見れば一目瞭然。
 『江別市雪情報総合案内』のサイトの1月28日の更新後の画面。

20250128EbetsuSnow

 今年度の積雪量の線が、まるで役に立たない六十路を超えた男性のあれの角度のようだ *2)
 線が描く下がり具合がアレの角度だとなると情けないが、積雪量の推移グラフとなるとウェルカムである。 
   *2) 個人的な偏った思いこみであり、60歳を超えても元気で立派な人は数多くいらっしゃるようです。

 江別駅のホームも、前日の月曜日にはすっかりアスファルトが露出していた。
 冬になると雪の下になって見えなくなる乗車位置のマークも、春から秋にかけての季節と同じように見えている。

20250127EbetsuSTA1

 なので、雪で覆われて見えなくなって「えっと、この " 7 " と書かれた標識(キロポスト?)から柵の支柱2本分踏切寄りの場所に乗車位置があるから……」と、自分で考えなくても済んでいる。

20250127EbetsuSTA2

 このように、いまのところ雪に関しては楽楽生活の過ごしやすい今冬の江別だが、雪かきもほとんどしていないのに手の指の先は皮膚が薄くなっている感じで(乾燥のせいか?)、指紋が不明瞭。そのせいで、スマホや職場のパソコンの指紋認証によるロック解除やログインに失敗することが多い。いや、これもまた年のせいで、皮膚が薄くなっているのかもしれない。困ったものだ。

  1月28日午後・記
 朝からちょっぴりいやらしっぽいことを匂わせたことを書いているうちに、昼になってしまった。
 いや、心配しないで結構だ。今日は在宅ワーク日だが、やるべきことはちゃんと済ませている。

 昼はラーメン。3玉入りの「菊水」の麺の最後の1玉を茹で、「菊水」のスープでしょうゆラーメン。
 たまには奇をてらってトッピングは「かにかま」。

20250128Ramen1

20250128Ramen2

 北海道にはカニやらホタテやらが載ったラーメンが観光客向けにあるわけだし(私は実物を目にしたことはない)、同じ魚練り製品である『なると』が載ったラーメンは珍しくないわけだから、かにかまを載せたらどんなものかと思って試してみたが、しょうゆラーメンの味にかにかまの味はすこぶる合わないことを、このたび私は学習することができた。

 昼過ぎにこのかにかまラーメン(ちょっと見にはニンジンラーメンに見えるが)の写真をインスタグラムにアップしたら、熊本のフォロワーさんがコメントを寄せてくれた。内容は『私も菊水の麺もスープも好きです』っていうもの。
 菊水の商品、熊本でも売っているんだな、やるなぁ。
 西山といい、菊水といい、がんばってるなぁ。

  1月29日午後・記
 ってなことを書いていたら、この日は朝起きて窓から外を見ると、細かな雪が遠慮がちに降っていた。地面を見ると、しかし、積雪はほんのわずか。

 駅に行くと、ホームに描かれた乗車位置は雪に覆われていたものの、うっすらと見えた。だって、うっすらとしか積もってなかったから。

 春節で札幌駅はいつも以上に激コミかと思いきや、私が 134M 列車で着いたときはいつもよりもむしろ人口密度が低い感じがした。まあ、たまたまこの日はこの時間に空港に向かって帰国の途に就く人は少なかったのだろう。そして、もっと後の時間になると逆に新千歳空港から到着した人たちで混みあったに違いない。

 札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンに、警察官立寄り所に立ち寄る警官のようにーそういう光景を目にしたことはないがー私は立ち寄り、この日は「日替り弁当A(ミックスフライ)」を購入した。

20250129Mixfry1

 過去にも買ったことがあるこの弁当だが、この日はエビフライのエビが前回よりも太~い気がした。
 そういえばむかし、「君のはふと~い」って堺正章が言うコマーシャルがあったことを思い出した。何が太いかって?シャープペンシルの芯が、だ。

