私は車でソニーのポータブル・カーナビを使っている。
nav-uという商品だ。
ダッシュボードにクレードルというナビ本体を保持する台を吸盤で装着しているのだが、これからの季節、特に屋外に駐車して車内が高温になると、吸盤が熱でへなへなになるせいか、外れやすくなってしまう。
困ったことだ。
そんな折、たまたま、どこのソニーかわからないが、自称ソニー関係者(というよりも、「ワタクシがソニーそのものです」って感じだが)からメールが届いた。
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ポイントなんて要らんから、吸盤に関する私の悩みを取り除いてくれ。
カーナビそのものは、なかなかの優れものなんだし。
吸着力が落ちて、断頭台で斬り落とされた首のように、いきなりガタンとクレードルごと倒れる姿は見たくない。 ということで、プレートルに話題を移す。
プレートル指揮ウィーン交響楽団によるベルリオーズ(Hector Berlioz 1803-69 フランス)の「幻想交響曲(Symphonie fantastique)」Op.14(1830/'31改訂)。
1985年の録音。
“WARNER×TOWER RECORDS Detour Collection”の1枚(もともとのレーベルはテルデック)。
CDの帯によると、この録音は「発売されてすぐに日本での発売元が変わったことに起因してか、ほとんど流通しなかったレア盤と言われています。その後国内では1993年に再発売されましたがジャケットが統一デザインになったこともあり、この初出時のジャケットは特に貴重でした」という、不幸な運命を背負ってきたようだ。
プレートルという指揮者、名前はけっこう昔から知っているのだが、意外とその演奏は聴いたことがない。私が聴いたことがあるのはサン=サーンスやプーランクの何曲かだけだ。
さて、プレートルの「幻想」では1969年にボストン交響楽団と録音した演奏が、なかなか評価が高いようだ(私は未聴)。
1985年のこのウィーン交響楽団との「幻想」は、ボストン響との演奏に比べアグレッシヴさが抑えられているらしい。そしてまた、この演奏もなかなか評判は悪くないようだ。
録音は良いし、力演。
ただ、私の心には迫ってこない。パワーもあるのだが、どこかよそよそしく響く。全体を通してテンポは速めで、この作品の標題がもつ恨みつらみとか愛と憎しみのような情感は希薄。
あっ、そうか!標題音楽としてではなく、純音楽として聴けばいいんだ。
なかなかそういうふうに気持ちは切り替えられないけど…… 第1楽章提示部の反復なし。第2楽章のコルネットの助奏なし。第4楽章の反復もなし。
鐘はステージ奥の彼方から聴こえてくる。
“怒りの日”のテューバはもっと力強く吹いてほしいところだ。
純粋に交響曲作品として、良い音でそこそこな迫力を楽しみたい人には向いてるのかな?
さて、その後のアボガドだが、こんなに根が伸びた。
で、この写真撮影後、土に植え替えた。
スパムメール
先週は連日遅くまでお酒を飲んでしまった。
“金杯の酒はわれらをいざなえど~(Schon winkt der Wein im gold'nen Pokale,~)”の歌詞で始まるのはマーラーの「大地の歌」だが、さすがに続くと「もういざなわないで」っていう、見方によっては贅沢な悩みをもってしまう。
でも、そう思いつつも飲み始めると、前向きな気持ちに切り替わっちゃうから困ったものだ。
今日は札幌で会議があるが、時間の合間を見て行きつけの、いや、かかりつけの病院に定期健診(血液検査)と薬を出してもらいに行く。
結果がどのようなものになるか、私はちょっぴり恐れている。
さて、マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「大地の歌(Das Lied von der Erde)」(1908-09)。
今日は、この世にCDが生まれる前の時代に、私がLPでよく聴いていたクレツキ指揮フィルハーモニア管弦楽団による演奏を。
独唱は男2名の態勢。つまり、テノールとバリトンを起用している。
その2人はテノールがディッキー、バリトンがF=ディースカウ(F=ディースカウの表記がでかすぎね?)。
このLPを買った店は、確か西友西野店(現在ある西町店ではない)のなかに入っていた、ミュージックショップ国原だったはず。
出だしから荒波が襲ってくるかのよう。この演奏、全体にシャープでかっちりしている。
感情の起伏がウネウネあるわけではない。あれこれいじくり回さない、ストレート・タイプ。
かといって淡白では決してない。特に終楽章は気丈なまでに覚悟を決めて別れの寂しさを表現しているように聴こえる。
その終楽章。ここでは、陽が沈み、銀の小舟のような月が天に昇る、といった内容の歌詞もあるが、うん、“暮れ、月”かいな、と非常にバカなことを考えてしまった。
終楽章の、F=ディースカウの歌唱が特にいい。
1959録音。EMI。
淡白といえば、こういうメールが。
……もちろん最初は肉体関係のみの淡白な関係でも良いと思っています。私の願望はそこでもありますから。
でもそこからもっと親密な関係になることができるのであればそれに越したことはないですよね。だから、まずは肉体関係のみのお付き合いでも構わないと考えています。もちろん、実際にどうするかどうかは会ってから判断して下さって構いません。
会うだけで【5000万】は確約しますし、仮にもし私が会ったのに5000万を渡さなかったなんて事があった場合には訴えて頂いても構いません。
その位本気ですので、是非前向きに考えて頂けませんか?
