読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

周りの人々

そして松は梅になり、梅は花となっていた♪デュファイの3声のロンドー

  閉まったが、そのあとの建設に難題が
 もう ESTA のシャッターが開くことはないが、エスタのあとに建つ再開発ビルも事業費の高騰で、当初計画を見直さざるを得ない状況のようだ(8月29日付け北海道新聞)。
 いったいどうなることやら……

20230829Doshin

 ここに書いたように、私が ESTA で最後に弁当を買ったのは、ラスト6日のとき。
 週が明けて、今週の月曜日はここに書いたように、オディール・ホッキーさんのところを訪問。そのあとにお誘いを受けていた昼食をありがたくいただいた。

 オディールさんが所属している部署と私が担当している業務では直接仕事の取引関係にはないが、オディールさんが勤める会社(A社)と私が勤める会社(B社)との間、つまり会社同士では、けっこう大きな取引がある。
 そんなわけで、最近の業界情勢などの話をしたあと、ビジネスランチにお誘いしてくれたのである。

  暑さで弱った体力を回復させましょうという配慮
 店は宮川本店。オディールさんの「夏バテしないようにがんばりましょう」といううれしい配慮だ。

 しばらくぶりに行ったのだが、大きな変化が起こっていた。
 というのは、うな重が以前は松→竹→梅の順にランクアップする順位付けだったが、今では梅がいちばん安い位置づけとなり、次いで雪→花という順になっていたのだ。

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 ただし、以前は「松」を頼んだらお重のふたには松の葉の絵が描かれ、「竹」を頼んだら竹の絵が描かれていたが、どうやらそこまでは切り替えていないようだ。というのも、オディールさんが頼んでくれたのは「梅」ではなかったが、運ばれてきたうな重のふたには「梅」が描かれていたし、ショーウィンドのサンプルのお重も、いまはメニューにはない松の葉が描かれている。
 といっても、私には全ランクのお重のふたを確認できるわけではないので、あくまで推測だ。

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 うな重というのは、前もってわかっていて食べようが、突然食べようが、なぜこんなにおいしいのだろう。
 もちろん、外食だからといってこの日はおなかを壊すこともなく(何のストレスもない環境だからだ)、じっくり味わい、しっかりと血や肉とさせてもらった。

 オディールさんと別れたあと、私はビックカメラの家電売り場へ。
 実は先週末、冷蔵庫を買い替えたので同じ機種がビックカメラではいくらなのだろうと、なんだかいやらしい行為ではあるが、確かめに行ったのだ(わが家で買ったものは江別のケーズデンキでかなり値引きしてもらえた)。

 でも、冷蔵庫は1台もなかった。
 フロアはこんなありさまだった。

20230828ESTA

 まあ、移転先の売り場をつくらなきゃいけないからしょうがないことだが、こういう光景を目にできるのも貴重といえば貴重。
 何も知らずにやって来た(と思われる)、外国人旅行者が茫然としていた(と見受けられた)。英語がペラペラなら、「ヨドバシに行くと豊富な品ぞろえですよ」と教えてあげるところだが、私がペラペラなのは人情であるのが残念なところだ。

 そして、この日が私がエスタに足を踏み入れた最後の日となった。
 45年間、お世話になりました。ありがとうございました。

 デュファイ(Guillaume Dufay 1400頃-74 フランドル)の3声のロンドー「美しい人よ 情をかけてほしい(Belle, vueillies vostre mercy donner)」。

 そうそう、ここここで2回にわたってルポしてきた、江別駅3番ホーム下の鉄筋(梁)だが、どうやら全体的にグレーに塗り終わったようだ。

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狙ってはいけないのに撃退できるの?♪PMD/時と大鴉

IMG_0003  飛距離最大65mって言ったって
 ウチの車が心無いカラス野郎に糞をかけられまくったという現代の悲劇については、ここで報告した

 先日、仕事でアルフレッド氏と会ったのだが、そのときに「カラスに糞かけれまくって、あったまに来る」と、私の苦しくも切ない胸の内を吐露すると、アルフレッド氏もカラスには悩まされているという。

