読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

モーツァルト

行けなくはないが大変だし、口を閉じた方が良いので、無理せず帰宅

  駅に近づくとアナウンスが。これ、良くないことの証
 3連休明けの今週の火曜日。
 前日の夕食が湯豆腐だったこともあり、目覚めと同時に畜産系たんぱく質を欲した私は、ハムエッグを作りご飯を食べた。
 「さあ、今週も張り切って働くぞ!」という気にはこれっぽっちもなれなかったけど、1カ月間の在宅勤務可能な日数にも限りがあるので、いつも通り 6:32 に家を出た。その7分後に19km ほど離れた場所で事故が起こるとは、このとき想像もしていなかった。

 6:52。江別駅に着くと、何やらアナウンスが。

 何々。6時39分に苗穂駅と白石駅の間で人身事故?
 現在千歳線、函館線のすべての列車が運転見合わせ?

 でも、電光掲示板には 7:03 発の小樽行きは『5分遅れ』の表示。134M 列車にいたっては何の表示もない。つまり、楽観的に解釈すれば正常運転、悲観的に解釈すれば情報皆無で伝えようがない状況。
 変だとは思いつつも134M に乗るべく4番ホームへ。
 いつもよりは少ないものの、数分後には当たり前のように列車がやって来ると信じている人たちがホームに立って待っている。

 そんなとき、人々を不安に陥れる "7:03発の列車はまだ岩見沢駅に停車中" というアナウンスが。じゃあ、全然5分じゃないじゃん。

 そしてスマホで運行状況を確認すると、おやおや、列車はまったく動いていない。
 ということで、いったん戻るために、私はホームの端から駅舎に向かって電車6両分の距離を歩き始めた。
 「私も駅に戻ろうかなぁ」という迷える子羊のような目で、私の行動を見ている人が数名。大学の実習で、牛舎に入ったときに搾乳牛たちに見つめられたときのことを思い出す。

 Kitaca の入場履歴を消してもらおうとすると、駅員さんはあとから乗車するならそのままでいいですよ、と言うので改札機横の抜け道から出た。えん堤に阻まれて川をさかのぼれず、横の魚道を通る鮭になったような気分だ。

 6:40ころに事故が発生したのだから、7時の段階では状況も何もわかったもんじゃなかったのだろう。混乱と錯綜。この日は大学の二次試験の日。「受験生がかわいそうだな」と、善人のように考えたりする(いや、ホントにそう思った)。

 券売機や改札機、待合スペースがある駅舎の中はかなりの人口密度になってきたので、戸を隔てたトイレ側のスペース(前に絵画展をやっていたスペースだ。ここには以前 Amazon の受け取りボックスも置いてあったが、誰も利用しなかったのだろう。すでに撤去された)で列車が来る気配が全然ないホームの方をぼぉっと見ていると、札幌行きの特急「ライラック」がしずしずとやって来て、静々ってくらいだから停まるんじゃないかなと思ったら、やっぱり江別駅に停車した。この先も列車が詰まっていて、先に進めないのだ。

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  非常事態なので、特急に乗ってもいいです
 すると、アナウンス。
 「札幌まで行く方は特急券無しでライラックに乗車できます。途中駅には停車しません。ただ、発車まではしばらくかかります」

 粋な計らいだ。そして、ライラックのドアが開いた。
 多くの人が駆け足でライラックが停まっている1番ホームへと急ぐ。
 いや、ですから発車までしばらくかかるんだってば。あわてない、あわてない。
 6時51分に江別を発車した普通列車だって、スマホの運行状況を見ると野幌駅停車中のまま。

 私はライラックに乗る気はまったく起きなかった。
 いつ発車するかわからないことと、発車しても進んでは停まるって感じの繰り返しだろうし、混んでるから。オシッコしたくなったら困るもんね。