肉体関係が淡白と言われる時代になったの?
ねえねえ、いつから?
と言いながら、今日の朝食は蛋白質より炭水化物が明らかに多い私。
また引っかかるな。検査に。
昨日の土曜日は札幌でも運動会という小学校が多かったようだ。
同僚の札幌からの単身赴任者のうち、子どもが小学生で昨日が運動会という人も何人かいたようだ。幸い天気が良かったようで何よりであった。
そういう昨日の私は、あるイベントがあって片道100kmほどの町に出かけた。
イベントでは料理やアルコール類も用意されていたが、車を運転していったので残念ながら飲めなかった。たらふく食べたけど。
そして今日はこれからJRに乗って“帰省”。
というのも、明日札幌で会議があるためだが、朝いちばんの列車で帰るのにはワケがある。いや、なんのことはない。またまた、体をボロボロにしながら庭いじりをするためである。
世の中、重い気分で今日の日曜日を迎えている人もいる。
たぶんたくさんいるだろうし、その理由は千差万別に違いない。
例えば智子さんは、こういうメールを送ってきた。
寂しい女なんです…
誰かに見られるわけでもないのに勝負下着でいるだなんて。
本当だったらベージュの質素な下着で過ごすんですけど日曜日って事でなんだか心のどこかで特別優遇ゲストさんと会えるんじゃないかっていう期待を持ってるんです。
さすがに今からじゃ遅いですよね?
勝負下着って相撲力士の本場所用のまわしのことじゃないの?知らんかった。
そしてまた、ベージュの質素な下着っていうのが笑える。
今からじゃ遅いも何も、あんた誰?という根本的な問題が立ちはだかっているし、特別優遇ゲストさんってアタシ?
まあ大したアドバイスはできないけど、その勝負下着を着用してパチンコ勝負でもしてきたらいいんじゃない?うまくいけばチンコをゲットできるかもしれないし。
いかんいかん、私らしくなく下品になってしまった。
にしても、こんな朝早くから勝負下着で、しかも「今からじゃ遅い」ときたもんだ。「禿山の一夜」の怪物のごとく、夜行性なのだろうか?
話題を変えよう。
運動会といえば行進曲がつきものである。
そこで今日は、演奏良し選曲良しのCDを。
バーンスタインがニューヨーク・フィルを振った行進曲集。
アルバムのタイトルは「星条旗よ永遠なれ~マーチ名曲集」。しかしながら、その「星条旗よ永遠なれ」を書いた行進曲王スーザの作品は5曲しか収められていない。
私がこのCDを気に入ってる最大の理由は、意外ときちんとした演奏を聴く機会が少ないツィンマーマン(または、ジンマーマン。Charles A. Zimmerman 1861-1916 アメリカ)の行進曲「錨を上げて(Anchors Aweigh)」(1907)が収められているからだ。
ツィンマーマンは海軍兵学校のバンドマスターを務めた人で、「錨を上げて」は兵学校の卒業式の行進曲として作曲された。のちにこの曲にA.マイルズとR.ラヴェルの歌詞が付け加えられ、1935年には海軍の正式軍歌となった。
この録音の演奏、もともとそういうフレーズがあるのかアレンジによるものなのかわからないが(私は他の演奏で耳にしたことがない)、木管が上下行するメロディーが印象的。
また、このCDにはバーグレイ(Edwin Bagley 1857-1922 アメリカ)の行進曲「国民の象徴(National Emblem)」(1906)も収められているが、この曲も私が好きな1曲。アメリカ国歌「星条旗」のメロディーが使われている。
CDに収録された作品は全部で20曲。
オリジナルがウィンド・オーケストラ用の作品だけでなく、例えばベルリオーズの「ラコッツィー行進曲」やワーグナーの「タンホイザー」の大行進曲なども収められている。
録音は1965年から1970年にかけて。
ソニークラシカル。
ビンビンビンビンというハープのリズム……
このメールを読んだとき、それが頭に浮かんだ。
あら♪股間のアンテナがビンビンになってますね?(笑)私の電波、受信してくれてます?
