公共交通
廃止されるのは3便だけ
10月22日付けの北海道新聞の記事を見て、驚きのあまり朝食の雑煮のもちをのどに詰まらせそうになった人もいるだろう。それぐらい衝撃的だった。
12月1日のジェー・アール北海道バスのダイヤ改正で「ゆめみ野線」が廃止になると書かれていたからだ。
正月にはまだ早いので、朝から雑煮を食べている住民がおそらく皆無だったのが不幸中の幸いだったと言えるだろう。もちろん、私も雑煮は食べていなかった。前日の夕食で残ったご飯でお粥を作って食べていた。熱いことさえ気をつければ、のどに詰まることはないメニューだ。
廃止の理由は運転手不足だという。利用客が少ないことへの報復措置でなかったことが何よりである。
しかも、廃止されるのは 上江別公園→新札幌の路線(朝に3便だけ運行)であり、上江別公園→江別駅前は残るようだ。おそらくは上江別公園→市立病院前→上江別公園の循環便も残るのではないか?
いずれにしても、詳しい発表が待たれる。
ところで「ゆめみ野線」の「ゆめみ野南町」バス停(住所としては上江別南町になると思う)の近くに、ホワイト急便がある。クリーニング店だ。横の壁には『せん♡たくやくん』というキャラと文字が描かれている。
これを見て、私と同じの世代なら往年の名作とされる裏ビデオの「洗濯屋ケンちゃん」を想起しない人はいないのではなかろうか?
私も自分でVHS のビデオデッキを2台買ったとき、誰から借りたかまったく記憶にないが、孫の孫のそのまた孫の孫のさらなる孫の孫くらいにわたってダビングが繰り返されていた「洗濯屋ケンちゃん」のテープを手にした。映像が乱れ何が写っているのかさえよくわからなくなっているこのテープを、さらにダビングして自分の所有物とし、そのますますもって砂の嵐のようになった画面を、それでもワクワクドキドキしながら観たものだ。
だが、観たというそのことだけの記憶はあるが、恐ろしく画像が悪いこともあって、ケンちゃんがどんな人で、どんな女優がどんな『パフォーマンス』をしていたのか、さっぱり覚えていない。
ストーリー?それは最初からどうでもよかった。
※ 11月4日、追加掲載 ↓
梁ではなく『桁』だった
何回かにわたってレポートした、江別駅3番ホーム下の鉄筋の塗装。
もう塗装工事が終わったのかと思っていたが、先日4番ホームに向かう通路(跨線橋の階段横)に、こんな看板が立っているのを目にした。
このところ4番ホームを使うことがなかったので、全然気づかなかったが、いつから立っていたのだろう。
そして、あのグレーに塗られた『鉄筋』のことを「乗降場桁」ということを初めて知った。
なお、施工者は「おおにしひろゆき」という個人ではないことは言うまでもない。また、0166という市外局番は旭川や上川郡の一部のもの。遠くから深夜にご苦労さんです。
工事の期間は10月27日までとなっている。これからどのように変化していくのか観察を続けていくことにしよう……と思っていたのだが、26日の朝に見てみると、この看板は撤去されていた。ワケが分からなくて顔にペンキを塗られたような気分になった。
いよいよ本日閉鎖
さて、今度は札幌駅の話。
今日の夜の最終バスが発車したあと、札幌駅バスターミナルが閉鎖される。
これがいままでのバス乗り場。
それが、明日からはこのようになる。
なかなか混乱しそうである。
夕鉄バスには新たな経由地を走る路線誕生
バスといえば、夕鉄バスが栗山や夕張に行く路線を廃止することで、江別の早苗別通にあるバス停もすべて撤去されるかと思いきや、撤去するという貼り紙がないバス停もあって、私は大いに悩んだことを報告した。
その謎が、先日解けた。
早苗別通を南大通まで走り、南大通大橋を通って南幌東町に行く新たな路線が誕生するのだ(南大通大橋、あけぼの団地経由の南幌東町行き)。
写真は上江別郵便局前のバス停。
この写真を撮ったのは26日で、この時点で夕鉄バスのホームページにはまだ新たに設けられる路線図も、新たな時刻表も載っていなかったので詳しいことはわからないが、とにかく新ルートができるということだ。
ところで、以上の話とは直接関係ないが、ヨドバシが札幌西武跡地に建設を予定している複合ビル。
ここもまた建設費高騰のため、当初計画から4階分低くなるそうだ(記事は北海道新聞9月13日付け朝刊)。
スメタナ(Bedrich Smetana 1824-)の交響詩「高い城(ヴィシェフラド。Vysehrad)」(1972-74)。
6曲で構成される連作交響詩「わが祖国(Ma vlast)」の第1曲。
コンデジはなぜあんなに高くなった?