 この段階で、私は会社のスマホから teams で「人身事故で JR がまったく動いていません。今日は遅刻します」とチャットした。わが社はこういう連絡をチャットで行なうことになっている。
 まだ7時半で始業まで1時間半あるが(さらに言ってしまえば、フレックスのコアタイムー必ず出勤していなければならない時間帯ーの始まりである10時まで2時間半あるが)、どう考えても9時までに札幌にたどり着くのは難しいと判断したのだ。
 ライラックに乗りこめば遅刻しない可能性もゼロではないが、上に書いたようにいつ動き出すかわからない車内で過ごす自信も根性もない。

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 少なからずの人がライラック目指して改札を抜けたので、駅舎の中は少しすいた。そこで私は窓口に行き、先ほどはそのままにした Kitaca の入場履歴を消してもらった。この段階では、私はもう少し様子をみようと思ったのだが、もし気持ちが萎えて家に帰ることになれば、履歴を消しておかないと次に改札から入場しようとしたときに通せんぼされてしまう。

  引き返す勇気も大事
 履歴消去をしながら、駅員さんは運転再開のめどはまだまったくたっていないと言った。
 私の帰巣本能が働き始めた。

 今日は仏滅だし、おとなしく家に帰ろう。
 北海道新聞の「二世・易八大のきょうの運勢」でも、2月生まれは『軽率発言から波紋拡大。今日は口を閉じて』と書いてあった。家にこもって静かにしていよう。

 「まだ運転再開の目途はたっていません。体は冷え、心は萎えたので、今日は有給休暇をちょうだいします」。そう職場の人たちにチャットした。8:15のことだ。結局、わたしは江別駅に1時間半ほど滞在していたことになる。
 そしてまた、この日の札幌駅立売商会(弁菜亭)は、私のような断念組や、JR 以外の手段で通勤・通学・移動した人のせいで、売り上げを落としたものと思われる。予期せぬ売上低下だ。

 帰り道。3丁目通横の跨線橋、その名も「江別3丁目歩道橋」から撮った写真。
 乗車券だけで乗れるように開放されたライラックと、8時ころに岩見沢方面からやって来て、これまたいつ発車できるかわからない普通列車の姿だ。心なしか寂しげに見える。

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 帰る途中でセイコーマートに寄って、セコマの PB のカップ麺やカップみそ汁を買った。特にこのときに買わなきゃならないものじゃなかったが、なんとなくセコマに寄って気分転換したかったのだ。

 職場の同僚の一人からチャットが来た。

 札幌駅前の新千歳空港行きのバス停のバス待ちの行列が自分が目にした中では過去最長。列は駅前通りで折り返して、さらにグレイスリーの方まで並んでいました。

 そう教えてくれた。
 空港へ移動する人も、今回の人身事故に限らず、しばしばダイヤが乱れてたいへんだ。

 自宅に帰ると、妻は驚かなかった。というのも、もうニュースで JR が動いていないのを知っていたからだ。

 「家を出る前に JR の状況を確認していかなかったの?」
 いえ。事故が起きたのは私が家を出たあとでして……

 そのあとほどなくして、あのライラックが動き出したのを JR のホームページの運行状況で知った。
 あのライラックは江別駅に1時間ほど停車していたことになる。

 結局昼の時点で、午前中の江別駅発の札幌方面への運行列車は1時間に1本程度(四角で囲っているのは遅延。X は運休)。
 7:03発の電車は結局岩見沢から来ず、7:15発も運休。まあ、7:15発(134M)は札幌駅からエアポートになるわけで、こんなときにわざわざ江別まで回送し、江別→札幌間を走らせるわけがない。

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 こりゃ、潔く有給休暇をとることにしてよかった。もっとも、嘱託社員の身だからこう休みがとりやすいが、そうでなければバスに振り替えたり、場合によっては新さっぽろまでタクシーで行って地下鉄に乗り換えて出社したりするはずだ。
 私も現役世代のときなら間違いなくそうしただろう。