 庭の芝に来ては芝をくちばしで突っつくのだそうだ。
 アルフレッド氏の分析によると、芝の下に生息している昆虫の幼虫を食べているらしいという。

 ならば、オルトラン粒剤とかなんとかを散布すれば幼虫は死滅し、カラスは来なくなることになる。
 だからアルフレッド氏の場合は解決の糸口が見えている。おまけに糞はたらされていない。

 こっちは糞を空中投下されているのでどうしようもない。
 まさか、カーポートの天井部分に雲の網のようにテグスを張り詰めるわけにもいかない。

 そんなとき、新聞で上の広告を発見!
 これはいいかも!、、、と思いきや、結局は“直接、人や動物を狙わないでください”。じゃあ、“連射で撃退”じゃないんじゃない?
 いったい、BB弾はどこに向けて発射しろというのだろう?
 やれやれ。
 これならカラスが堂々とやって来たときに、むかしの「トムとジェリー」の「なにがなんだかわからない」の回で、ジェリーがねずみ嫌いのジョージ(トムのいとこ)を脅かすときに叫んだ「アッポン!」を私が叫んだ方がまだ効果的のような気がする(しかえしが怖いから、叫べないだろうけど)。

 デイヴィス(Peter Maxwell Davies 1934-2016 イギリス)の「時と大鴉(Time and the Raven)」(1995)を。

MDaviesSym6

 こんな広告もあった。
 “実際には人手は要りません”って断り書きするくらいなら、最初からイメージ画像を載せない方がいいように思うのだが……

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非日常的なスピードでの日常の回復♪イベール/旅芸人

202110Kakushigei  14カ月ぶりの『居酒屋』体験
 先日、凸川さんと氷山さんと私の3人で夕食を共にした。もちろん『食』だけではなく、『飲』もセットである。

 私が外でお酒を飲むのは-妻と出かけたとき昼にビールを1本飲んのを別にして-、昨年の8月以来。凸川さんとはこのとき(昨年7月)以来、氷山さんとも昨年7月以来である。
 結論を言うと、もちろんひじょうに楽しく充実した時間を過ごすことができた。あっという間に時間は過ぎ去り、話したいことのほんの一部しか、お互い話せなかった感じである。

 店は北海道庁近くの仲通りにある居酒屋。
 決して目立つ場所ではない。

 しかし、店はとても混んでいた。
 どの料理もおいしく、また個室または半個室になっているので、人気が高い理由はわかる。
 それにしても、こんなににぎわっているとは!

 緊急事態宣言が解除され、飲食店の営業時間の制限もなくなったのは理解しているが、ここまで『飲みに来る人』の数が通常時のように急速に復旧しているとは、予想外だった。
 まさに、非日常的なペースで日常が戻りつつあるって感じだ。

 そのせいで、1つしかないトイレもまた、列をなすほど混んでいて、尿意をもよおすのが近い(ときに便意もプラス)私にとっては外で飲むのはこういう不便さやリスクがあったんだったなあと、思い出したところである。
 お店のホームページとか食べログなんかで、トイレ情報(男女の別やそれぞれの数など)が掲載されていて事前にわかれば、充実したトイレ設備の店を選べるから、初めての店でもすごく安心できると思うのだが……

 トイレの順番待ちをしているときに、前に並んでいた男性に「この店の大きさで、男性用のトイレが1つっていうのは少なすぎますね」と話しかけると(もちろん双方マスク着用)、「ほんとですよね。足りないです」と同調してしてくれた。
 その人の番が来たときに、私に「すぐに出てきますから、もうちょっと待っててくださいね」と慰めてくれた。そして、実際けっこう早くコトを済ませて出てきてくれた。ご配慮、ありがとうございました!

  お面をかぶったあなたが主役
 さて、こんな世の中の動きだと、今後は大人数での宴会も増えていくのだろうか?

 先日、新聞に載っていた広告。

 こういうかくし芸をやる人ってまだいるのだろうか?