20250129Mixfry2

20250129Mixfry4

 ちなみに、私は高校生のころから、シャープペンシルはずっと0.3mm芯のものを使っている。0.5mmだと、私には太く感じるのだ。

20250129Mixfry3

 で、ご飯の温まり方からすると、特にレンジを長くかけすぎたわけじゃないと思うのだが、タルタルソースが煮立って分離してしまった。なんだか申し訳ないことをした。誰かに謝っていいのかわからないけど。

 そしてまた、そうだ今月で期限切れになるタルタルソースが家の冷蔵庫の中に入っていたなぁってことを思い出した。タルタルソースのハム巻きにでもして、ハイボールのお供にするとするか。

  30日午後・記
 昨日の日中は、強い風に翻弄された雪がときおり降ったり、突然やんだりの繰り返しだった。
 そしてまた、昨日の夜は「MOH 倶楽部」の会合があった。会合を開いた目的、議題、結果概要についてはあらためて書く(と思う)が、20:20ころに宴もたけなわながら『お披楽喜』のお時間となった。
 私は札幌駅20:40発の岩見沢行きに乗って江別に帰ったが、大麻駅あたりから電車の窓にパチパチと雪粒が当たる音が。濁っていて外が見えにくい窓ガラスだが、それでも細かいあられ状の粒の雪が横殴りに降っているのがわかった。

 駅から自宅へと歩く。
 すでに少し積もっている。先駆者の足あとはまだ新しい。

20250129Ebetsu1

 私の美しい顔に嫉妬するかのように、頬に硬い雪粒が容赦なく打ちつけてくる。
 セコマの明かりを目にし、NHK の「ドキュメント 72hours」で初山別村のセイコーマートを取り上げた放送回を思い出す。

20250129Ebetsu2

 セコマに寄って、「MOH 倶楽部」の食事でおなかいっぱいになったくせに「冷たいカップそば」などを買って、そのあと遭難することなく家にたどり着いた。

 翌朝。
 " 今年に入ってからの雪の少なさは異状だ。不気味なほどだ " と書いたせいで、取締役全員が辞任するくらい取り返しのつかないことが起こったみたいに、雪が積もっていた。私に「己のおごりと愚かさを痛感せよ」と言わんばかりに、天は速攻でまとまった雪を降らせたのだ。

 窓のカーテンを開けると、昨日までは雪がなかったベランダの手すりにはこれだけの雪が積もっていた。アルミが見えていたカーポートの屋根も、すっかり雪に覆われてしまった。それもそれなりに厚く。

20250130Morning2

20250130Morning1

 江別雪情報総合案内によると、江別エリアは約20cm の降雪だった。
 そして、積雪量のグラフはバイアグラを飲んで若き日のころに復活したみたいに急角度で上向いた。

20250130EbetsuSnow

 この日も在宅ワーク日だった私は、朝の仕事を済ませ(本当は一日中仕事をしてなきゃならないのだが)、雪かき&雪運び。湿った重い雪で作業は2時間かかった。良い運動になったことには間違いない。
 その間、灯油の定期配送のタンクローリーが来て、運転手さんとあいさつを交わした。運転手さんは「灯油、入れていきますね」と明るく言った。もちろん私も笑顔で「よろしくお願いします!」と答えた。もしこれが「灯油、抜いていきますね」だったら、「そのままお引き取り下さい」と勇気を奮って言わなければならないことになるので助かった。
 それとあたりを回っていたポスティングのバイトらしきおじいさんがウチにも来て、フリーペーパーの「まんまる新聞」を私に手渡しした。束から1部だけ取り出すのに手間取って「滑って取りにくいんだわ」と申し訳なさそうに言い訳した。別に言い訳しなくてもいいのに。きっと私がやっても滑って取りにくいに違いないのだから。でも「私の指先もカサカサなんですよ」と余計な個人情報は言わなかった。

 こんな風に雪が積もったので、週明けの月曜日からは、意識してキロポストから支柱2本分踏切寄りの場所で電車を待つようにしなければならない。

 ところで、(この記事をアップした日に読んでくれている人にとっては)今日から2月だ、如月だ、ふぇぶらりぃだ。
 私の誕生月だ。
 誕生石はアメジスト、誕生花はアネモネ(花言葉は明日の希望)、誕生鳥はオウム。