+相 手+
マイコ(ド×モショップ店員)
うふふ……
どんなアンテナかな?
パラボラかな?それともループアンテナかな?
いやいや、やっぱりビュンビュンビュンって引っ張ると伸びる、タケノコみたいなやつですよね?ロッドアンテナって言いましたっけ?
……あー、アホくさい。
でも、このメールの発想、嫌いではないな。
バルトーク(Bartok Bela 1881-1945 ハンガリー)のヴァイオリン協奏曲第2番Sz.112(1937-38)。私はハンガリー的というのがどういうものか知らないが、でもこの曲はハンガリー的なんだろうなと思う。他のバルトークの作品同様、このようなメロディーと響きの曲はバルトーク以外には書けないと思う。
バルトークは2つのヴァイオリン協奏曲を残している。
この第2番が発表されたときはしかし、これが唯一のヴァイオリン協奏曲と思われていた。その前に書かれたコンチェルトの存在をバルトークは明らかにしなかったためだ。
バルトークの死後、先に書かれていたコンチェルトが発見された。そのためそれを第1番(Sz.36)とし、唯一と思われていた1938年の作品に第2番という番号が付けられた。
なぜ第1番があることをバルトークは隠していたのか。そのことについてはこちらをご覧いただきたい。
このコンチェルトの作曲を依頼したヴァイオリニストのセーケイによると、バルトークは当初、単一楽章の変奏曲形式の協奏的作品を構想したらしい。しかし、セーケイが伝統的な3楽章から成る協奏曲を希望したために、折衷案として3楽章構成だが第2楽章は変奏曲、また第3楽章にも第1楽章の変奏を織り込んだ。
最初に書いたように、冒頭はハープによるビョンビョンビョンビョンという和音で始まる。人によってはビンビンビンビンと聞こえなくもないだろうが、そこはスパムメールに合わせるために強引に書いたまでだ。
この曲の土俗感と、それに矛盾するような洗練された色彩感、特有の間合い。アンバランスなようでバランスがとれている。不思議だ。
聴きやすい曲かと言われれば、そりゃチャイコフスキーやメンデルスゾーンなどのヴァイオリン協奏曲に比べれば、そこは負ける。が、素朴な民族が都会にやって来て、近代的生活をしているような雰囲気に魅せられる。
私の場合、この曲を知った当初は、なんだかまとまりが無いようであまり好きになれなかった。が、印象に残るフレーズがいくつもあった。そうしているうちに今ではビンビンにぜーんぶ好きになってしまったわけ。まとまりがないんじゃなくて、多彩だったってわけ。
多彩って書くと、“多崎つくる”が頭に浮かぶな……
チョン・キョン・ファの独奏、ラトル指揮バーミンガム市交響楽団による、ビンビンした演奏を。
1990録音。EMI。
購買意欲をそそる、とは到底思えない(私としては)広告メールが届いた。
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あーだこーだ突っ込んだところで、しょうがないのはわかっているです。だから今回は我慢することができます。にしても、ひどすぎです、日本語は。いい加減です、タイトルの体裁は。
目指すは日本通販?日本を売るのですか?税関通らんでしょ、それは。何度やっても。
このメール、どこの国から送られてきているのか知らないが、中国っぽいな。誤解だったらすまんけど。
チェレプニン(Alexander Nikolayevich Tcherepnin 1899-1977 ロシア→アメリカ)の交響曲第3番嬰へ長調Op.83(1952)。「中国交響曲(Chinese symphony)」と呼ばれることがある作品だ。
チェレプニンは伊福部昭の師として名が知られている(伊福部昭のファンには)が、1934年から'37年に日本や中国を訪問、若手作曲家の指導を行なった。日本では伊福部のほか、早坂文雄などが師事した。
またチェレプニン賞という作曲における賞を創設、伊福部昭の「日本狂詩曲」がこれを受賞した。チェレプニン自身、民謡に目を向け民族主義的作品を書いたのだが、日本の民族主義的音楽の発展にも大きな影響を与えた。
