読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

北海道

ある朝、窓にいくつもの『雪印』♪WAM/変奏曲K.360

  完璧な形とは言えないけれど……
 全国ニュースでも取り上げられていたのでご存じの方は多いと思うが-とはいえ、北海道の出来事などさほど大きくは扱われないが-、先週の記録的な大雪は札幌圏を中心に甚大な交通障害を引き起こした。
 そんなこと知らんかったという人は、私のこのブログ記事なんかを読むと復習になるだろう。

 とにかく、雪にはうんざりなわけだが、でもおとといの朝-そのときは少し雪が降っていて、風も少しあった-窓から外を見たときに、窓ガラスの外側にくっついた雪が、ちゃんとした結晶の姿をしているのを見つけた。

 これはなかなか見られるものではない(というか、ふだん気にしたことがない)。

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 厄介者ではあるが、この姿を見ると、雪があの有名なお菓子の名前の由来である「白い恋人」という表現にも納得がいく。

 そして、これらの結晶はガラスの熱でほどなくすると水滴となってしまった。

MozartK360 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のヴァイオリンとピアノのための「フランスの歌『ああ、私は恋人を失った』の主題による6つの変奏曲(6 Variationen uber die franzosische Lied 'Helas, j'ai perdu mon amant')」K.360(K6.374b)(1781)。

 ← 廃盤





「こんにちは」だらけと『萌』三様♪エレミータ/海岸はエメラルド色だった

  『萌』その1
 雪解けあとのまだ萌え萌えが始まる前に、数株のバラの植えてある場所の引っ越しをした
 植え替えにあたっては、株の周りをかなり余裕をもって大きく掘るべきなのだが、それはわかっていても、なかなかできるものではない。ということで、根の一部は切れてしまう。そのため、植え替え後の成長が気にかかる。

 これは「エリドゥ・バビロン」だが、このように新芽が順調に出ているということは植え替え成功、定着したと判断していいように思える(思いたい)。

20210429e

 下の写真2枚はハイブリットティー系の「ニュー・アヴェ・マリア」。
 このバラこそが、私が最初に購入したバラ。私がバラにはまるきっかけとなった記念すべきバラなのである。
 すばらしいことに20年近くに渡って枯れずにずっと花を咲かせてきた。かつてこの辺りにまだカエルがたくさんいたときには、こんな光景も見られた。

 しかし、2019年~2020年の冬の間に、雪の重みで根の部分が断裂。接ぎ木の台木からほとんど剥離状態および完全剥離という状態になってしまった。
 この2つも植え替えた(場所を移動した)のだが、果たして復活してくれるだろうか?下2枚のうち上の写真が、ほとんど剥離したもの、下が完全独立してしまったもので、どっちも鉛筆のような細さだ。小さな新芽は出てきているのだが……

20210429f

20210429g
 
 植え替えの対象にならなかったバラたちは、例えばこの株のように元気に萌え萌え ing である。

20210429h

 この冬は庭に積み上げた雪の量が特に多かったのに、その重みによるバラへの被害はほとんどなかった。
 そしてまた雪があれだけぎっしりと積まれたせいで侵入の余地がなかったのだろう。ノネズミによる食害もなかった(ここ数年は被害に遭ってないような気がする)。

  『萌』その2
 さて、『こんにちは』がいっぱいである。

202104Spamこんにちは

 あいさつをすることは大切なことだし、よいことだ。
 しかしこの場合は褒められたものではない。迷惑メール(スパムメール)だからである。

 湯田だの重田だのと比較的ありがちではない名を名乗っているが、開くとあいかわらず送り主は『萌美早子』であり、やはりあいかわらずワケのわからない日本語を語っているのである。
 やれやれ、萌え萌え……

20210418Moe


 では iphone8 とか gucci を名乗っているのも『萌ちゃん』かというと、そうではない。

202104SpamYamada

 こちらはとってもありがちな名である山田という人なのである。
 この秀明にしても、日本語が苦手なのに違いはないが……

  『萌』その3
 で、私のコレクションではなく、たまたまなぜか持っているだけなのだが、『萌えっ子』なのである。
 この『萌』は留萌の『萌』だろう。沿岸バスの切符だから(いまから5年以上前のものである)。