 いや、いるからこそこういう商品があるのだろう(しかも「注目の人気商品!」と書いてある)。
 「かくし芸をマスターして宴会に備える」というニーズがあるからこそ、こういう広告が載るのだろう。
 個人的には宴会芸というものにはあまり興味がないし、自分では絶対やらないが、この広告の「ちょっとH」というところが気にかからないでもない。

9e8cb4cf.jpg イベール(Jacques Ibert 1890-1962 フランス)の交響組曲「パリ(Paris)」(1931。全6曲)から、第6曲の「旅芸人(Parad foraire)」を。






3人のつながりは名古屋発祥……♪コルンゴルト/ピアノ・トリオ

20160428Hekiga  オディールさんの明晰な回答に感心
 先週、あることについて教えてほしくて、久しぶりにオディール・ホッキーさんにメールした。

 あらためて説明すると、オディールさんと私は帯広支社と名古屋支社で勤務が重なっており(私が今年定年退職したA社においてである。以下同)、氷山さんと私は名古屋支社と大阪支社で勤務が重なっている。オディールさんと氷山さんは名古屋支社で勤務が重なっている。つまり以上のことから、三段論法で3人は名古屋でトリオを組んでいたということが証明される。
 トリオといっても三重奏曲を演奏できたわけではなく、まれに仕事について語り合い、しばしば飲んできた仲間なのである。

 そんなわけで(?)、オディールさんへ送ったメールは氷山さんへも送った。
 このようにわれわれのメールは情報共有されるのだが、ときおり私は“全員に返信”ではなく、送ってきた氷山さんもしくはオディールさんにだけ返信することがある。それは悪意があってのことではなく、単なるミスである。スマン。

20170402Sample2 で、オディールさんに教えてほしいこと(詳しく書くとA社という結社の正体がわかってしまう可能性があるので、ここでは「メロンパンナちゃん問題」とでもしておこう)というのは、オディールさんが携わっている仕事と関係が深いことなのだ。なので、知識も経験も豊富に違いないと見込んで彼に尋ねたのである。
 そしてまた、間接的には「メロンパンナちゃん問題」は氷山さんの仕事にもつながるものがあるので、氷山さんからもヒントが得られるはずなのである。

 そして実際、オディールさんからはわかりやすく、詳しく、説得力のある説明が返って来た。仕事が忙しいにも関わらず、そしてまた、いまではすっかり『鉱物熱』が覚めてしまった私にあきれることなく(部屋には飾ってあるが)、親切かつ素早いレスポンスで答えをいただいたのである。本当に感心する見識であった。

PC170422 あらためて感謝である(また、日ごろより拙ブログを読んでくださっているということにも、重ねてお礼申し上げる)。

 また、氷山さんからも関連情報を得ることができた。
 これまた感謝である(また、日ごろより拙ブログを読んでくださっているということにも、重ねてお礼申し上げる,too)。
 世の中がコロナでこんな状況でなければ、「福よし」で美唄やきとりの1本でもご馳走して差し上げたいほどだ。

  生長が旺盛ではないオリーブ、頭が重そうなアロエ
 ところで、お二人に名古屋時代に買った2つの鉢物についての近況を報告させていただく。

 私が名古屋に赴任した年に買ったアロエオリーブであるが、2つとも元気だ(過去の記事で、アロエについては“木立ちしないタイプ”と書いているが、その後ふつうに木立ちした)。



 オリーブは覚王山駅から田代本通に下っていく道沿い(「フランテ」の駐車場の向い)にあった園芸店で買ったのだが、私がこの鉢植えを買ったあとほどなくして閉店した。なんか、ちょっと悲しい思い出を託されたような気持ちになったものだ。
 そのオリーブだが、その後も全然大きくなっていない。剪定したせいもあるが、生育旺盛とはとても言えない。なぜだろう?