チェレプニンの父・ニコライはリムスキー=コルサコフに師事した作曲家であり、またディアギレフ率いるロシア・バレエ団の指揮者を務めた人物。作曲面ではいくつかのバレエ音楽を残している。
ロシア革命後、チェレプニン(息子の方)はチェレプニン(父親の方)に連れられグルジア経由でパリに亡命、第2次大戦後はアメリカへ渡り市民権を得た。
彼の作風は象さんワォ~ン、いや失礼、増3和音を組み合わせた9音音階や東洋音階などを用いた現代的なものである(と言われる)。
さて、この交響曲第3番。4つの楽章から成るが、交響曲というよりはバレエ音楽のような感じがする作品だ。 バルトークっぽく開始。でも、ほう、確かにそこには中国を思わせるメロディーが。
第2楽章は、なんか嫌なことあったの?ってくらい力がこもっている。
第3楽章は中国の水墨画が目に浮かぶような感じ。
終楽章もやはり中国的というか東洋的だが、終わりは尻切れトンボのよう。
結局、なんだか散漫なまま、うやむやに終わってしまった感はぬぐえない。
風変わりなところに喜びを見いだせないこともないではないが……
ラン・シュイ指揮シンガポール交響楽団による演奏で。
現在は、私が持っている分売の形ではなく、4枚セットの交響曲&ピアノ協奏曲全集として出ている。
ということで、いつまでも睨み合っている日本と中国の関係に、一市民ながら憂慮している昨今である。
ところで、アボガドのタネの水栽培を始めたことを前に書いた。
タネはパックリ割れ芽らしきものが形作られている。そして、ようやっと根が出て来た。
← ほぅら、言わんこっちゃない。
騙された人がいる。
“嵐”のメンバーからメールをやりとりしましょうと誘われ、そのうち出会い系サイトに誘導され、合計で70万円支払ってしまったんだと。
しかもこの女性、30代なんだと(写真の北海道新聞にはそう書いてあるが、テレビのニュースでは38歳と言っていた)。
私のブログのスパムメール・シリーズを読んでいたら、騙されることなんてなかったろうに……。私だってお友だちになりたいって芸能人から誘われたこともあるのだ。あるいは芸能人もどきに……
にしても、70万円も払っちゃうなんて。
若い娘には無理だな。38歳だからこそ払えたのだろう(って、かなり偏った見方)。
きっと、メールが来るたびに興奮し、うっとりとする悦びを感じてたんだろうな……。あぁ、法悦!えくすたしぃ~!
いずれにせよ、私としては同情しないな…… スクリャービン(Alexander Scriabin 1872-1915 ロシア)の交響曲第4番Op.54「法悦の詩(Le Poeme de l'extase/The Poem of Ecstasy)」(1905-08)。
ここでのエクスタシーというのは、性的絶頂だけではなく宗教的な喜びを表している。
オイレンブルクのスコアの解説(ロイド-ジョーンズ氏による。訳は白石美雪)には、
《法悦の詩》に関わっていた時期ですら、スクリャービンは標題をもつ交響作品を自分の哲学的かつ音楽的な理念である「神秘劇」の頂点を創造するための習作とみなしていて、和声としては関わりがあるものの、はるかに抽象的なピアノ作品も同様だった。「神秘劇」は実際、ある種の宗教的かつ芸術的な礼拝で、そこではあらゆる芸術のよく知られた形式が結び付けられて、参加者の感覚すべてにおいて究極の、最終的なエクスタシーを生み出す。悪い運命をもった人類はそのエクスタシーの中で消えてなくなり、より高度で高貴な別のものと取って代わられるだろう。
と書かれているが、わかりにくい文章であることがわかると思う。
編成は巨大で、同スコアでは1ページに収まらず、2ページにわたって印刷されている箇所もある。 スクリャービンはこののち、何とも理解しがたい神秘主義にのめりこんでいくが、神秘主義の作品で使われることになる神秘和音なるものが、ここですでに完成させている。
大きなうねりが何度も押し寄せてくる様子は、まっことエッチくさい。トランペットの活躍も印象的だ。聴いていて、あなたも私も陶酔しちゃうのだ。