 北大や小樽商大は試験の開始時刻を繰り下げるとニュースで言っていた。よかった、よかった。

 昼、江別にある「まるなか」の「蝦夷開拓そば」を茹でて、『冷やし力そば』を作って食べた。つゆは「めんみ」を水で薄めただけ。

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 で、私が思うに、そばと餅を一緒に食べるなら温かいそばの方が合う。作る前からうすうす感じてはいたが、実際に食べてそう思った。いや、冷たいのもおいしかったけど。

 食べているときに昼の NHK ニュースでこの人身事故のことを報道していたが、現場の住所は白石中央3条4丁目。沿線に長野病院があるあたりだ。
 長野病院はよく車窓から目にしているが、あのあたりで事故が起こったということは、鉄道敷地内に自ら入り込んだということ。

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 翌日の北海道新聞には『自殺を図った可能性がある』と書かれていた。

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 翌朝。
 134M となる回送列車は、定時に江別駅にやって来た。
 当たり前に電車が来ることに、あらためてありがたみを感じた。

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♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のピアノ曲《サルティの「歌劇『2人が争えば3人目が得をする』のミンゴーネのアリア『子羊のように』」による8つの変奏曲(8 Variationen über die Aria des Mingone 'Come un afnello' aus der Oper 'Fra i due litiganti il terzo gode' von Sarti)》イ長調K.460(K6.454a)(1784)。

MozartMaman




車は静かになり、ぼく笑顔。ボイラーは黙り込み、ぼく泣き顔♪WAM/ob Q

  センスが良い歓迎広告
 私は11月24日の朝に気づいたのだが、江別駅の3番ホームに、こんな広告が掲示された。
 おそらくは前日か前々日に取り付けられたんだと思う。

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 江別市とJR北海道のコラボ。これもいいけど、これまたとっても良い広告だと思う。

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  走り出すとどこからか変な音が
 ところで、この日の夕方あたりから雪が降り始め、翌日の25日は吹雪の荒れた天気で、雪もたくさん降り、雪かきに追われることになった。
 妻は24日の夕方に、雪と雨が混じるベチャベチャ路面を車で走行し帰宅。25日の土曜日は車は動かさなかった。
 26日の日曜日に車で江別蔦屋書店に行こうとしたら、車のどこからかガタガタともゴトゴトともビリビリとも聞こえる変な音がする。それは走り出すときに特に大きくなる。
 私には車体の下から聞こえるような気がするし、妻は後部から聞こえるような気がするという。

 音を気にしつつも蔦屋書店へ。
 駐車場で車の周りを見たり、下部を覗いてみたが、特に変わったところはなかった。

 蔦屋の「食の棟」で昼食。妻は、期間限定出店の「薬膳ビビンバと春巻きのお店 to・te・ku」のビビンバ。私は異音が気になって食欲が低下したので(なんてストレスに弱い人間なのだろう)、飯田製麺のかけうどん(500円)にした。
 食欲が低下していたものの、おいしく完食した。妻が食べたビビンバもとてもおいしいと言っていた。

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 帰りに江別協同自動車の事務所の電気がついていたので寄ってみると、この日は日曜日ながら営業中(日曜日は第1、第2日曜日が休みとのこと)。異音を調べてもらったら車体下部に氷が付着していて(あるいはどこかにはさまっていて)、それが音の原因だということがわかった(どのような状態だったか詳しいことはわからない)。金曜日のシャーベット状の雪が車体下部の駆動系統に付着し、それが翌日の悪天候で凍りついてしまったのだろう。
 取り除いてもらったあとはまったく変な音がしなくなった。親切丁寧に対応してくれた江別協同自動車の方々に感謝である。

  突然黙りこくり、370を発し続けるように
 こうして安心したのもつかの間、夕方に突然給湯ボイラーが使えなくなった。
 まさに突然。前触れもなく、意表を突きすぎた沈黙だった。気づいたら数字が点滅していたのだ。