20210529Olive

 アロエは元気だ。頭でっかちで鉢が不安定なほどだ。
 この苗は覚王山駅前の広小路通(末盛通、覚王山通)から日泰寺参道に入ってすぐの「ひらき」とかの並びにあった園芸店で買ったものだ。2本植わっていて400円と安かった。
 いまでは子どもも出てきている。

20210526Aroe

 以上、名古屋の思い出となる写真を載せて、あらためてお二人へのお礼申し上げるとともに、今後ともよろしくお願いする次第である。

KorngoldSuite23 コルンゴルト(Erich Wolfgang Korngold 1897-1957 オーストリア→アメリカ)のピアノ三重奏曲ニ長調Op.1(1909-10)を。

NagoyaBankLoanKuma






20171002ChikinN

私からのメールはご迷惑でしたか?♪メノッティ/電話

202011Spam  本当に私からなのか確認の電話が
 先週の木曜日は、札幌駅の改札内の弁菜亭で駅弁を買い(「いしかり」だ)、出社したあとまずは大阪時代に寝食を共にしたことはなかったものの同じ職場でいつも顔を会わせ、また一緒に出張することも多かった茜さんに会社のパソコンからメール送った。茜さんは私と同じタイミングで札幌に転勤し、現在は私の出向元であるA社の札幌オフィスに勤務している。

 メールを送ってから2時間ほどして、茜さんから会社に電話が来た。
 問い合わせた内容について、メールではなく電話で答えてくれることにしたようだ。
 と思いきや、茜さんは、「MUUSAN、先ほど私にメールしました?」と妙なことを尋ねるではないかっ!

 「ええ、送りました」と私。
 「そうですか。迷惑メールに振り分けられたので、MUUSANの名を語る怪しいメールかもしれないと思って開かないで電話してみたんです」ということだった。

 迷惑メール?
 いままで茜さんと同じく出向元にいる人たち-たとえば、村佐地さんや氷山さん、牛坂さんや凸川さんやオディールさんなど-に会社からメールを送ってもそのようなことはなかった。
 いや、8月に茜さんにメールを送ったときにだって、その後もメールのやりとりしたわけで、きちんと真っ当なメールとして届いているのである。

 なのに、それが今回は迷惑メール扱いになったのだろう?
 以上のことから判断すると、送信者のアドレスが問題ではないだろう(フィルターに登録しない限りは)。
 ってことは、本文のなかのなにかが迷惑メールと判断されたのか?でも私は“オチンコ”とか“中折れ”などという顔が赤くなるような単語は1つも記述していない。

 謎だ。
 次回茜さんにメールを送るときには、電話してから送ってみよう(茜さん曰く「決してMUUSANのアドレスを迷惑メール振り分けに登録したのではない」ということだった。信じさせていただく)。
 なお、茜さんは元気いっぱいに日々過ごしているということだった。

  なりすましを疑ってしまった私
 そして昼になり昼のご飯を食べようとしたとき、個人スマホにショートメールが。

 珍しい人からだった。
 檜さんである。

 内容は“その後お元気ですか?なかなか厄介ですね……コロナ。くれぐれもご自愛を”というものだったが、連絡を取り合うのが久しぶりだったので《なりすましメール》ではないかと一瞬疑ったほどだ。
 しかし、何通かやりとりして間違いなく檜さん本人だと確信できた。檜さんも元気なようで何よりだ。
 こうして、私は温かな気持ちになって《弁当食い》にとりかかったのだった。

20201126PL_Ishikari1

20201126PL_Ishikari2

 ところで迷惑メールといえば、メールソフトのチェックをかいくぐってこんなのが届いた。

20201126PocketCard_spam

 そもそも私は「ポケットカード」なるものが何か知らない。
 ポケットに入るカードを作っている会社なのか、あるいはカードを入れるポケットを作っているメーカーなのかと思ったが、調べてみるとクレジットカードらしい。

 そんなわけで、知らないということは持っているわけもないということだ。

MenottiTelephone が、なぜこれが『迷惑メール』に判定されなかったのか不思議である(ってこともないか。たまにあることだから)。

 メノッティ(Gian Carlo Menotti 1911-2007 イタリア→アメリカ)の歌劇「電話(The telephone)」(1946)を。


役所的ではない粋な応変♪ランジバラン/vnデュオのためのカプリース

20201106aumail_report  UFJの口座ないし……
 vpass を名乗るスパムメールのことを書いたのは、ついこないだのように感じる。しかし、間違いなく半月が経ってしまった。