今日紹介するのはストコフスキー指揮ヒューストン交響楽団による演奏。
1959年と録音は古く、さすがにこの大編成管弦楽をとらえるのは苦しそう。とはいえ、ストコフスキー、変な気を起こさずに、真摯にこのエロティック音楽に取り組んでいる。
前に紹介したショスタコーヴィチの交響曲第5番とのカップリング。
ウェストミンスター。
昨日は、朝8時からマンションの駐車場でタイヤ交換をした。
終了したのは8:34。
私ととしては非常に満足。1本当たりの所要時間が10分を切ったわけだ。
だからどうしたんだいって話だけどさ。
さて、私のところには昨日、こんなメールが来た。
文中のMUUSANというのは、実際のメールでは私のメアドの一部が表記されている。
極秘情報
すでに【ハピメ☆システム】を導入済みの多くの会員様より、強い抗議と共に合計3000万円の寄付を確認致しましたので、やむなくMUUSAN様は無条件にて【ハピメ☆システム】導入完了とさせて頂きます。
無条件ということは、すでに新システムがご利用できるとなっておりますのでご安心下さい。
ψ【ハピメ☆システム】権限ψ
サイト利用完全無料
支援受け取り完全無料
専用サービス標準搭載
※全て専用メニューよりご利用頂けます。
ですが、ご利用できる状態といっても、【ハピメ☆システム】を駆使し、各恩恵をご利用になるには、ご本人様による認証が必須となります。
『なんとか無料でMUUSANさんに使わせてあげてください』と、各支持者から申しつけられている当サポートセンターとしても、どうすればいいものかと頭を悩ませておりました。
これは極秘なのですが、実は【ハピメ☆システム】には、【ハピメ☆システム】へ切り替えた会員の個人情報をチェックしたり、不正な行為がないか管理する、【ハピメ☆王者】なる方が存在いたします!!
ちょうど先ほど、その方より『一身上の都合でサイトを退会することになったので、相応しい方に譲りたい』というお言葉と共に、【ハピメ☆王者】を選出して欲しいというご依頼があり、既に【ハピメ☆システム】導入が完了している会員様より推薦を受け付けたところ、見事MUUSAN様が【ハピメ☆王者】に選出されました!!
§【ハピメ☆王者】権限§
全個人情報データーベース閲覧
サイト利用制限の設定
王者として他支援を横取り
※全【ハピメ☆システム】導入会員様に対してご利用頂けます。
◆【ハピメ☆王者】へお切り替えされる場合は、制限時間内に【3000円】以上のポイント購入後、サポートセンターまで【新・ハピメ☆王者誕生】と送信頂ければ、ポイント購入の付加サービスとして、【ハピメ☆王者】となることができます。
※MUUSAN様が【ハピメ☆王者】にならなかった場合、改めて他の方を選出することになりますが、今回MUUSAN様を選出した会員様は、【ハピメ☆システム】剥奪となりますので、予めご了承願います。
発 行 元
Copyright(C) ハピメ☆
“強い抗議と共に”って、何なんだ?
なぜ皆は、私に無料で使わせてあげてと願っているのだろう?ちょっと私、みじめっぽくない?
で、そんな状況に置かれている私が、相応しい方といきなりみなされ、王者に選出されるという飛躍と唐突さ。
“王者として他支援を横取り”っていうのも凄い……
遠慮深い私は“新・ハピメ☆王者誕生”なんて、とてもメール送信できない。
70万はもちろん持ってないし、3000円だって出す気はない。
一般的に役所というのは日曜祝日は休みだろう。
しかし、誤って取り過ぎたお金を国民に返すためには休んでなんていられないのだろう。まさに公僕の鑑である。
5月4日、みどりの日。この日、こんな案内メールがきた。
国税事務 返金処理係り
【返金につき】763万円返金の件、有効期限は本日中、超過徴収分全額返金のお知らせ
※必ず確認してください
------------------
↓続きを読む↓
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んー、でもなんか変ですよね?
“処理係”ならありそうだけど、“処理係り”とは言わないですよね?