 表示されているエラーコード370は取扱説明書にも載っていない。ネットで調べると、吸排気口が何かで塞がれているか、そうでなかったら燃焼系のけっこう致命的な故障のようだ。運転スイッチを「切」にしても、この点滅は消えずに続いたまま。

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 この給湯ボイラーを購入、設置してもらった会社「IG」(仮名)の24時間対応のフリーダイヤルに電話をする。
 「吸排気口に何か詰まっていませんか?」と聞かれたので、「調べましたが異常はないです」と答える。
 「370は吸排気口に何か詰まっているか、燃焼系にトラブルが発生したときに出るエラーです。いまは何もできませんので、明日に係の者を向かわせます」

 なんかなぁ……。見に来てくれないんだ。24時間電話相談窓口ってことなのかな(この給湯ボイラー、買った当初にもトラブルがあった)。

 翌日の月曜日の昼前に「IG」の人が来たが(妻が対応)、吸排気口を見て「異常ないですね」と言い、灯油のホースをいったんはずして「灯油も通常通り来てますね」と言って、「では、ノーリツに点検に来るよう言っておきます」という、こっちにしてみれば「はぁっ?」という対応(まだそんな悠長に構えた状況なの?)。

 さすがに妻も「いますぐにノーリツに連絡してください」と言い、その場で連絡してもらった。
 これじゃ最初から自分でノーリツのコンタクトセンターに電話した方がよかったかもしれない。半日遅れたことになるのだから。
 そのあとノーリツのコンタクトセンターから電話が来て、修理はこの日は無理だが翌日の火曜日の夜なら調整がつくと言われた。

 火曜日の朝。鍋にお湯を沸かし、洗面器に入れた冷たい水にそれを入れてぬるま湯にし、髪を洗った。
 洗いながら「どうか今日のうちに直りますように」と心から祈った。

 ノーリツの修理受託店の人がやって来て状況を確認。持ってきている部品の交換で直るという(バーナーの交換)。
 助かった!
 コンタクトセンターの人の話では、最悪、部品交換では直らない可能性もあると言われたというので、ボイラーそのものの交換となったらどうしようと思っていたのだ(費用もさることながら、お湯が使えない日がさらに長く続くことになる)。

 1時間半ほどの作業。蛇口からお湯が出てくる日常がわが家に戻った。いやぁ、直してくださり、ほんとうにありがとうございます。
 この当たり前が、実は当たり前ではないということを、幸い2日間で済んだものの、思い知った。

 給湯でこれだけ不自由な思いをしたわけだが、今の季節、これが暖房ボイラーの故障なら命にかかわる。
 今回の給湯ボイラーの故障については、もちろん「IG」には何の非もない。しかし、現在使っている暖房ボイラーも、給湯ボイラーの交換のタイミングに合わせて「IG」に一緒に交換してもらった。そして、その暖房ボイラーは、設置時にきちんと調整していなかったことが原因で一度故障している
 それを思い出して、なんだか不安が増してきた。そしてまた、一行上のリンク記事にあるように、そのときの「IG」の初期行動、対応も今回とほぼ同じようなものだった(初期も後期も何も、メーカーに連絡したあとはそれっきりだが)。何にも変わってないのね……
 
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のオーボエ四重奏曲ヘ長調K.370(K6.368b)(1781)を。

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毎年、さむらいは西を向く♪WAM/pソナタ11

202210Sugesse2023  土でなくてよかったね
 ようやく雪解けが進み春が来たと喜んでいたのはほんの少し前のことと思っているうちに、早いもので今日から『(さむらい)』の月になってしまった。
 なんで11月が『士』なんだって?