MurasakiSuisyou

 年金の請求手続きの予約をしなければ……

 もう2月になったというのに、11月20日にハチに刺されたところは、腫れはひき痛みもほとんどなくなったものの、でも円で囲ったあたりにときおり皮膚がつったような感覚があり、痛みも走る。軽く押しても痛い。だからといって強く押したらもっと痛いかというと、軽く押したときと変わらない。

20250129Hand

 蜂毒ってまったくもって怖いものだといまでは思っている。いや、本当に蜂だったのだろうか?私に恨みを持つ何者かが毒薬を注射したとか……。
 確かに蜂が一匹、なぜか家の中を飛んでいた。私はそれを叩き落とした。
 が、それは蜂に刺されたと思わせるために、誰かが放ったものだったかもしれない。事実は中居問題より奇なり、だ。

♪ 今日の一曲 ♪
 ドビュッシー(Claude-Achille Debussy 1862-1918 フランス)の「雪の上の足あと(Des pas sur la neige)」。
 ピアノ曲「前奏曲集第1集(Preludes 1)」(全12曲。1909-10)の第6曲。

c600ef49.jpg



47年ぶりに『国鉄コンテナ』を再購入

  懐かしい『戸口から戸口へ』
 お孫ちゃん(兄)が列車好きで、そのなかでも特急「ライラック」がいちばん好きなのだが、「ライラック」以外の電車特急とディーゼル特急ももちろん大好き。そしてまた、江別に遊びに来たときに何度か見かけた貨物列車も好きになりつつある。

20231218JR

 そんなお孫ちゃんが正月に遊びに来たときに、挽き肉ならぬコンテナトレーラーのトミカを LAWSON で買ったことを報告したが、そのときに私は、お孫ちゃんにさらに一層ご愛顧いただけるように「おじいちゃんがこんどコンテナの貨物列車を買ってあげるね」と言ってしまった。
 約束したからには守らなければならない。

 ということで、KATO(積水金属)の N ゲージの国鉄時代の『コキ10000』と『コキフ10000』をヨドバシ.com で1両ずつ買った。

20250113KATO1

20250113KATO2

20250113KATO3

20250113KATO4

 知りたくないかもしれないが、記号のコはコンテナ車のこと。キは積載重量が25トン以上ということである。フは緩急車(車掌室があり、ブレーキをかける装置が備わっている)を意味する。

 実はこのコキフ10000の模型を、私は高校3年生のときに西友西野店の3階のおもちゃ売り場で買ったことがある。当時、私は N ゲージをかじりかけたのだ(模型を噛んだという意味ではない)。そのときに買った車両の一つにコキフ10000があった。
 その模型は、いまではまったく交流も付き合いもない、いや、どこに住んでいるかも知らない親戚の子にあげてしまったが、今回同じものを再び買うことになるとは。
 歴史は繰り返す……

 次にお孫ちゃんが来たときに、連結ごっこをして遊ぶのがとても楽しみだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の「国鉄」組曲(1954,'61,'66)。

3a83abb5.jpg


新春のお慶びを申し上げます。朝から酒?いえいえ、私は飲みません

20250101Nenga2

95歳の意気込みに負けず、私も雪かきに耐える心身を鍛えたいが……

  憧れの高級品を1万円で!
 12月11日の北海道新聞に全面広告が載った。

 保科有里が社長に向かって値下げ交渉(というか甘えた声で懇願)する様子は、多くの日本国民の知るところだが(そんなに認知度が高いということはすごいことだ)、今回の広告には橋幸夫が現われ「すごいぞ!!」と称賛している(橋幸夫は夢グループ所属のアーティストである)。

