ホームは雪のステージのよう
 今日から3月である。

 3月と聞くと、まだ外は冬景色であろうが、上を見れば雪庇がひどかろうが、いよいよ春だと強烈に感じる。
 実際、日中の最高気温もプラスになる。雪解けが一気に進むのだ。

 3月は、寒さが厳しく毎日雪かきの心配をしなければならない陰鬱な2月とは、180度違う。そんな2月という月に私は生まれたのだけど……

 この冬の雪の多さについては、もうあらためて言うまでもないことだ。
 また、JRを利用して通勤している身としては、JRには雪対策についてあらためて考え、あんな長時間にわたる運休が発生しないようにしてもらわなければならない。
 が、確かにすごい雪ではあった。

 2月24日は、江別-札幌間は朝からほぼ正常のダイヤに戻ったが、その日の朝の電車-いつも利用している便-の車両はたまたま721系だったので、車窓から写真を撮った(ロングシートの731系などで、体をよじらせてまでして写真を撮る勇気はない)。

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 わかりにくいかもしれないが、隣の線路との間の雪山(雪壁)の高さからも、今回の除雪作業がいかに大変だったかは容易にわかる。

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 ちょうど特急「宗谷」がやってきた。
 これで雪山の高さがわかるだろう。

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 大麻駅。
 ホームの下も雪がびっちりと押し込まれた状態だ。

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 とにかくひどかった。
 でも、運転再開に時間を要しすぎだ。どうすればよいのかわからないけれど。

 3月になったからといって大雪の心配がまったくなくなったわけではないが、もう1月や2月のようなことはないだろう。JRもあなたも私も、道民みんなも、正直ほっとしているのではないだろうか。

 これからどんどん雪がとけて、地面が見えてくるのが楽しみだ。
 でも庭の雪山の下でバラの木たちがどのような状態になっているのか、けっこう心配である。

470eb50b.jpg ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky 1882-1971 ロシア→アメリカ)のバレエ「春の祭典(Le sacre du printemps)」(1911-13/改訂1947)を。