MoekkoF1

 こういう切符を集めていて、欲しい人いるんだろうなぁ、きっと。
 そして、こういう人は実際にはいないんだろうな、きっと。

IlTrionfoDiDori エレミータ(Giulio Eremita 1550頃-1600頃 イタリア)のマドリガーレ「海岸はエメラルド色だった(Smeraldi eran le rive)」(マドリガーレは、英語の「マドリガル」のイタリア語。多声声楽曲の一種である)。










あなたの身近にいる超小顔な人♪リスト/ラ・カンパネッラ

  小さすぎ 
 ふだん、というよりも1日に何度も目にしているはずだが、別段変だと思わない。
 が、一度気になりだすと、すっごく気になりっぱなしになる。

 歩行者用信号のおじさんである。いや、おじさんではなくピンキーこと今陽子がモデルなのかもしれない(だが、いまどきこういう格好をしている人は少ない。私が最近見かけたのは『あんバタサンのおじさん』くらいだ)。

 どこが気になるかって?

 その頭の小ささである。

Signal1

Signal2

 こんなバランスの人が実際にいたら驚きである。いや、恐怖である。人間じゃない。何頭身なんじゃい?ってものだ(なお『あんバタサンのおじさん』は、イラストによっては逆に頭がでかい)。

  大き……
 ところで、2月24日のことだったが、NHKの「ファミリーヒストリー」をたまたま観たら、フジ子・ヘミングを取り上げていた。

 私はフジ子・ヘミングの演奏に、こんなこともあって、ほとんど接したことがないが、このピアニストのことを知る良い機会になった。

 頭というか顔が大きい人だなぁと思った。

LisztWatts 一緒に出演している池田アナウンサーの顔がまた小さいので、一層それが強調されて見えた。

 フジ子・ヘミングといえば、レパートリーの中でも「ラ・カンパネラ」の演奏が有名(「ファミリーヒストリー」のなかでも一部演奏しているところが映っていた)。

 でも、私にとっての「ラ・カンパネラ」イコール、ワッツの演奏なのである。

 

雪用の運動靴?それはスノトレ……♪GM/私はこの世に忘れられ

20200213Akagire  指先の三日月
 新館の方で、まるでまともな記事を書けないのはこのせいだと、ここここで言い訳めいて書いているが、実際まともな記事を書けていない原因の14%くらいはこのせいなのだ。

 今日の段階で-今日というのは実際には昨日のことだ-だいぶ良くなっているとはいえ、でもまだ痛いのである。

 最初に裂けたのは右手親指の爪横のものだったが、現在私を長きにわたって困らせているには右手中指の爪横のものである。

 『あかぎれ』。そのしびれるような痛みは、175° DENO 担担麺に匹敵するものがある(って、私は痺れないやつを頼んだのだったが)。

 キーを打つとがほんとうに痛い。
 この指1本が満足に働いてくれないだけで、こんなに作業効率が落ちるとは思わなんだ。

  あの痛みはこのトレのせいかも
 話は変わる。

 加齢と共に華麗にならず、筋力の衰えを感じる今日この頃の私だが、妻が年末だか年始に録画していたEテレの番組を鑑賞させられた。

 しかし、これなら億劫にならずにトレーニングを続けられるかもと思った。
 問題は録画で観たものをまったくもって記憶にとどめられないという致命的な現象である(ということは、筋トレの前に脳トレが求められるということだ)。

IMGP3561 ところが世の中よくできたもので、というか商業主義が徹底されているということで、このテキストも売っているという。それならページを開きながらできるではないか!