 すごいのは何か?
 夢グループのロゴ-実にたくましい書体で迫力がある-がしっかりと書かれた「高級5枚刃電動シェーバー」である。

20241211YumeGroupAd1

20241211YumeGroupAd2


 どこで製造しているのだろう。
 この広告を見る分にはわからない。
 いや、あくまで「夢グループ」製なのだ。夢を破るようなことを考えてはいけないのだろう。

 洗面台の鏡に映る「夢グループ」のロゴを目にしながら、「すばらしい切れ味だ。私は何と良い買い物をしたのだろう」と、毎日朝からご満悦になれるのかもしれない。

 私?
 いま使ってる Panasonic の3枚刃のシェーバーで特に支障ないので、今回は購入を見送ることにする(ここでいったんブラウンの製品に替えたが、現在はまたパナソニックに戻って使っている。復活させた理由は特にないんだけど)。
 なお、12月15日にも夢グループの大判のチラシが新聞に折り込まれていた。

 北海道新聞の紙面からもう一つ。
 これは2カ月ほど前に掲載された読者からの投稿。

 3日前に、今シーズン初めての本格的な雪かきをした私だが(蜂に刺された手の痛みがかなり無くなってよかった。そうでなければ雪かきもままならなかっただろう)、この先、雪かきがめんどくさいと感じたときには、これを読んで「よし、負けるものか!」と発奮材料にしようと思っている。

20241012Doshin

 でも、先週の金曜日に2時間、土曜日に1時間半と30分(2回出動)の雪かきと30メートルほど離れた空き地への雪運びをして、早くも体にこたえてきている私である。

♪ 今日の一曲 ♪
 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の歌劇「青ひげ公の城(A kekszakallu herceg vara/Duke Bluebeard's castle)」Op.11,Sz.48(1911/改訂'12,'18)。

f687003f.jpg



昨日をもってあの3便のバスは廃止、そして明日からはこのダイヤ

  ダイヤ改正日だけど、本日は影響なし
 江別を走るジェイ・アール北海道バスの路線のうち、「ゆめみ野線」の上江別公園 → 新札幌駅 の3便(新札幌駅行きはこの3本しかない)が廃止されるということをここに書いたが、昨日11月30日をもって予告通り運行を終了した(はずだ)。

20241127BusStop1

20241127BusStop2

20241127BusStop3

 そして、明日からはこのような運行ダイヤとなる。

 えっ?今日12月1日からじゃないのかって?

 ええ。もともと日曜祝日は1本も走ってないものですから……

20241127BusStop4

20241127BusStop5

 余談だが、ジェイ・アール北海道バスの行き先表記は「新札幌駅」だが、夕鉄バスは「新さっぽろ駅前」である。

♪ 今日の一曲 ♪
 A.ラビツキー(August Labitzky 1832-1903 チェコ)の「アルプスのおとめの夢(Der Traum der Sennerin)」Op.45。

cea6eae1.jpg



ちゃんと自立していないやつはお呼びじゃない!←TVスタンド狂騒曲

  きっかけはブルーレイレコーダーの老衰
 わが家のリビングに置いているテレビ。

 買い換えたときに、テレビ台はそれまでのものをそのまま使い続けようと思い、実際それを使っていたのだが、やっぱりけっこう場所をとるし、むかしっぽさを強く感じるようになった。

 テレビを買い換えたのはテレビが壊れたからではなく、ブルーレイレコーダーが壊れたから。
 私は テレビの番組を録画することはめったにないし-お孫ちゃんが来たときのためにアンパンマンやちびまる子ちゃん、(終わってしまったがアニメの)はたらく細胞を1話ずつ残しておく程度だ-DVD もブルーレイディスクも観ることはほとんどない。

 しかし、妻はレコーダーのハードディスクがいっぱいになるまで録画をため込んでいるし、ディスクもよく再生して観ている。
 ブルーレイレコーダーが壊れたのも、妻がサザンオールスターズの MV のディスクを観ている時で、映像が飛んだり、同じトラックのところで繰り返しループするようになった。