 コロナコロナと連呼されてなんとも落ち着かない憂うつな日々を送っている今年は、月日が経つのがなぜか早いように感じる。コロナコロナと騒がれ続けているうちに、そのまま1年が終わろうとしている。

 私はお祭りなどの季節の行事にはあまり関心がない。しかしそれでも、ふだんならそういうイベントが行なわれているって情報は入ってくるわけで、イベント自体がなくなると当然そういう情報はなく、ただただ平坦な日々が過ぎ去っていくわけで、季節感を失ったまま気がつけばもう年末だ。

 そういう意味では、一生懸命内容を考えて、でも日本語などがちょっとヘンあるスパムメールをせっせと作って送ってくる人たちの元気の良さというか厚かましさには感心してしまう。

202011Kennonkun あのあとも、こんなのが粗悪遮断通知として送られてきたが、vpassだの三菱UFJだのJCBだのセゾンだの豪華ラインナップだ。セゾンに至っては差出人アドレスが私のアドレスになっている始末だ。やれやれ……

 コロナによって感じる圧迫感は、やはりマスコミがコロナの恐怖を必要以上に強調しているせいだとは思う。警戒や予防対策は必要だが、快方例はほとんど詳しく報じず、死んだだの医療崩壊だのばかり強調している。
 インフルとの危険度の比較もきちんと報じられているようないないような、である。
 それで国民に冷静になれってTVのコメンテーターなんかにしたり顔で言われたって無理ムリ!

  感化とか便乗ではなく、電池切れ∴
 ともかく、私も暗い世相を報じるマスコミに必要以上に感化されないよう、まずは体温計を買ってきた。

 感化されているじゃないかって?
 いやいや、そうじゃなくて、いま使っている体温計の電池がなくなりかけてきているように思えたからだ。それはテルモの電池交換ができないタイプなのだ(電池の誤飲を防ぐため、電池交換できない仕様になっているって書いてあったけど、なんかヘンな感じ)。

 一時期はドラッグストアや家電量販店で体温計の姿が消えたが、いまはほぼふつうに買える。
 そういう時期に買い替えておくことは『感化』ではなく『危機管理』である。

 ちなみにこれは APIA に入っている「シティドラッグ」という「コクミン」系の店で購入。
 なお、ヨドバシカメラにも体温計はふつうに並んでいた。しかし、PASEO のサツドラ「クレアーレパセオ西店」には赤ちゃん用の体温計しか残っていなかった(なおこの店では11月4日に従業員が新コロに感染し、消毒作業をしてその後営業を再開したという)。

  冬靴を買って季節感を味わう
 その翌日は-私は有給休暇を取得させていただいたのだが-新札幌で冬靴を買った。
 昨シーズン履いていた冬靴が足に合わず、いまだに痛みが残っているのは何度も報告したとおりだが、今回迷うことなく買うことに決めていたのは、夏靴で履き心地が良かったのでお気に入りになった「moonSTAR」の「BALANCE WORKS」の冬靴(雪上防滑タイプ)である。
 あなたには興味はないかもしれない型番は「SPH4613SN」であり、私が思うに SN は SNOW の略ではないかと察する次第だ。

 底の溝の深さが「ほんとうに滑らないの?」って感じで浅いが、ガラス繊維入りラバーを使っているという。かつて、クルミの殻をゴムに混ぜたスタッドレスタイヤが売られていたが、クルミよりガラス繊維の方が効きそうではある。
 確かに私の過去の経験では、溝が深いから滑らないというわけではなく(特に氷上では溝の深さはあまり関係ないし)、素材や柔らかさによると思う。硬い底は滑りやすい。

202011Shoes1

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 この日は平日にもかかわらず、そして10時の開店直後にもかかわらず、なぜかサンピアザもイオンもカテプリもDUOもけっこう混んでいた。北海道の新型コロナ感染者がどんどん増えている、このさなかにである。