 で、三省堂書店で買って-予想よりも高価だったが-自宅で筋トレを始めたところである。
 週2~3日、1日10分程度でいいっていうのがいい!
 問題は週2~3回だと、やることが忘れがちにならないかってことである。

 てなわけで、マーラーの「私はこの世に忘れられ」。
 「リュッケルトによる5つの歌」の第3曲である(作曲順で。マーラーは5曲の演奏順は指定していない)。

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眉刷毛万年青とかタカラジェンヌがゴ……♪伊福部/ゴジラ組曲

  七つの宝が錦っちゃうなんて、すっごく豪華!
 漢字で書くとなんだかすごい。
 でもカタカナで書くと「マユハケオモト」である。これを目にして興奮する人はいないだろう(って、なんで興奮せにゃならんのだ?)。

 しかし多肉植物好きなら、ある種の興奮を覚えるかもしれない。
 10月に北大植物園の温室でこの「マユハケオモト」という植物を見たが、なんとも不思議な風情の花だった。

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 もう1つ私の目をひいた植物があった(って、いうのはウソで、そこにある多肉&サボテンのすべてに目をひかれたのだが)。

 それが「七宝樹錦」という多肉ちゃんである。

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 この不思議な姿態に美しいピンクの花、うううう、おっさんたまらんです。

  五十肩にはつらいかも
 そんなこととは全然話は変わるが、いま阪急の駅にはこんなポスターが貼ってある。

20191208TakaradukaPoster

 彼女たちにとっては、このように体の向きや手の角度をそろえることなんて簡単なことなのだろうけど、大したものだとおじさんはポスターを見るたびに感心してしまう。

 もう会期が終わったが、同じく駅に貼られていたポスター。

 私はこれを目にするたびに「ゴジラ」と錯覚した。書体、似てると思いません?

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 伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の映画「ゴジラ」(1954)を組曲化した、この演奏を。

Ifukube100th3 齊藤一郎/オーケストラ・トリプティーク他の演奏。

 2014年ライヴ録音。THREE SHELLS。

 さっ、今年も残すところあと半月!

 何かと忙しいでしょうががんばりましょう!(←何を?)

高松なのに兵庫。その兵庫で讃岐うどん♪バルトーク/ルーマニア民俗舞曲

20191112Takamatsu01  駅の中なのにまだ準備中
 早起きし(といってもいつも並み)JR高松駅に着いたのは午前11時前であった。あっ、申し遅れたが、この前の火曜日は高松に出張したのである。

 朝ごはん抜きで移動したので、何か食べようと思ったが、駅の2階にある飲食店はカフェ以外は準備中。もっとも開いていたとしたって、、その店が悪いわけではないが、わざわざ高松にきて『そじ坊』のそばにすることもないだろう(もう一度言っておくが、私は『そじ坊』は好きである。特に夜に飲みに行くのが)。
 聞いたことのないとんかつ屋もあったが-もちろん準備中-、奥歯不足状態でカツをほおばるのはたいへんそうだ。
 そんなことで、エキナカをあっさりと見捨てた私。

  玉子焼きは欲してない私
 駅を出ると、なんだか私の好きな『大衆食堂』っぽい建物が目に入った。

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 こういう店なら玉子丼とか親子丼、あるいはカレーライスとかがおいしいに違いない。

 が、店の前に行くと、現金しか使えないという『大衆食堂』らしさを残しているものの、それを英語表記していて、けっこうインターナショナルな感じである。
 しかも朝は『朝定食』しかなさそうだ。その『朝定食』はAもBも私の望むべきものではなかった(価格にはそそられるものがある)。

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 ということで、戸に手をかけることを止めた。

 私は繁華街-それは今日会議が行われるホテルがある方である-に向かった。
 途中、セルフのうどん屋と牛丼屋があったが、朝昼兼の重要な食事である。落ち着いて、そしてよく噛んで食べたい。なので、パス。

  なぜかドンキー気分に。無理ならせめてハンバーグを
 このあたりから猛烈に『びっくりドンキー』のハンバーグが食べたくなってきた。
 いや、高松に、ましてやいま私が歩みを進めていいうあたりに『びっくりドンキー』はあるとは到底思えない。あったらびっくりだ。だから、ガストでもよい。とにかく急激に洋食系を欲し始めたのであった。

 たどりついたのは『兵庫町商店街』。
 だが、やはり飲食店の多くはまだ準備中であった。

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 そんななか、小ぎれいで、店内は広そうで、まだすいているうどん店を発見。