前回のこの本館の記事では、今年の秋に廃止となる夕鉄バスの路線について書いたが、それからというもの、朝の通勤時に毎回のように栗山高校行きのバスの写真をスマホで撮るのが習慣になってしまった。へんな習慣が身についたものだ。
ほんとうならスマホではなく K-S1 でバシッ!と撮りたいものだが、会社に行くのにそれを持ち歩くのは重いし、なにより黒死病という持病があるので、肝心なときにきちんとした露出になる保証が全然ない。コンパクトデジカメがあればいいのだが、なんで近年、あんなにコンパクトデジカメの値段は高くなってしまったのだろう。これじゃあ一眼レフカメラと変わらないじゃないか!だからあれが自己崩壊したあと買いたくても買えない状況に置かれたままだ。
それにしても、ほとんど毎回同じ場所ですれ違う。つまり、いつも時間には正確である。この便(便名は1)も私も。
再び「江南」について
ところで早苗別通に「江南団地通」というバス停がある(夕鉄バスとジェー・アール北海道バス)。
以前、
① 江南団地通というのはどの道のことなのか?
② 江南団地とはどこのことを指すのか?
③ 江南とはどういう意味なのか?
と、このブログで問いかけたが(3年前のことだ)、そのあと1カ月経った時点では世間からはなんの反応もなく、そしていまだにない。
①と②についてはやっぱりさっぱりわからない。
③についても、わからないのだが、私としては2つ考えられると考えてみた考えがある。
一つは江別(駅)の南側という意味である。
とても尋ねてみる勇気はないが、江別駅の南側に江南木材店という会社がある。この名の由来は江別(駅)の南側ってことなのかもしれない。
もう一つは江別と南幌の間という意味だ。
その意味で使われているのが、きらら街道が千歳川をまたぐ江別と南幌の境界となる橋の名前「江南橋」である(地図はGoogle)。
でも、江南団地通のバス停があるのは、この場所(地図は昭文社スーパーマップル)。
江別と南幌の間と言うには、あまりにも南幌ははるかだ。
頼むから、誰か私に「江南」について教えてくれまいか!
廃盤 ↓
札幌⇔栗山,夕張への路線を廃止
3月に夕鉄バスは、
① 新夕張駅前⇔栗山駅前⇔新札幌駅前
② りすた⇔由仁駅前⇔新札幌駅前
③ 栗山駅前⇔南幌ビューロー⇔新札幌駅前
の、札幌(新札幌)と栗山や夕張を結ぶ路線を、今年の10月1日をもって廃止すると発表した。
3つのうち、②は江別市内を通らない。大谷地バスターミナルと長沼を経由する。
①と③は江別市内を通るが、このうち③が私の住んでいるエリアにある早苗別通を走っている(厳密にいえば、①の新夕張駅前(一中経由)も上江別東町のセコマ側の角を曲がり踏切を渡るところで早苗別通を一瞬走ることになる)。
となると、10月からは早苗別通で夕鉄バスの姿を見ることはできなくなる(しつこく厳密に言うと、南幌東町⇔新札幌駅前の路線は残るので、この路線の上江別消防署バス停の先の上江別簡易郵便局がある交差点から上述の踏切までは早苗別通を走ることになる。あけぼの団地の路線の便も同様)。
って、路線図で見ると、
左上の水色で塗られたバス停がなくなるってことだ(で、なぜ水色に塗られているのだろう?その説明が見当たらない)。
このバスは私が朝の出勤時にいつもすれ違う栗山高校行き(行き先表示板がきちんと写らなかったのが残念だ。なお、この便は学休日は栗山駅前行きとなる(栗山駅前~栗山高校間運休))。
夕鉄バスは廃止の理由について、乗客の減少や運転手不足、燃料費の高騰などをあげている。もっともな話だ。少なくとも朝見る栗山高校行きは、この場所ではいつも3人か4人の乗客しか乗っていないのが見える。
そしてまた、新札幌から江別市内まで利用するときに躊躇するのが、路線の複雑さ。
上に載せた路線図や時刻表(こちらは主要なバス停しか書かれていない)を見ておわかりのように、新札幌駅から江別駅周辺まで乗りたい場合、どの便がどこを経由してくれるのか、逆に言えば、どれだけ回り道をすることになるのかが、わかりにくい。
これで運行本数が多ければ、きめ細やかな路線ネットワークってことになるのだろうが、少ない運行本数で、あっちに行くのやら行かないのやらは、利用者にとってとても分かりづらい。そこを敬遠して乗る人の数が伸びなかった可能性もある(運転手さんはよくルートを間違えないものだと感心する)。
