読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

ベルリオーズ

改札内弁菜亭ラッチ北店が閉店となり、何かの工事が始まった札幌駅

  第3ホームと3番ホームに非ず
 半月前のことになるが、6月1日に札幌駅立売商会(弁菜亭)のラッチ北店(改札内の5・6番ホームと7・8番ホームの間の下あたりの、待合スペース横の場所)が閉店になった。

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 駅弁の自販機が設置され販売が開始されたとき、私は、やがて閉鎖になるのは改札内にあるもう一つの店舗で開店時間が遅かった-朝の8時が過ぎてもまだ閉まっていた-ラッチ南店(3・4番ホームの下あたり)ではないかと思った。

 札幌駅立売商会が西改札前でワゴン販売を始める前は、よく利用したラッチ北店が閉鎖になったのは寂しい限りである。

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 そのかわり、ではないが、開店時間が遅かったラッチ南店の開店が午前5時40分からになった。

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 そしてまた、12日の帰り札幌駅で-この日は飲み会があって20:52発の江別行きに乗った。この列車、カムイ43号を追い抜かせるため厚別駅で、なんと7分も待ち合わせ停車する-改札内北側のトイレに行こうとしたら、トイレ前一帯-弁菜亭ラッチ北店があった場所を含む7・8番ホームに上がるエスカレーターの周り-がフェンスで囲われていた。何の工事が始まるか知らないが、ラッチ北店はそのために閉店せざるを得なかったのだ。
 なお、幸いにもトイレは変わらず使えるようになっており、私は無事オシッコをすることができた(この2枚の写真は14日の夕方に撮影したもの)。

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 ところで、上に写真を載せた貼り紙では立ち食いそば店の場所が第3ホームと第4ホームとなっている。これはまぎらわしい。3番ホームと4番ホームだと勘違いしてしまう(3番ホームと4番ホームは同じ『島』である)。
 札幌駅のホームは6本あるが、南から3番目と4番目のホームが第3ホームと第4ホームと呼ぶようだ。これは札幌駅立売商会のホームページにある店舗マップだが、番線で言えば店舗があるのは、このマップの『5・6番のりば(ホーム)』と『7・8番のりば(ホーム)』ということになる(しかもこのマップではまだ1番のりば(1番ホーム)が残っているし、11番ホームは描かれていない。まあ、店舗はないわけだけど)。

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 さて、自販機の方だが、5月末で販売終了となった「春らんまん」弁当のかわりに入ったのは、同じく季節限定駅弁の「夏のお祭り弁当」だった。

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 ベルリオーズ(Louis Hector Berlioz 1803-69 フランス)の「未知の島(Lile inconnue)」。
 歌曲集「夏の歌(Les nuits d'ete)」Op.7,H.81(1840-41。全6曲)。

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下り坂が上り坂になったのは地盤沈下のせい?♪ベルリオーズ/涙の日

  まだ3年なのに、なぜまた水漏れが?
 江別に家を建てて住み続けて20年以上が経ったが、20年も経つと家にもいろいろ不都合が生じてくる。
 家というものは、新築であろうと、ハウスメーカーから引き渡しされた瞬間から劣化が始まるものなのだ。
 そんな中でもとりわけ排水の水漏れや雨漏りなんかが起こると、物理的にも精神的にもダメージは大きい。

 3年ほど前にキッチンの床下の排水管から水漏れが起こり、高圧洗浄してもらったことをこで報告した。高圧洗浄することによって水漏れは治まったが(詰まっていてオーバーフローしていたのだ)、このときシンクからつながる蛇腹のホースを差し込んでいる垂直に立ち上がっている排水管が下がっているということで、管を継ぎ足してくれた。
 そしてまた、10年くらい経ったら、また高圧洗浄をする必要が出てくるだろうとも言われた。逆に言えば、10年ほどは詰まりを心配しなくてもいいということだ。

 ところが、先日床下収納から物を取り出そうとしたときに、地面を覆うビニールに水がわずかにたまっていることに気づいた。
 ハウスメーカーのメンテナンス担当に来てもらい、シンクから勢いよく水を流してみると、水が漏れ落ちてきた。恐れていたことが再現されてしまったのだ。けど、再現されないで「また何かあったら連絡ください」と帰られるよりははるかにマシだったが。
 あふれている箇所はシンクからのホースを配管に差し込んでいるところ(前と同じ箇所)。この配管の周囲にはすき間があるので(写真ではよくわからないだろうが)、幸いあふれた水は床上に流れ出ず、隙間から真下の床下へ漏れたのだった。