 小学校のころ習いませんでしたか?なんの教科か忘れたけど、『にしむくさむらい』って。
 つまり、2月、4月、6月、9月、11月が『小の月』(31日までない月)であるってことの覚え方。
 11月は
 十
 一
で、くっつけりゃ『士』になるので(武士の)『さむらい』って読ませるってことなのだ。よかったね、西向く『土』じゃなくて。

 私はいまだに「9月の今月は、えっと西向く士だから、30日までか」と、いい年こいていまだに確認したりしている。

  予定も結果も筋肉も減る
 それはそうと、もう準備しただろうか?
 来年の手帳。

 私は、今年もいつもの博文館新社の「サディスNo.95」を購入。
 No.95はなかなか書店や文具店に置いてないので、楽天ブックスで注文した。
 でもね、もうあまり書く予定はないの。歳だから、いや、定年後に再就職した身だから……
 欠かさず書いているのは、その日の昼に食べた弁当の名前ぐらい……

 歳といえば、妻が足腰を鍛えないとこの先筋肉不足になってしまう。だから鍛えよ!と、私に定期的な運動をするよう要請してきた。
 確かにおっしゃる通りではある。
 悔しいがつまずきやすくなったような気がする。

 そんなわけで、ジョイフルエーケー大麻店で「健康ステッパー ナイスデイ」という器具を買って来た。

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 毎日夕食前に10分間の足踏みタイムを設けている。

  札幌8:36発江別行きご利用の方は11番ホームへお越しください
 買ったといえば、北海道時刻表の11月号を買った。
 というのも、10月16日に札幌駅の1番ホームが廃止となり、代わりに11番ホームが使われるようになって、江別⇔札幌の電車の発着番線も変わったので、一応は時刻表を買ったのだ。
 
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 なお、11番ホームはほとんどが学園都市線の列車の発着に使われる。

 そしてまた今日は、閉店となった「四季彩館」西店のかわりとして「北海道四季マルシェ」がオープンする。

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 では、11月にちなんだ曲、ではなくて、かといって11番ホームにかかわる曲、でもなくて、モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331(K6.300i)(1783)を。

 第3楽章のロンドが「トルコ行進曲(Turkischer Marsch)」として有名な作品である。

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気がつくと、お尻はタマタマだらけ♪WAM/おれの尻をなめろ

  ズボンは定期的に検査しましょう
 先日、ふとスーツのズボンのお尻のところを触ったら、奇妙な手触りを感じた。
 私のお尻の肌はすべすべのはずなのだが、そのとき履いていたズボンのお尻はザラザラだったのだ。

 そうなると気になってしょうがない。
 トイレに行って鏡で見ようとするが、持ち前の体の硬さでよく確認できない。
 いったい、周りからはどのような目で見られているのだろうか?
 「いやだわ、あの人。お尻がボロボロよ」と思われているのかもしれない。
 手で何度も触っているうちに、これは毛玉の異常発生ではないかと思えてきた。

 なるべくお尻を見せないよう(?)に帰宅し、家で確かめるとこんな状態だった。

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 こりゃひどい。
 いつからこんな状態になっていたのだろう。
 けっこう時間をかけて、鍾乳洞のごとく作り上げられた毛玉たちだと思われる。

 原因はなんだ?
 私が思うに、バックパック(リュック)のせいだと思う。
 バックパックを背負っての通勤で、擦れたズボンのこのあたり一帯に毛玉がお生まれになったのだろう。
 いまのところ、タマタマを算出したズボンはこれだけなので、生地の素材にもその誕生は左右されるのかもしれない。
 ただ、バックパックを使っている人は、ときどき自分のお尻の具合(←ズボンの)を確認した方が良いと思う。

 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91)の6声のカノン「おれの尻をなめろ(Leck mich im Arsch)」K.231(K6.382c)。

MozartCanon

ザ・レンケツ!♪WAM/われら手に手をとって

  お尻がむき出しにならないために……
 この『本館』ではここ3回にわたって N ゲージの鉄道模型のことを書いている(1回目2回目3回目)。

 私が購入した「スーパー北斗」の鉄道模型は『子ども向けのおもちゃ』であり、売られているのは先頭車両だけだ。寂しい。
 でももう1両同じものがあれば、お尻をむき出しにしたままにしないで済む。