 憤った妻はレコーダーを買うために私を誘って家電量販店に行った。
 と、たまたまその日やっていたのが SONY フェア。「いまこのテレビを買うと、ブルーレイレコーダーが実質ゼロ円で買えるくらいお値引きしています」という言葉に、「いや、でも今年は何かと出費がかさんでるしなぁ」と夫婦2人で大いに悩んだものの、ご親切に過去の購入履歴を調べていただいたところ、いま使っているテレビもレコーダーもテレビ台も14年前に買ったものだということがわかり-つまりセットで同時購入。それにしても、なんて長持ちなんでしょう!-、これじゃあテレビだって近いうちに寿命を迎えるのは間違いないだろうってことで、レコーダーと一緒にテレビも買い換えることにしたのだった。

 で、その新しいテレビが14年前製のテレビ台に載せられるサイズだったので、テレビ台はそのまま使い続けることにしたのだ(よく言えば、節約できるところは節約するという美しい行為だが、考えようによってはこういうところが潔さの悪い貧乏人根性ってことになる)。
 しかし、テレビとレコーダーが替わると、最初に書いたようにテレビ台からは古さオーラがビンビン放たれるし、経年による変色も目立つ。そしてまた、台の棚に何かとモノを入れすぎてしまうし、そのせいで掃除しにくくなって、長年のほこりがこびりつくように蓄積している。

 ということで、テレビスタンドを買いに、先月の某土曜日、家電量販店に行った。

  壁際に置かれずに展示されていた壁寄せタイプ
 最初に見たテレビスタンドは、価格的にも大きさ的にも手ごろだと思ったが、対応してくれた店員が「これは高さ調節ができない」と言う。画面の中心の高さが、ソファに座って観たときにちょうど目線に合うのが望ましい。で、他にもいろいろ聞いたが、この店員さん、いろいろマニアックなことを言ってはいるが、あまりこっちの相談には乗ってくれようとしない。売る気がないのかなって感じ。いや、いま思えば、テレビスタンド事情には詳しくなかったんだろう。

 ということで、いったんちょっと売り場を離れ、あらためて別な店員さんに聞いてみた。
 現状の写真を見せ(実際に見せた写真には各寸法を記入した)、「部屋のコーナーに置きたいのですが、テレビの高さも調節できるスタンドはありますか?」と、SONY のブラビアに合うスタンドについて相談した。

202410TV

 タイメッツの KF-650というスタンドが展示されており、また、ウチと同じテレビも近くに展示されていて、店員さんは何度もテレビとスタンドの間を行き来してメジャーで取り付け位置を測って確かめてくれて、「このスタンドで大丈夫です」ということになり、これに決め数日後に配送、組み立て、設置してもらうことにした。

202410TIMEZ1

  不適格であるという大問題が発生
 ところが家に帰ってあらためてカタログを見ると、この KF-650は『壁寄せスタンド』であり、なんと「※必ず壁に寄せて設置してください」と書かれているではないか!

 店員さんは高さ調整の範囲を確かめることに集中したあまり、「テレビはリビングのコーナーに置きます。だってそんな広い壁面、ウチにはないもん」と伝えたことを失念してしまったのだろう。
 いや、もしかすると、テレビスタンドについて詳しい店員さんはあまりいないのかもしれない。スタンドは家電製品ではなくどちらかといえば家具なわけだし、店内に展示されているスタンド類も、ほとんどが壁に寄せて置かれているわけではないから。
 そして私も、家に帰ってカタログを見返すまで、スタンドに壁寄せスタンドと置き場所を選ばない自立スタンドがあるとは知らなかった。

 でも、知ってしまった以上、必ず壁に寄せろと警告されているスタンドを、いやいや大丈夫だろうと部屋のコーナーに置く勇気も無謀さも私には備わっていない。お孫ちゃんが遊びに来たときに倒れてきたらたいへんだ。私がテレビの前で腕立て伏せをしているときに倒れてきたら、腹ばいのまま下敷きになって長時間にわたって動けないかもしれない。
 どーしよう、どーしよう。夕食も喉に通らない。ハイボールの杯数だけが進む。