 って、そんなときになんであなたも出かけたの?って話だが、先週の初めには朝にけっこう雪が積もっていて、新たな冬靴を早急に準備する必要があったことと、実は妻の免許更新があったからだ。

  1回当たりの受講者数を減らし、講習の回数を増やして対処中
 更新通知連絡書には“(更新センターでは)現在、整理券配布による入場制限を実施し、……”と書かれていたので、妻が江別警察署に問い合わせたところ、警察暑での更新手続きだとほぼ密になることはないが、問い合わせた時点で最短で講習を受けられるのはすでに12月の末になるということだった。
 そのころになると、コロナの状況がまたどうなっているかわからない。

 ということで、この日私は妻を厚別警察署内の「厚別優良運転者免許更新センター」に送迎したのだった。
 DUOの駐車場に車を停め(7:30オープンである)、8時ちょっと過ぎにセンターに行くと外には20人ほどの列。

20201113AtsubetsuPolice2

 しかし、8:15頃に係の男性が外に出てきて「整理券を配ります」と言い、1人ずつ順に中へ。
 私は邪魔者なのでここでいったん新札幌駅界隈へ戻ったが、妻からメールが来て、本来なら1回目の講習開始時刻は9:30からだが、9時少し前から始めるという。
 1回当たりの受講人数は制限するが、その分講習回数を増やしているらしい。

 免許センターといえば8:45の始業開始時刻までなにも受け付けないという強烈な印象(そして現実)があるが、世の中のこんな状況に、さすがに混雑を緩和するためにやり方を変え時間も繰り上げたのだろう。もっとも、その方がセンターの職員の人たちの身の安全も保てる。

 さて、8時過ぎに新札幌界隈を散策しながら時間つぶしをした私だが、JR新札幌駅から厚別署側方向に行くことなどまずないので、高架下に居酒屋などがけっこうあることを知りプチ驚愕。まあ、利用する機会はないだろうけど。
 そもそもタクシー乗り場近くの高架下が「新札幌名店街」という名前がついていることさえ知らなかった。

20201113Shinsapporo1

 9時過ぎになったころに、DUO1の通路をぶらぶらしていたら、なんと東尻さんに遭遇。
 なんでも、時差出勤シフトが敷かれていて、遅くずらしてこれから出勤ということだった(彼は厚別在住である)。
 マスクをしていてもわかるものなんだなぁと自分に感心。

 妻の方は9:30ごろに終わり、話はループするが私の冬靴を買い、無印良品であれやこれや買い、ほかにもいろいろ買い物をして(イオンでナガネギなど)帰って来たのであった。 

RanjbaranAwakening ランジバラン(Behzad Ranjbaran 1955-  イラン)の「ヴァイオリン・デュオのための6つのカプリース(6 Caprices for Violin Duo)」なる、かなりマニアックな曲を。

 このCD、どういう気構えで購入したのかちっとも記憶にない。



『第1回《なごやか倶楽部》 in Sapporo』開催結果♪シューベルト/水車小屋

20200720dine  小川さんという人はいないけど……
 開催予告をしていないのにいきなり開催結果を読みなさいとは、なんとも身勝手である(私が)。ただ、ここでちらっとにおわせていたのである。

 現在札幌の本社勤務となっている千葉部長牛坂課長凸川さんと食事を共にすることが、先日ようやく実現したのである。

 「落ち着いたらやりましょう」と言ってくれていた人たちが、社交辞令にとどまらず、私に声をかけ実行に移してくれたことがうれしい。

 この3人とは名古屋支社で一緒に勤務していた仲間である。

 さらに、店の選定にあたっては、私が中華料理好きであるとことに配慮していただいたことは明白である(しかも、とてもおいしいガーデンパレスの四川飯店である)。
 重ねて感謝する次第だ。

 そんなわけで、当然積もりに積もって地層のような状態になっているいろいろな話に華が咲いたのはもちろん、驚きの貴重な情報、話題を教えてもらうこともできた。
 いやぁ、楽しい時間だった。