 そこで買っちゃったのである。もう1両。ヨドバシカメラ マルチメディア札幌で税込み900円で。
 そう、聡明なあなたは、今日のこの記事が N ゲージ第4章であることに気づいたことだろう。

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 ちゃんと、連結器もかみ合った。握手成功って感じだ。

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 2両編成にしたら、思っていた以上にカッコよくなった。
 ふふふ……

 モーツァルト(Wolfgang Mozart 1756-91 オーストリア)の合唱曲「われら手に手をとって(みんなで腕を組み合おう。Lasst uns mit geschlungnen Handen)」K.623(K6.623a)(1791)。

 フリーメイソンの小カンタータK.623に付加された曲で、男声合唱とオルガンのための作品。
 詞はシカネーダーによるかもしれないが、曲はおそらくモーツァルトによるものではなく偽作とされている。

 ↓ 廃盤

MozartMasonicMusic












突然黙りこくって暗くなった「見張り」野郎♪WAM/p協10

20220430Denchu  環境部長さんに言わなくちゃ……
 とても気になっていることがある。

 近所の電信柱についている街路灯のことである。

 朝が来て明るくなっても消えないで、点灯したままなのだ。

 こういうのは周囲の明るさのセンサーでON・OFFするようになっているのだろうか?それともタイマーだろうか?

 いずれにしろ、近くの別な街路灯は、日中はきちんと消えているので、あいつはONとOFFをうまく切り替えられない状態になっている、はっきり言って故障しているってことに間違いない。

 昔と違っていまはLED照明なので、水銀灯や見た目が貧乏くさい裸電球よりははるかに電気は食わないのだろうが、でも電気の無駄遣いには違いない。世間では「限られたエネルギー」とか言ってるが、まずはこういう身近なところに注意するべきだろう。
 こういうのを世の中全体でみると、チリも積もれば何とかで、すごい消費電力になっているだろうから。

  システム担当者に言わなくちゃ、休み明けに……
 気になるといえば、先日会社から貸与されている iphone の outlook で、新着メールを知らせる着信音が鳴らず、画面の新着表示もされなくなった。何にもいじっていないのに、である(メール自体は届いている。また、PC の方の outlook はいままでどおりで問題なし)。

 iphone の「設定」の「通知」をチェックしても問題なし。iphone の outlook の 「設定」の「通知」にも問題なし。そりゃそうだ、何にもいじっていないのだから。

202204iphone_outlook1

202204iphone_outlook2

 ネットでは、フォルダの振り分け設定で鳴らない、表示されないことがあると書いてあったが、そもそも振り分け設定などしていない。だから、繰り返すが、私は何にもいじっていなのだ。

 再起動させてもダメ。

 ふだんはメール着信音にうんざりしているくらいだが-というのも、私の仕事に直接関係するメールは20通に1通ぐらいだからだ-、いちいち outlook を開けてみないと新着メールがあるかないかわからないというのは実に不便だ(だって、20通のうち1通ぐらいは自分の仕事に関係する内容なのだ)。

 outlook を一度アンインストールして、再インストールしてみようか?
 いや、システム担当者に確認してからの方がいいだろう。取り返しのつかないことになったら取り返しがつかないから。でも、いま問い合わせても迷惑だろう。だって明日からゴールデンウィーク。厄介な相談をするには日にちが悪すぎる。

 こうして私は独り、この問題を抱え込んだまま GW に突入することになった。

 そして、GW初日の「昭和の日」。
 午前10時ころに、音が鳴り、画面が光った。
 幻聴、幻覚ではない。
 新着メールのお知らせだ。
 休日なのにメールが届いた。20通のうち19通に分類されるべき内容のものだった。