 翌日、店に行って、昨日の店員を探し、昨日買ったのは壁寄せスタンドでウチは部屋のコーナーに置くのでそれではだめで、だから自立スタンドでなきゃ危ないわけで、このカタログにある KF-750 に交換したいのです」と、自立できない迷える子羊のように懇願した。

 自分で前日の夜に調べたところ、その KF-750はテレビの画面センターの高さが床から81センチから95センチまで調整できることもわかっていた(妻の希望は90)。

202410TIMEZ2


 店員は「そうでしたか」と言った。やっぱりコーナー設置のことは頭から抜けてしまっていたようだ。あるいは、やっぱり壁寄せと自立について、あまり深く考えてなかったのだろうか?(たいして驚きもしなかったので)。そして、「その商品も在庫あります。展示もしてます」という。

 なんと、展示品を見せてくれたら、その機種は前日の最初に応対してくれた店員が「高さ調節ができない」と言った、最初に見たスタンドだった。

 やれやれ。う、そ、つ、き……

 高さ調節ができるとわかっていたら、別なスタンドを細かく測ってもらってばっちりですねと笑顔で購入、クレカで1回払い、したと思いきや、私が選択すべきものは寄りかかるやつではなく自立したやつだという重大な事実が判明して眠れぬ夜を過ごし、翌日焦りと不安のなか店に乱入、いや、速足で入店し、あの人はどこ?と前日の店員を探し当て、「あれはだめです。倒れる恐れがあります。そしたら下敷きになるかもしれません。だから機種変させて」と別な機種に変更し、ストレスのために一晩のうちにあっというまに口角炎まで発症させる必要はなくて済んだのに……

 まあ、とにかく、テレビは無事スタンドに取り付けられ、それはリビングのコーナーに適切な高さで設置されたのだった。

202410TVstand

 ところで壊れたブルーレイレコーダーのハードディスクに残された、妻が大切だと言っていた数々の録画した番組。ディスクにダビングしようとしてもディスク自体を認識しないわけで、救出不可能。
 妻が気の毒である。50枚入りの録画用 BD-R まで買って準備していたというのに……

♪ 今日の一曲 ♪
 伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)のヴァイオリンと管絃楽のための協奏風狂詩曲(Rapsodia concertante per Violino et Orchestra.ヴァイオリン協奏曲第1番)(1948/改訂'71)。

IfukubeSymphonyConcertante



砂嵐の向こう側で行なわれていた行為はどんなものだったのだろう?

  廃止されるのは3便だけ
 10月22日付けの北海道新聞の記事を見て、驚きのあまり朝食の雑煮のもちをのどに詰まらせそうになった人もいるだろう。それぐらい衝撃的だった。
 12月1日のジェー・アール北海道バスのダイヤ改正で「ゆめみ野線」が廃止になると書かれていたからだ。

20241022Doshin

 正月にはまだ早いので、朝から雑煮を食べている住民がおそらく皆無だったのが不幸中の幸いだったと言えるだろう。もちろん、私も雑煮は食べていなかった。前日の夕食で残ったご飯でお粥を作って食べていた。熱いことさえ気をつければ、のどに詰まることはないメニューだ。

 廃止の理由は運転手不足だという。利用客が少ないことへの報復措置でなかったことが何よりである。
 しかも、廃止されるのは 上江別公園→新札幌の路線(朝に3便だけ運行)であり、上江別公園→江別駅前は残るようだ。おそらくは上江別公園→市立病院前→上江別公園の循環便も残るのではないか?

20241101JRHバス時刻表

 いずれにしても、詳しい発表が待たれる。

 ところで「ゆめみ野線」の「ゆめみ野南町」バス停(住所としては上江別南町になると思う)の近くに、ホワイト急便がある。クリーニング店だ。横の壁には『せん♡たくやくん』というキャラと文字が描かれている。

202310BusMapEbetsu

202410Sentaku

 これを見て、私と同じの世代なら往年の名作とされる裏ビデオの「洗濯屋ケンちゃん」を想起しない人はいないのではなかろうか?