去年の冬に帰宅時のJRが人身事故で止まったとき、新札幌から夕鉄バスに乗ったが(あけぼの団地行きだったはずだ)、酪農学園構内に入ったあと伊達屋敷の方に行き、さらに野幌駅南口→あさひが丘入口→野幌バスターミナル→5丁目通とグルリグルリと野幌一巡ツアーのような路線で、ひどく時間がかかった(そして、私は間違って降車ボタンを押してしまったので、上江別消防署まで乗りたかったが、そのまま降りた)。
大学生のときも、私は地下鉄新さっぽろ駅から大麻まで夕鉄バスをしばしば利用してきた。
実はひそかな夕鉄バスファンなのである。
南幌東町行きやあけぼの団地行きのバスは江別駅周辺でこれからも目にすることができるものの、なんともさびしい思いがする。
シベリウス(Jean Sibelius 1865-1957 フィンランド)のさびしい樅の木(The lonely fir)。
ピアノ曲「5つの小品(5 Pieces)」Op.75(1914。「樹の組曲」)の第2曲。
舘野泉の演奏で。
『萌』その1
雪解けあとのまだ萌え萌えが始まる前に、数株のバラの植えてある場所の引っ越しをした。
植え替えにあたっては、株の周りをかなり余裕をもって大きく掘るべきなのだが、それはわかっていても、なかなかできるものではない。ということで、根の一部は切れてしまう。そのため、植え替え後の成長が気にかかる。
これは「エリドゥ・バビロン」だが、このように新芽が順調に出ているということは植え替え成功、定着したと判断していいように思える(思いたい)。
下の写真2枚はハイブリットティー系の「ニュー・アヴェ・マリア」。
このバラこそが、私が最初に購入したバラ。私がバラにはまるきっかけとなった記念すべきバラなのである。
すばらしいことに20年近くに渡って枯れずにずっと花を咲かせてきた。かつてこの辺りにまだカエルがたくさんいたときには、こんな光景も見られた。
しかし、2019年~2020年の冬の間に、雪の重みで根の部分が断裂。接ぎ木の台木からほとんど剥離状態および完全剥離という状態になってしまった。
この2つも植え替えた(場所を移動した)のだが、果たして復活してくれるだろうか?下2枚のうち上の写真が、ほとんど剥離したもの、下が完全独立してしまったもので、どっちも鉛筆のような細さだ。小さな新芽は出てきているのだが……
植え替えの対象にならなかったバラたちは、例えばこの株のように元気に萌え萌え ing である。
この冬は庭に積み上げた雪の量が特に多かったのに、その重みによるバラへの被害はほとんどなかった。
そしてまた雪があれだけぎっしりと積まれたせいで侵入の余地がなかったのだろう。ノネズミによる食害もなかった(ここ数年は被害に遭ってないような気がする)。
『萌』その2
さて、『こんにちは』がいっぱいである。
あいさつをすることは大切なことだし、よいことだ。
しかしこの場合は褒められたものではない。迷惑メール(スパムメール)だからである。
湯田だの重田だのと比較的ありがちではない名を名乗っているが、開くとあいかわらず送り主は『萌美早子』であり、やはりあいかわらずワケのわからない日本語を語っているのである。
やれやれ、萌え萌え……
では iphone8 とか gucci を名乗っているのも『萌ちゃん』かというと、そうではない。
こちらはとってもありがちな名である山田という人なのである。
この秀明にしても、日本語が苦手なのに違いはないが……
『萌』その3
で、私のコレクションではなく、たまたまなぜか持っているだけなのだが、『萌えっ子』なのである。
この『萌』は留萌の『萌』だろう。沿岸バスの切符だから(いまから5年以上前のものである)。
こういう切符を集めていて、欲しい人いるんだろうなぁ、きっと。
そして、こういう人は実際にはいないんだろうな、きっと。
エレミータ(Giulio Eremita 1550頃-1600頃 イタリア)のマドリガーレ「海岸はエメラルド色だった(Smeraldi eran le rive)」(マドリガーレは、英語の「マドリガル」のイタリア語。多声声楽曲の一種である)。
新館入口(2014.6.22~)
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