 そう、一晩経ったら、何ごともなかったように元に戻ったのだ。お通じ、いや、お通知が。

 いったい何だったんだ?
 結局は原因はわからないまま。
 最初から慌てず放置プレイの刑に処しておきゃあよかったってことだ。
 いやぁ、即行でシステム担当者に泣きつかなくてよかった……
 でも、原因がわからないということは-明らかに Office365 側の障害だが-また起こりうるってことなので、気になったままである。

 このことに限らず、Office365 の『共有がらみ』のアプリってしばしばヘンテコな怪奇的現象が起こるので、何だか好きになれない。

 こちらの『365』は大好きな私である。


ある朝、窓にいくつもの『雪印』♪WAM/変奏曲K.360

  完璧な形とは言えないけれど……
 全国ニュースでも取り上げられていたのでご存じの方は多いと思うが-とはいえ、北海道の出来事などさほど大きくは扱われないが-、先週の記録的な大雪は札幌圏を中心に甚大な交通障害を引き起こした。
 そんなこと知らんかったという人は、私のこのブログ記事なんかを読むと復習になるだろう。

 とにかく、雪にはうんざりなわけだが、でもおとといの朝-そのときは少し雪が降っていて、風も少しあった-窓から外を見たときに、窓ガラスの外側にくっついた雪が、ちゃんとした結晶の姿をしているのを見つけた。

 これはなかなか見られるものではない(というか、ふだん気にしたことがない)。

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 厄介者ではあるが、この姿を見ると、雪があの有名なお菓子の名前の由来である「白い恋人」という表現にも納得がいく。

 そして、これらの結晶はガラスの熱でほどなくすると水滴となってしまった。

MozartK360 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のヴァイオリンとピアノのための「フランスの歌『ああ、私は恋人を失った』の主題による6つの変奏曲(6 Variationen uber die franzosische Lied 'Helas, j'ai perdu mon amant')」K.360(K6.374b)(1781)。

 ← 廃盤





10ml分のガスだまり空間現る!♪WAM/カノンK.347

  『器』は以前と一緒のようだが……
 先日、珍しくコープさっぽろでハイボール用の炭酸水を買った。

 いつもはツルハドラッグかサツドラ(いずれもPB)か、あるいはヨドバシ.com(伊賀の強炭酸水)を買うのだが、たまたまコープさっぽろに行ったので、ついでに買った。

 買うときに、すでに気づいていた。
 容量が490mlであることを。価格は税別59円だ。

 みみっちいことするようなぁ。値段をちょっと上げてもいいから、500mlのままにしておいて欲しい。そう思いつつも買った。

202109CoopTansan1

 そして、箱を開封してみて、恐れていたことが現実だったことに私はアゴをはずしそうになった。
 ボトルは500ml時代と同じ大きさ(と見受けられる)ではないか!
 左は正統的な500ml入りの『伊賀の強炭酸水』だ。

202109CoopTansan2

 その容器に490mlの炭酸水。つまり、目減りした10ml分の空間がボトル内に生じる。
 ということは、その空間の分はガスだまりとなる。つまり『気』が抜けやすいということだ。
 『強炭酸水』が『やや強炭酸水』になってしまうのではないか?

 炭酸水なんだから500mlのボトルには、500ml入れるべきだ。価格を据え置かなくてもいいから。

MozartCanon モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の6声のカノン「泡立つ酒がグラスの中に輝くところ(Wo der perlende Wein im Glase blinkt)」K.347(K6.382f)(1782頃)を。





いろいろ制度は複雑なようでして……♪WAM/雀のミサ

202101TeinenBook  いつもとは違う今年の2月
 今日から2月である。
 2月は私の誕生月である。
 ただ、今年の誕生月は私にとってひじょうに大きな意味を持つ。