 私も自分でVHS のビデオデッキを2台買ったとき、誰から借りたかまったく記憶にないが、孫の孫のそのまた孫の孫のさらなる孫の孫くらいにわたってダビングが繰り返されていた「洗濯屋ケンちゃん」のテープを手にした。映像が乱れ何が写っているのかさえよくわからなくなっているこのテープを、さらにダビングして自分の所有物とし、そのますますもって砂の嵐のようになった画面を、それでもワクワクドキドキしながら観たものだ。

 だが、観たというそのことだけの記憶はあるが、恐ろしく画像が悪いこともあって、ケンちゃんがどんな人で、どんな女優がどんな『パフォーマンス』をしていたのか、さっぱり覚えていない。
 ストーリー?それは最初からどうでもよかった。

 ※ 11月4日、追加掲載 ↓

20241103BusStop

♪ 今日の一曲 ♪
 グローフェ(Ferde Grofe 1892-1972 アメリカ)の組曲「デス・ヴァレー組曲(Death Valley suite)」(1949.全4曲)から第4曲「砂嵐(Sand Storm)」。

f8ba03a5.jpg


値上げ幅40円……お出かけを控えるほどではないビミョーな数値

  札幌に行くのは控えよう、ってほどではなく
 来年の春に JR 北海道の運賃が改定される。
 いったい、江別から札幌に行くのに、いくらになるのか?
 とても気になり憂うつな日々を送ってきたところだ。

 先日、江別駅に『運賃改定のお知らせ』というパンフレットが置いてあった。いつから置いてあったのか知らないが、私としては、秘密のベールに包まれた改定額をこれで初めて知ることができた。

202410JRneage1

202410JRneage2

 江別⇔札幌は、現行の540円から40円上がって580円。7.4%の値上げだ。
 前回の90円アップという庶民一揆を起こしたくなるような大幅値上げではなく、かなりほっとした。
 ほっとしたが、もちろん高いことは高い。
 でも、退職後、入れ歯が壊れたがかかりつけの札幌の歯科医院に行くのはあきらめて、歯ぐきを鍛錬して噛もうなんて覚悟をするほどの上げ幅ではない。
 札幌はあまりにも遠いと思わせるほどの運賃ではないのだ。
 このへんの JR のさじ加減は巧みと言うべきか?

20241009JR721

 それにしても、なんでもかんでも上がって、でも年金額はわずかで、ロクな老後にならないことは間違いない。

  いつ?と聞かれても……
 老後といえば、10月2日付け北海道新聞に悩める95歳の投稿が載っていた。
 95年間ずっとモヤモヤを抱えていて気の毒である。

20241002Doshin

 そういえば、伊福部昭の生年月日は、戸籍上では1914(大正3)年3月5日だが、実際の誕生日は5月31日である。父・利三が昭を1年早く小学校に入学させるたっめに早生まれにしたのだった(⇒こちらの記事をご参照願います)。

♪ 今日の一曲 ♪
 ラヴェル(Maurice Ravel 1875-1937 フランス)の弦楽四重奏曲ヘ長調(1902-03)。

DebussySQ_KOdalyQ


ええ、正価で買ったんです。この目覚まし時計

  電池交換は当社お客様相談室にご相談を
 数日前、デジタル目覚まし時計の表示が完全にイッてしまっていた。
 24年に買った CITIZEN のものだ。

20240924Clock

 24年といっても、今年の2024年ではない。平成24年こと西暦2012年だ。
 帯広に転勤になって、藤丸百貨店の中に入っていた「石岡時計店」で買った。

202409024ClockTorisetsu1

 石岡時計店は帯広に本社がある道東地方に店舗展開している時計や宝石の店。
 まったくもって安売りなどせず、定価販売(の印象が私には強い)。本来ならヨドバシとかで買うところだが、このときは転勤してすぐにお寝坊して遅刻したらたいへんと、3,000円か4,000円払って買った。へえ、このシチズンの時計の発売元ってリズム時計(株)なんだ、といまさらながらに知る。