SchubertMullerin 千葉部長、牛坂課長、そして凸川さん、もう一度申し上げたい。「謝謝!」。

 シューベルト(Franz Schubert 1797-1828 オーストリア)の「小川に寄せる感謝の言葉(Danksagung an den Bach)」。
 20曲からなる歌曲集「美しき水車小屋の娘(Die schone Mullerin)」Op.25,D.795(1823)の第4曲である。



20200727Doshin_Toyomaru  久しぶりに会った、そのタイミングで……
 千葉部長といえば、かつて一緒に松阪に出張したときに見た《あのタイトル》を、このタイミングで北海道新聞で目にした。
 
 久しぶりに飲んだ機会と一致するとは、単なる偶然とは思えない偶然だ(ってことは、偶然ってことだ)。

 それにしても、この映画、いまでもリバイバル上映されているってことは傑作なのかもしれない。

『第1回《スイカ店長の会》 in Sapporo』開催結果♪レハール/金と銀

202006Irohanihoheto  気を引き締めたまま徐々に……
 先週は音を立ててってほどではないものの、じわじわと、でも劇的に私の周辺事情が転換した。

 つまり、新型コロナの流行に対する世の中の自粛緩和の動きを後追いする形で、私自身にかかわることも、緩んだわけではないが、平常化に向けて変化しつつあったのだ。

 2月はまだそれほど世の中は緊急事態モードでなかったので3月からと考えても、この4カ月半、消極的な生活態度・行動を続けてきた。それが元に戻ろうとしている。
 この間には、少なからずの店がひっそりと閉店もした。こういうのを見ると、人が動かないと経済情勢は即座に連動して悪くなるということをあらためて実感する。

 すでに(新館で)述べたように、月曜日に、共にA社で働き、いまは別々の人生を歩み始めている、石山さんから電話が来た。
 石山さんの会社はコロナのせいで取引先等を訪問することを自粛していたが、それが解禁となり私のところを訪ねてもよいかと電話をかけてきたのだ。

 この電話で私は、村上春樹の「羊をめぐる冒険」のなかの、耳専門のモデルの女性が『僕』に「ねえ、あと十分ばかりで大事な電話がかかってくるわよ」と言う箇所を頭に思い浮かべた。

Hitsuji その日の午後は、私がB社に来て初めて取引先訪問のために出張した。これは当社が不要不急の訪問を控えていたせいだが、石山さんの会社とは理由がちょっと異なる。東京で再び感染者が拡大し始めてきたので、北海道も再びおかしくなりかねない。その前に最低限のあいさつ回りをしておくチャンスはいましかないという理由である。

 また、ずっと延期、延期、延期となっていた、大阪では一緒にスイカ店長の店で餃子や鶏のから揚げを食べながら語らいあった氷山係長凸川さんとの、札幌での会食も先週に日時と場所が決まった。

 ESTAの開店時間が平常の10時に戻り、10時10分にはロースかつ丼を手にすることが先日できたし、いまや取引先の1つとなった出向元のA社のある部署からは8月に私の歓迎会をしたいという連絡が来た。

 今週の月曜日は、やはり同期入社で今回別な会社に出向した兜山さんに電話をしてみた。行ってもいいかと聞くと「おいでおいで」というので、彼の勤める会社に出向いて約5か月ぶりに顔を合わせた。
 いろいろ話をし、今度は飲みながらでも、と仮約束をして帰ってきた。

 まるで、「羊をめぐる冒険」で、物事が急展開で進みだすのに似た感じだ。
 とはいえ、決して気を緩めているわけではない。気をつけながら行動し始めたってことだ。だから暑いがマスクはきちんとかけているし、手洗いも励行している。『気をつける』って心がけを忘れないようにすることが大事だ。

  CDも買い取ってますが……
 世の中が変化したと言えば、このチラシ。

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 ほかでもない、あの「玉光堂」のものだ。
 LP時代からCD時代まで私がたっくさんお金をつぎ込んだCDショップだ。玉光堂の「PALS21」が閉店するまでは、私はタワレコを利用したことがなかったほどだ(店舗もオンラインも)。
 PALS21がなくなり、4丁目店が統合先の店舗となったが、面積的にもPALS21の品ぞろえには到底及ばず、徐々に足が遠のいたのだった。

 それがいまや、こんな商売もやっているとは。
 悪いが、もう店を覗きに行く気にもなれない。青春時代の思い出が消えた……

 チラシのお姉さんよ、そんなにうれしいか?

