いけない指のせいで……
ニコンのコンデジがワケのわからない故障を起こし、ペンタックスの一眼レフが黒死病を発症してからというもの、不本意ながら写真を撮るときはスマホのカメラを使うことが多い。不本意ながらというのは、スマホのカメラはシャッターボタンを押してから実際にシャッターが切れるまでタイムラグがあることと、被写界深度が浅いのが気に入らないからだ。
新しいコンパクトデジタルカメラが欲しいところだが、なんでこんなに高いの?ってくらい、コンデジの価格が上がっていて、ヨドバシでも試しに手に取ることさえできない(どーせ買えないから)。
もっとも、私が撮るのはお孫ちゃんの写真かブログ用の写真。動きが早いお孫ちゃんの場合は、何十回となくグリーンボタンを押して一時的に黒死病から回復させた PENTAX 機を使うことが多いので、もっぱらスマホのカメラを使うのはブログ用の写真撮影のためってことになる。
スマホで撮った写真はメールに添付してパソコンに送り、トリミングや明るさ調整、色調整をして使う。ここで使うメールソフトは Gmail である(なお、私は「Google フォト」のバックアップは OFF にしてある。でないと、通信量が勢いよく増える)。
「Google フォト」で送りたい写真を選び、『共有』をタップ。さらに『Gmail』をタップするのだが、先日私の指が私の意に反して勝手に『Gmail』アイコンの隣の『保存』をタップしてしまった。
はっきり言って、私はむかしの思考回路から脱却できずにいる人間だ。だから、クラウドだか何だか知らないが、そこに保管するのには何か危険が潜んでいるようで、忌み嫌っている。
なのに、いけない指のせいで、ラーメンや弁当の写真が『雲』に保存されてしまったのだ。実際、その写真には『雲』のマークが表示されている。
なんとか消さなければ。
私は、まるで自分の全裸の写真が流出してしまったかのような焦りを覚えた。
そして調べた結果、以下の方法で『保存先』の写真を削除できることがわかった。
「Google フォト」のバックアップを OFF にする。
↓
「Chrome」ブラウザで "https://photos.google.com/login" にアクセスし、ログインする。
これで「Google フォト」の『WEB版』画面になる。
↓
削除したい画像を削除する。
以上。
これで、もしかすると誰かに勝手に共有される可能性がゼロとは言えなくもない、クラウド上の『My Photo』を削除することができた。
♪ 今日の一曲 ♪
メンデルスゾーン(Felix Mendelssohn-Bartholdy 1809-47 ドイツ)の「浮雲(The fleecy cloud)」Op.53-2。
ピアノのための「無言歌集第4巻(Lieder ohne Worte Heft 4)」Op.53(全6曲。1841刊)の第2曲。
メンデルスゾーン(Felix Mendelssohn-Bartholdy 1809-47 ドイツ)の「浮雲(The fleecy cloud)」Op.53-2。
ピアノのための「無言歌集第4巻(Lieder ohne Worte Heft 4)」Op.53(全6曲。1841刊)の第2曲。