 石岡時計店に限らないが、東急や大丸などの百貨店で正価で売られている腕時計などを買う人ってどれくらいいるのだろう。札幌東急百貨店の場合なら、いまや同じ建物内にビックカメラがあるわけだし。私には世の中のからくりがよくわからん。

 イッてしまった目覚まし時計だが、上部に太陽電池がついている。明るい場所ではこの太陽電池を電源とし、暗いところではリチウム電池で動く仕組みだ。なので、しばらくお天道様に時計を当てて充電するか、あるいはリチウム電池を交換すればよいと思った。

 ところが、いざ説明書を読むと、

 ・ 光発電による内蔵電池への充電は行ないません
 ・ 内蔵電池の交換は素人が行なうな

と書いてあり、内蔵電池の寿命は6年以上ということだった。やれやれ、12年ももったってことか。逆によく頑張ってくれたってことだ。

  ヨドバシあるある!
 火曜日に、外勤ついでにヨドバシカメラ(マルチメディア札幌)に行った。
 コンパクトながらも情報量が多い CASIO のデジタル目覚まし時計が私の目をひいた。

20240924Yodobashi

 どの色にしようかなぁ……。歳もとってきたので周囲の雰囲気だけでも明るくするのにピンクなんかにしちゃおうかなぁ。そんなふうに迷っているときに、ふと「待てよ。一応、ドットコムでの値段も調べてみよう」と、その場でスマホで調べてみた。
 すると、ヨドバシ.com での価格は、ホワイトが店頭価格と同じ2,170円だがピンクとブルーは1,900円。シルバーにいたっては1,500円ではないか!となれば、歳に関係なくシルバーだ。いや、歳だからシルバーだ。

20240925CASIOclock

 店頭価格と .com の価格が違うのは「ヨドバシ、あるある」なのだが、シルバーをレジに持って行けば自動的に1,500円という価格になるのか、それともそうでないのかはわからない。近くに店員さんがいたら尋ねるところだが、あいにく他の接客で私の安っぽい悩みについて相談に乗ってくれそうにない。本来なら配送による地球環境への影響を抑えるため、ここの店頭で買いたいところだが、いったん会社に戻ることにした。

 そして、会社で仕事の合間を縫って-いや合間を縫うほど仕事はないのだが-昼前にシルバーをヨドバシ.comで注文。翌日の午前中には(在宅勤務中の)私の元に届いた。

20240925CasioMezamashi

 いつもセットした時間に目覚まし時計が鳴る前に目が覚める私だが、やっぱり目覚まし時計がないと不安。これで数日間抱えていた不安が解消された。

 なお、力尽きた目覚まし時計の方は、私によって背面4カ所のビスを外され、なかから電池を取り出され、先週の「燃やせないゴミ」の収集日に出された(電池は本日の「危険ゴミ」)。

♪ 今日の一曲 ♪
 J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「目覚めよ,と呼ぶ声あり(Wachet auf, ruft uns die Stimme)」BWV.645。
 オルガン曲「さまざまな手法による6つのコラール(6 Chorale von verschiedener Art)(シュープラー・コラール集 Schubler-Chorale)」BWV.645-650(1748/49刊)の第1曲。

BachOrgRichiter


意味はないが励みになるかも
最新とは言い難いコメント
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

お暇ならメッセージでも

名前
メール
本文
このブログの浮き沈み状況
本日もようこそ!
ご来訪、まことにありがとうございます。

PVアクセスランキング にほんブログ村
サイト内検索
楽天市場(広告)
月別アーカイブ
タグクラウド
タグ絞り込み検索
読者登録
LINE読者登録QRコード
QRコード
QRコード
ささやかなお願い
 当ブログの記事へのリンクはフリーです。 なお、当ブログの記事の一部を別のブログで引用する場合には出典元を記していただくようお願いいたします。 また、MUUSANの許可なく記事内のコンテンツ(写真・本文)を転載・複製することはかたくお断り申し上げます。

 © 2007 「読後充実度 84ppm のお話」
  • ライブドアブログ