Ivanovich レハール(Franz Lehar 1870-1948 オーストリア)のワルツ「金と銀(Gold und Silber)」Op.79(1899)。

 なお、『第1回《スイカ店長の会》 in Sapporo』は三密を避けながら、7月ちりぬるをわかにおいて、粛々、ひそひそと、お通夜の席のように遠慮がちに……と心がけていたものの、飲み始めると……とにかく、充実した2時間を過ごすことができた。

CoronaはCoronaでもtionがついて……♪エルガー/戴冠式頌歌

20200326Daiunkaku  いままで発表してなかっただけ?
 コロナコロナって、まあほんとに世の中の愛犬コロたちはしょっちゅう自分の名前を呼ばれていると勘違いして大迷惑だろう。
 さらには某ストーブ・メーカーもいい迷惑だろう。

 そしてまた、東京の感染者数は激増。って、東京オリンピックの延期が決まった直後に状況が一変したという怪。って、実はみんな怪だなんて思っていないみたい。

 そう、感染者数が急増したのではなく、すでに感染している人の数を露わにしたらこんなものなんですよってことなんだろう。

 とにかく霞が関とか永田町界隈にはエープリール・フールにふさわしい人がごまんといるようだ。

  移動もできなきゃ一杯もできない
 世の中がこんな状況になると、申し訳ないが、1月の最終日に転勤で北海道に戻って来れたのは、私にとってはラッキーだった。
 年齢的に異動するのは決まっていたのだが、仮にこれが1年ずれていたら、出張は自粛だの、プライベートでも動き回るなで、今日の時点で考えても丸2か月は自宅に戻って来れなかったってことになる。

 入れ違いで大阪に転勤になった村佐地さんとメールをやり取りしたが(彼は単身赴任である)、かなりのストレスを感じているようだ。それは葦山課長も同様だろう(いまの大阪支社での北海道からの単身赴任者はこの2人以外にあと1名の計3名しかいない)。

 しかも、である。自粛ムード、そして自らが感染源にならないために、ストレス発散のために仕事帰りにちょいと1杯ということもできないのだ。
 
 毎日マンションと会社の往復。しかもマンションに帰っても話し相手はいない。
 こりゃ、ストレスがたまらない方がまともじゃない。

 私も、こちらに来て、2月に晴藤さんたちによる歓迎会など3つの飲み会があったが(世の中がこのようになるギリギリ手前のタイミングだった)、あとは隔日で自宅と会社の往復である。なぜ隔日かというと、1日おきに在宅勤務だからだ。

 かつて名古屋や大阪、そして札幌で一緒に仕事をした人たちから、落ち着いたら1杯やりましょうってありがたいお言葉(メール)をいろいろかけていただいているが、落ち着いたころには忘れられているような気がしてならない。

 先日の夕方は氷山係長からメールが来て、ふつうならその時間のメールときたら飲みに行きましょうってことになるのだが、やはりそこでわれわれがクラスター源になっては困るので流行り言葉の「落ち着いたら」ってことにした。

 ほんと、いつになれば落ち着くのかっていうか、完全とまではいかなくとも、ほぼほぼ日常に戻るのか?(志村けんが亡くなったことには衝撃を受けた)

ElgarCoronationOde エルガーの「Coronation ode」(戴冠式頌歌)でも聴いて、重苦しい現実から逃避しよう。

  なぜ、干からびた?
 そうそう、重ねて悲しいお知らせ。
 なぜか急激にユーフォルビアの「犀雲閣」が茶色くなって、もう死にそうです。
 腐っているのではなく、干物、いや押し葉のように乾燥して体が薄くなったのだ。いや、これホントの話。

 ウイルスかなにかのせいだろうか?
 謎だ。

意味はないが励みになるかも
最新とは言い難いコメント
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