  でも王道的にうどん
 ハンバーグの夢を捨て(そして前日の夜、東京の居酒屋で小ぶりな石垣牛のハンバーグを食べたことを思い出した)、その店『さぬき麺業』に入った。

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 まだ店はガラガラだった。私以外には女性2人組の客がいるだけだった。

 テーブル席に着く。
 横の壁を見ると、ドルーピーみたいな人が生気のない顔で、なんとなく(よく確認はできないが)箸の持ち方も怪しげに写っていた。

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 そっか。この人は『えびちくわ天ぶっかけうどん』を食べたのか。
 「それじゃあ」と、私も思い立ちお嬢さんに注文した。
 「親子丼セット!」
 「おうどんは温かいのと冷たいののどちらになさいますか?」
 「温かいの」

 運ばれてきたセットは、双方がハーフサイズ。
 親子丼の親は胸肉。なぜかかなりのつゆだく。
 幸いにも私は箸の持ち方はきちんとしているので(それでも少し難儀しながら)食べることができたが、そうでなければスプーンが必須だろう。

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  感激度は高くなかったけど……
 うどんの味はごく平凡。
 まずくはない。しかし、以前丸亀で食べたうどんのつゆのおいしさは感激のあまりいまでは思い出せないくらいだったのに、感激するほどのものとは言えない。また、私の勝手な思い込みなのかもしれないが、さぬきうどんってもっとコシがあるのかと思っていた。このうどんはいわばやや弱腰。札幌で食べた『丸亀製麺』や『饂飩四国』のうどんのほうがずっとコシがある。
 もしかすると、さぬきうどんと一口に言っても、札幌ラーメンと同じように、単純に「これだ」と決められないバリエーショインがあるのかもしれない。

 ただ、この店は由緒あるようだし、なにしろ善い人か善くない人かはともかく首相までここでうどんを食べているのだ。
 首相も訪問するほどの店ということは、どう考えても警備しやすい造りだったということだろう。

 なお、『親子丼セット』の価格は750円。
 妥当である。
 募集スタッフの時給より安い。つまり1時間働けばこのセットを食べてもおつりがくる。
 そう考えると、やはりあのジンギスカン定食はずいぶんと高い料理と感じずにはいられない。

BartokBarbaro 『松尾愛』ゆえの不満を抱きつつ、今日はバルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「腰帯踊り(Braul)」。

 全6曲からなる「ルーマニア民俗舞曲(Jocuri poporale Romanesti)」Sz.56(1915)の第2曲である。

 コチシュのピアノ演奏で。

 1975年録音。DENON。


『アボリジニ』から『ひとつ目女』まで♪ベルリオーズ/幻想交響曲

  ほんとに1度でいいの?

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  モデル?それとも正真正銘の先住民族?

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  “新聞がパキィ”って意味が分からん

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  怖っ!

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  淫美な『壺』@北大植物園

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 では『イル・ド・フランス』に敬意を表し(?)、今日の1曲はベルリオーズ(Hector Berlioz 1803-69 フランス)の「幻想交響曲(Symphonie fantastique)」Op.14(1830/改訂'31)。

BerliozSFMonteux モントゥー/ウィーン・フィルの演奏を。

 1958年録音。デッカ(TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION +plus)。



あなたにはまわりとの差がわかるか?♪宮沢賢治/星めぐりの歌

20191011UmedaSta  毎日カレーを食べる人の話
 中学生のころに文庫本を買って読んだ作家に星新一がいた。
 ショート・ショートと呼ばれる短編小説で、SF。何冊も買ったが、やがて私の好みは眉村卓に変わった。はっきり言って、当時は眉村よりも星の方がはるかに人気があったが(そして現在の評価も星新一の方がはるかに上だろう)、私は眉村作品(こちらもSFのショート・ショートが多かったが、どれもがSFというわけではなかった)の方に魅かれ、たぶん当時出ていた文庫本はほぼすべて買ったはずだ(「ねらわれた学園」とか「なぞの転校生」を買った記憶はない)。