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  土の中で管が逆勾配に
 あらためて床下を確認すると、こんなにも管が下がっていることが確認できた。

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 つまり白の矢印、↑と↓を示した分が下がっているのである。断熱用のウレタンが、隣の上水道管のように本来なら床の部分にくっついていなければならないが、それがこんなにも下がってしまっているのである(前回の水漏れのときからすでにこうなっていたのか、それともさらにひどくなったのかは不明)。

 ハウスメーカーの担当者は、丸で囲った部分がやや逆勾配になっているので、勢いよく排水を流すと流れきらないでオーバーフローするのだろうと見立てた。そこで、この部分の管の傾斜を直すことにした。

 ところがおよそ一週間後にハウスメーカーが手配してくれた水道の専門業者が来て状況を見ると、これだけ垂直の管が下がっているということは、地面の中でも管の傾斜(外の汚水桝に向って下り勾配となるよう造られている)が狂っているはずで、丸で囲った部分だけ直せばよいというような簡単なものではないという。

 そして、外の汚水桝のふたを開けてみると、そこには汚れの塊が管の出口をふさいでいた。高圧洗浄を行なったわずか3年後に、また詰まっていたのである。

 職人さんが床下に潜り、汚水桝につながるあたりの基礎の内側を掘ってみると、そこを見ただけでも排水管が汚水桝から家側に下り勾配になってしまっているのがわかった。これで流れが悪くなり、その結果、油や食べ物カスなどがスムーズに流れず滞留し、徐々に塊りとなって巨大化し、10年どころか3年で詰まってしまったのだった(前に高圧洗浄をしたときは、詰まりの解消を依頼しただけで、配管を点検・修理するかどうかまでの話はしなかった)。

 これを直さないままでおくわけにはいかない。高圧洗浄をして詰まりを取り除いても、またすぐに詰まるだろうから。

 ということで、外に向かって下り勾配となるよう新しい管をつけてもらうことにした。ただし、いまある地中の管を掘り出すのはたいへんだし、また地中に配管しても勾配が狂う恐れもある。
 職人さんは、新しい管を床裏面から吊る形で設置した。

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 さらにつまりの原因となっている汚水桝の汚れの塊りを高圧洗浄してもらい、工事は完了した。

 なんでウチだけがこんな目に遭うのか?と、素朴な疑問を口にしてみると、職人さん曰く、地盤沈下(や変動)による排水管の破損や勾配の狂いというのは決して珍しいことではなく、よくあることなのだそうだ(3年前に高圧洗浄をしに来た人も、特に江別のこのあたりは沈下は多いと言っていた)。
 また、家の設計段階で問題があったのではないかとハウスメーカーにクレームをつける人もいるそうだが、地盤の変化によるものは予測できないということだった。

  外の桝を総点検
 家の基礎を見ると地際で色が変わっているところがある。
 職人さんが教えてくれたのだが、これが地面が下がった跡だということだった。

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 では、トイレや洗面所、浴室の配管はどうなのだろう?
 そこも流れなくなる、あるいは流れにくくなる恐れはある。
 ただし、キッチンのように油や食べ物のカスが多く流される場所と違い、キッチンほどは詰まる恐れは低いそうだ(前に高圧洗浄をしに来てくれた「道央衛生」の職人さんは、キッチン以外で高圧洗浄が必要になることはまずないと言っていた)。配管の破損や大きな逆勾配が起こらない限り、キッチンの排水管のように詰まって漏れることはないのかもしれない。

 気になって、おとといは家の周りのすべての汚水桝のふたを開けて中を調べてみた。
 幸い破損はなかったし、詰まりかけたり汚れがたまっていたりしているところもなかった。

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 それにしても、水漏れを目にすると、実に切なく悲しいやるせない気持ちになる。自分の目にも水、つまり涙があふれてくるような思いがする。
 もうそんな思いはしたくないものだ。

 そしてまた困ったことに、この事件が起こったあと、そこら辺を歩いていてもよその家の汚水桝や基礎についつい目が行ってしまうようになってしまった。

 ベルリオーズ(Louis Hector Berlioz 1803-69 フランス)の「レクイエム(Requiem)」Op.5,H.75(1837)から第6楽章「ラクリモサ(Lacrimosa.涙の日)」を。

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