しかも祝日に“本日中”っていうのは、いかにもお役所的……あっ、お役所でしたね。
あらら?今や日本国民はポイント所持制になったのですか?
しかも、お役所がお得なキャンペーンまでやってるんですか?超がつくような。
翌々日。5月5日、こどもの日=節句。
ミズホ送金部
◆【急いで口座情報をお送り下さい】763万円返金開始となります 国税事務局様より全額ご入金依頼のお知らせ
◆メール開封↓
http://777chance-777.com/……
◆お手持ちのPT
300ポイント
◆本日のお得情報
http://777chance-777.com/……
今度はミズホという何をする会社かわからないところの送金部からメール(だって銀行とは一言も書いてないもん)。
“本日中”に手続きしなかったのに、国税事務局は親切ですね。
で、何がお得なのかな?鯉のぼりデコレーションケーキかな?
気になったけど、でも私、もうおとなですからほっとくことにしました。
そんなこんなのゴールデンウィークのさなか、パイヤールが亡くなったという小さな記事が新聞に載っていた(実際に亡くなったのは4月15日だという)。 パイヤール……今となってはひどく懐かしい名前だ。
昔はパイヤールと彼が率いるパイヤール室内管弦楽団の名をずいぶんと目にしたし、彼らが演奏するバロックを中心とした録音を、FMを通じていろいろ聴いたものだ。
パイヤールの演奏は、ピリオドのジャカジャカ、シャンシャンした演奏が市民権を得た今となっては優雅すぎるのかもしれない。しかし、当たり外れがないオーソドックスなものながらも、どれも高い水準を保っていた。そしてまた、けっこう珍しい楽曲も録音していたのがうれしい。
そんなわけで、御節句も終わったが、このコンビによるゴセック(Francois-Joseph Gossec 1734-1829 ベルギー→フランス)の協奏交響曲ニ長調(1779)。
2台のハープを独奏楽器とするもので、1785頃に管弦楽版が書かれたとされている。
耳にした瞬間に、これは友達になれるという感じの人懐こいメロディーに魅了される。サロン風音楽で、当時の音楽の在り方として深みのあるものではないが、聴いていて楽しくなる作品だ。
こういう珍しい曲を古くに録音していたことに、私はパイヤールのすごさを感じずにはいられないのである。
なお、このディスクには若き日の私を、猫にマタタビ状態のようにさせた、ショーベルトのチェンバロ協奏曲第4番も収録されている。
昨日あたりから腕の痛みとだるさがある。
6日の朝、急きょ夏タイヤから冬タイヤに交換したせいだ。
あの日、ブログをアップした段階では夏タイヤで強硬移動するつもりだった。が、その直後にニュースで見た冬景色に、私の心は痛んだ。
なんぼなんでも、路面は凍っていないだろう。大丈夫だろう……でも、もしかしたら。
高速道路の情報を見ると、途中で冬タイヤ規制(冬タイヤじゃダメ!ではなくて、冬タイヤじゃなきゃダメ!という意味)となっている。
スタンドに持っていくにはまだ早朝にすぎる。
結局、悩んだ末、雨の中、自分でタイヤを交換した。
でも週末には再び夏タイヤに履き換える予定。
きっとまた痛くなるぜ。
溝口飛鳥からメールが来た。
おっと、親しげに呼び捨てしてしまったが、全然知らない人である。
タイトルは、
義母から【253120PT】がプレゼントされました
ポイント・プレゼントって、この故・義母はいったい何をやってたんだ?
本文は
義母があなたに最後に残してくれていったプレゼントです…
私からもあなたに、1つだけ、プレゼントをさせて下さい・・・
義母からプレゼントをいただく筋合いなんて私はないし、ポイントなんて全然いらないし、加えて中身は何だか知らないが溝口飛鳥が私にプレゼントさせてくれって言われる意味がわかんない。
ブゾーニ(Ferrucio Busoni 1866-1924 イタリア→ドイツ)の「悲劇的子守歌(母親の棺に付き添う男の子守歌)(Berceuse elegiaque - Des Mannes Wiegenlied am Sarge seiner Mutter)」Op.42(1909)。
ブゾーニは1909年10月に母親を失ったが、この曲はその母への追悼の曲。しかし、実は1907年に書かれた7曲から成るピアノ曲「悲歌集(Elegien)」の第7曲「子守歌(Berceuse)」をオーケストラ用に編曲したものである。
ブゾーニは「この曲で自分の響きを初めて作ることができた」と語っており、作曲家としての(彼は史上最高とも言われるピアニストであった)転換を果たした作品でもある。
悲しみとむなしさ、脱力感が混然一体となった陰りのある音楽で、むせび泣くようなものではない。音楽としては妖艶ともいえる旋律線の不安定感があるが、やや温かみもありじわっとした感動が残る。
この曲の初演は1911年2月21日にカーネギーホールでニューヨーク・フィルによって行なわれたが、そのときタクトを振ったのはマーラーだった。そして、これがマーラーの最後の公演となった。
「男の子守歌って言うけど、でも母を失った飛鳥は女だろ」って?