 というのも、今月の誕生日で満60歳を迎える。
 60歳といえば大むかしなら少なからずの人がとっくに死んでいた歳である。

202101TeinennBook2 が、幸い大きな病気をすることもなく、また破廉恥なことで罰せられることもなく、今月末で私は定年を迎える(月末まで油断は禁物だが)。

 月内にはいまの会社(出向元)から、退職手続きや将来受給する年金についての説明を受けることになる。

 で、こんな本を読んでいるが、なんだか難しい。
 難しいというか、読めば読むほど疑問がわいてくる。
 わきすぎてきて、その疑問を解決しようという(説明のときに質問しようという)意欲自体が急速に減少している。
 困ったものだ。

 ただ間違いなく言えることは、(4年後から)いただける年金の額って悲しいくらい少ないものだってことだ。

6de2a55c.jpg モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の「ミサ・ブレヴィス『雀のミサ』(Missa brevis 'Spatzenmesse')」K.220(K6.196b)(1775-76)を。
 《涙》でなく《ミサ》であるところが、突っ込み不足の私である。


 

うすうすだからすっと入っちゃうんです♪WAM/……,きれいにな

20200404Sukimakierei   12時と1時にチャイムは鳴らないが……
 『緊急事態宣言』が39県で解除されたが、“39県”ってくらいだから、当然北海道は含まれていない。

 今月いっぱいぐらいで北海道も解除されるのだろうか?
 そうでないと、毎日通勤するという過酷な運動に耐えられない体になってしまいそうだ。

 それと、妻との間に小規模な軋轢が生じているのだが、これ以上在宅勤務が続くと、大規模な亀裂に発展する恐れもある。

 それは何か?昼食時間である。

 ずっとサラリーマン生活を送ってきた(いまもサラリーマンだが)私にとっては、12時になると条件反射的に昼食時間だというスイッチが入る。もし私がパブロフ家の犬だったらよだれを垂らしまくるに違いない。

 が、妻は時間どおりに食べる必要性を感じていない。

 なので、12時になって私が昼食を食べようとすると-断っておくが、必ずしも妻に食事を用意してもらっているわけではない-、奇妙かつ迷惑そうな、さらには「こんなんだったら、老後が思いやられるわ」みたいな目で見るのである。
 動物園で、「かわいい!」と言ってアシカの餌付けを見ていたというのに(子どもが小さい頃の話だが)、アタシの給餌に関してはこのような考えに至るのが不思議といえば不思議だ。

 だが、私としても変化を恐れない勇気が必要だ。
 12時になってもまだたいして空腹じゃなきゃ、無理に食べる必要はないのだ。
 会社にいるときとは違うのだから、もう少し臨機応変、ラフに考えればいいのだ。
 ただ問題は、12時になるとちゃんとおなかがすいてしまっているってことである。

  仕事をしようとしても邪念が
 ところで、在宅勤務をしていると、不要不急ではない用事を思いついてしまう。

 先日も、急に暖房ボイラーとその横の洗面台の間のほこりを掃除したくなった。
 ここの隙間は2cmもなく、ふつうのハンディワイパーは入らないのだ。ハンディわーぱーというのは、案外と軸が太いものなのだ。
 しかし、1か月くらい前だったか、Homacで薄型のグッズを発見、購入後ずっと放置していたくせに、急に試してみたくなったのだった。

 クイックルワイパーのうすうすタイプのようなものだが、これは優れもの。
 わずか2cm弱の隙間にもちゃんと滑り込ませることができ、ごっそりと綿ごみを取ることができた。
 セントラルヒーティングのパネルと壁の間の掃除なんかにも重宝しそうだ。
 なお、商品名は“キレイ”ではなく“キーレー”であることに注意が必要だ。

MozartCanon モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の3声のカノン「おれの尻をなめろ,きれいにな(Leck mir den Arsch fein recht schon sauber)」K.233(K6.382d)(1782頃)を。
 詞はモーツァルト自身による。

 以上、在宅勤務の成果についての報告を終える。


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