 最初に買った眉村の文庫本は「C席の客」というもので、文庫のタイトルにもなっているこの小説や、ここに収められている「ミスター・カレー」なんかはお気に入りだった。

 眉村の本の多くがいまでは絶版になっているようだ。

  私の実家は黒い家
 実家に行けば、当時買い揃えた文庫本がまだあるかも知れないが、実家に近づきたくないので読む機会はなさそうだ(星新一もまた読み返してみたくなってきた)。

 自分の親のことをいうのもなんだが、私の母親は、小田島滝江×小田島クメ×辻口夏枝×武井シン×橋宮香也子の積を計算し、その解の五乗根を求めたような人物なのである。

 あっ、この人たちは三浦綾子の小説に出てくる女性の名であり、一癖も二癖もある、常識が欠如しているか、もともと常識がない人たちである。

 で、なんで眉村卓のことを思い出したかといえば、眉カットのポスターを見かけたからにほかならない(@阪急梅田駅構内)。

 そうか。10月31日はハローウィンなのか。
 怖い顔だ、この姉ちゃん。
 さすがプロの技ってものだ。

 10月1日からやってるのもすごい。

HayashiGenbaku 宮沢賢治(Miyazawa,Kenji 1896-1933 岩手)が作詞・作曲した「星めぐりの歌(CIRCULATING STARS)」。
 それを林光(Hayashi,Hikaru 1931-2012 東京)が1985年に編曲したものを。

 CDの解説(執筆は森泰彦氏)によると、

 宮沢賢治の歌曲の多くと同様に、口承で伝えられたものを後に採譜したかたちで現存し、賢治の愛読者にもっともよく知られた愛唱歌のひとつである。賢治の文学と同じように、西洋でも日本でもないのにどちらでもあるような不思議なメロディーで、特にその独特の拍節は記譜者を悩ませている。林光はメロディーを4拍子にとり、フレーズごとに休符を挿む。旋律構成音から作られた音の薄いピアノ伴奏音形ともども、神秘性を強め、拡がりと静寂を耳に聞こえさせる編曲だ。

というものだ。

 林光/東京混声合唱団、寺島隆也(p)の演奏で。

 1995年ライヴ録音。フォンテック。

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いつまでも夢を持ち続けたいあなたへ♪レッド・リリーが咲いて輝いて

  狩人は1人。ガロも1人
 先月の20日ころだったろうか。
 朝刊の折り込みチラシの中に、こんなのがあった。

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 なんだかすごいではないか!
 写真がいつごろ撮られたものか気にならなくもないが、そんなことより、地域限定のお得価格なのである。って、半額以下じゃん。どうして?、なんて野暮なことを聞いちゃいけない。
 これまで400万人も観客を動員してきたのだ(チラシの記述に基づけば)。

BlogPaint

 そんな人気のコンサートにチケットの売れ行きが悪いなんてはずがない。
 わが街が岩見沢の隣町だからこそ、この恩恵にあずかれるわけだ。素直に幸せに思うべきだろう。

  フォーリーブスのメンバーが対決!
 ところで『夢スター』ってなんだろう?
 私は最初、夢のような大スターが来るということなのかと思った。

 しかし、よく見ると『夢グループ』ってところが興行するみたいだ。
 そういう意味での『夢スター』なんだろう。

 『チーム春組』と『秋組』という設定も、よくわからない。
 北海道公演なんだから『クマさんチーム』と『キツネさんチーム』の方がわかりやすいような気もする。
 どっちにしろ春と秋というよりは、晩秋と初冬って感じがしなくもない。

 でも、あ~楽しみ!って言いたいところだけど、行けないもんなぁ。……って、行けたとしても申し込まないだろうし……。でも、伊藤咲子には興味あるなぁ。

 中国の民謡をワン・ジェンフォンが編曲した「レッド・リリーが咲いて輝いて(Red Lilies Crimson and Bright)」。
 ワン・ジェンフォンは中国中央楽団集体(Central Philharmonic Society of The Peoples Republic of China)に属する作曲家らしい。

 チェンソンのピアノで。

 1990年録音。ナクソス。

 リリーズって夕張出身なんだよね。

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