Non,Non,Non.....たぶん、あのメールを書いてるのは、オ、ト、コ!
アルバート指揮NDR交響楽団(北ドイツ放送響)の演奏で。
1992録音。CPO。
神の威光を浴びながら性行為を行なうことで、お互いの体内エネルギーの電子が正常化され、精神エネルギーの安定化も図れる……
なんだか村上春樹の小説に出てきそうな表現だが、そうではない。私のブログに寄せられたスパム・コメントである。
体内エネルギーの電子???
まっ、こんな非科学的なことをハルキ・ムラカミは書かないわな。
同じくスパム・コメントで「リッチなマダムとバームクーヘン」ってのもあった。まったく意味不明だが、なぜか楽しい気分になってしまった。
つまり、この2つのコメントに共通するピザ生地は、要するに倒錯めいた愛の世界だ(ろうな)。
オルフ(Carl Orff 1895-1982 ドイツ)の劇的演技「カトゥーリ・カルミナ」(Lidi scaenici "Catulli Carmina")(1930/改訂'43)。「カルミナ・ブラーナ」に続く、劇的三部作「勝利(トリオンフィ)」(Szenisches triptychon "Trionfi")の第2作である。 タイトルは「カトゥーリの歌」という意味。
前奏と3幕、そして終曲から成り、編成は語り手とソプラノ独唱、テノール独唱、合唱と4台のピアノ、打楽器各種というもの。
詞はG.V.カトゥルスと作曲者による。
カトゥルスは紀元前84年頃から同54年頃の抒情詩人。
彼が残したレスビアという女性を書いた恋愛詩がこの曲の歌詞となっている。このレスビアに対するかなわぬ恋の、愛と憎しみが相半ばする心情を綴っており、オルフの音楽も強烈である。
この曲については前に、すっごくヘンテコなイラスト(掲載写真)がいくつも載っている解説がついたSchafer盤を取り上げたが、今日は見た目も演奏もフツーのケーゲル盤を。
フツーといっても、CDの外観はノーマルということと演奏はヤンチャしてないということであって、リズムは冴えわたっている。
ケーゲル指揮ライプツィヒ放送合唱団。独唱はマイ(S)とビュヒナー(T)。ピアノはチャプス、フィリップ、ウェプナー、エルバー。
1971録音。ベルリン・クラシックス。
音楽としては「カルミナ・ブラーナ」に比べると、はっきりいって面白みに欠ける。
でも、それは「カルミナ・ブラーナ」が素晴らしすぎるってことだろう。
土日も仕事だったので、すっごく体がダルい月曜の朝である。
しばらくぶりに、また来ましたよ、このメール。
体裁はちょっと違うように思うが、書いてある内容は同じ。
◆現在、最高名誉会員に就任されている【最高名誉会員】瀬戸様のご婚約が決定した為、最高名誉会員の称号と就任を本当に必要としている方へ費用の負担なく無条件で譲渡したいと申請が御座いました。
※アドレス交換無料!直アドエリア上層部会議で厳選に審査した結果、お客様(2*******9)が最終審査を突破致し就任が決定致しましたので一切、料金不要でご案内が可能です。
◆最高名誉会員就任特典のご利用・各種報酬をお受け取り頂く為には以下より申請頂ければ最高名誉会員就任特典が即日(03/29/01:45)付けでご利用頂けます。
最高名誉会員とやらの瀬戸様のご婚約が決定した。だから地位と名誉を譲ってあげる。
その主旨は前回と一緒である(って、けっこうしつこく何度も来ている)。
にしても、瀬戸様はまだ挙式してなかったんだ。婚約状態のままなんだな。
そして、その名誉も地位を譲ってほしいと名乗り出た人はだぁ~れもいないってことか。
ちょっとかわいそうな感じがしてきたな、瀬戸様が。ホントにちょっとだけど。
直アドエリア上層部会議って、意外と笑えるな……
かわいそうと言えば、突然葉が萎れてしまったバラの“夢紫”。
なんとか救えないかと植物活力素ではロングセラーの“メネデール”を買って来て100倍希釈液を与えた。
ガーデニングをやっている人なら、枯れ木も花を咲かすかのような広告を打っているHB-101の方が効くんじゃないかと思われるかもしれない。が、あのHb-101ってやつ、なぜ広告のような効果が出るのか、読んでいても科学的な根拠がまったくわからない。成分にしても、なぜそれで効くのかが不明。しかも高価。
実は以前HB-101を使ってみたことがあるが、私が使った経験では何ら効果はなかった。
さて、もはや萎れ気味の葉は、かえって株を弱らせる恐れがあるのですっかり剪定した。
こうして棒のようになったバラの苗だが、部屋の中に置くのが悪いのかもしれないと、ベランダに出した。ついでにすっかり枯れ木状態になった“ラ・パリジェンヌ”にもメネデールを与え、同じくベランダに出した。
バラは寒さに強い木である。だから、日中は5℃以上になる今日この頃の気候は、彼女にとって悪くないはずだ。涼しくて喜んじゃうかもしれない。
メネデールの名のように芽と根が出ることを祈っているが、ラ・パリジェンヌの方は骨皮になった女性ミイラ状態からは回復しないと、私は確信している。 棒と言えば、安部公房の「棒」を読んだ。
実はこの短編(文庫判で8ページ)、高校のときに現国の教科書に載っていて、私には何が何だがちっともわからなかったものだ。
ストーリーは、買い物に来ていたデパートの屋上で子供2人と時間をつぶしていた男が、ちょっとした拍子で柵を越え地面に落下してしまう。落下したときには何の変哲もない1本の棒になっていた。まずは落下したことに非難の声が上がる(そりゃ危険だもの)。そこへ学者と学生風の男2人が現われ、その3人が棒になった男のこれまでの人生について推測し、どのような刑罰を与えるか検討する、というもの。
社会人になり、それなりの年数を重ねた今になってこれを読むと、少しは意味がわかる気がする。
でも、ネットで調べると、高校生らしい人たちが「この小説をどのように解釈すればいいのか教えてください。テストに出るのです」といくつも質問している。学生には社会に疲れた人間の微妙なニュアンスがわからないだろな。同じ変身ものでも、カフカとはまた違うし。
ネットの“教えてなんとか”などでは、親切な方々が学生の悲痛な質問にお答えしているが、中には「そうかなぁ」と思う内容のものもあって、みなさんくれぐれも気をつけるようにと、心配する次第である。ドゥー・ユー・アンダスタン?
アンダーソン(Leroy Anderson 1908-75 アメリカ)のピアノ協奏曲ハ長調(1953)。
アンダーソンと言えば、「タイプライター」や「ビューグラーズ・ホリデー(トランペット吹きの休日)」、「フィドル・ファドル」、「そり滑り」や「シンコペイテッド・クロック」といった小品が非常に有名な作曲家だ。彼の音楽を聴くと、小学校の運動会を思い出すという人もいる。
そのアンダーソンが書いた正統的(?)作品がこのピアノ協奏曲。3楽章から成り、全体の長さは20分ほど。アンダーソンとしては異例の長さだ。
アンダーソンらしい音楽だが、曲の開始からしばらくは「おや?」って感じ。最初はアンダーソン臭がやや希薄で、ちょいといつもとは違う趣向でやってみようかという感じ。が、すぐにいつものノリになる。やっぱり本来のキャラを隠せないのね。
いつものようなノリでの3楽章20分はちょいとキツイところもあるが、もっと広く親しまれる価値がある作品だと思う。
ビーゲルのピアノ、スラットキン指揮BBC・コンサート・オーケストラの演奏が入手しやすい。
2006録音。ナクソス。
「棒」はやっぱり難解な毒有り小説だと思う。けど、読後の奇妙な感覚が忘れがたい。
「R62号の発明/鉛の卵」(新潮文庫)に収められている。
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