読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

家電製品

95歳の意気込みに負けず、私も雪かきに耐える心身を鍛えたいが……

  憧れの高級品を1万円で!
 12月11日の北海道新聞に全面広告が載った。

 保科有里が社長に向かって値下げ交渉(というか甘えた声で懇願)する様子は、多くの日本国民の知るところだが(そんなに認知度が高いということはすごいことだ)、今回の広告には橋幸夫が現われ「すごいぞ!!」と称賛している(橋幸夫は夢グループ所属のアーティストである)。

 すごいのは何か?
 夢グループのロゴ-実にたくましい書体で迫力がある-がしっかりと書かれた「高級5枚刃電動シェーバー」である。

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 どこで製造しているのだろう。
 この広告を見る分にはわからない。
 いや、あくまで「夢グループ」製なのだ。夢を破るようなことを考えてはいけないのだろう。

 洗面台の鏡に映る「夢グループ」のロゴを目にしながら、「すばらしい切れ味だ。私は何と良い買い物をしたのだろう」と、毎日朝からご満悦になれるのかもしれない。

 私?
 いま使ってる Panasonic の3枚刃のシェーバーで特に支障ないので、今回は購入を見送ることにする(ここでいったんブラウンの製品に替えたが、現在はまたパナソニックに戻って使っている。復活させた理由は特にないんだけど)。
 なお、12月15日にも夢グループの大判のチラシが新聞に折り込まれていた。

 北海道新聞の紙面からもう一つ。
 これは2カ月ほど前に掲載された読者からの投稿。

 3日前に、今シーズン初めての本格的な雪かきをした私だが(蜂に刺された手の痛みがかなり無くなってよかった。そうでなければ雪かきもままならなかっただろう)、この先、雪かきがめんどくさいと感じたときには、これを読んで「よし、負けるものか!」と発奮材料にしようと思っている。

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 でも、先週の金曜日に2時間、土曜日に1時間半と30分(2回出動)の雪かきと30メートルほど離れた空き地への雪運びをして、早くも体にこたえてきている私である。

♪ 今日の一曲 ♪
 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の歌劇「青ひげ公の城(A kekszakallu herceg vara/Duke Bluebeard's castle)」Op.11,Sz.48(1911/改訂'12,'18)。

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ちゃんと自立していないやつはお呼びじゃない!←TVスタンド狂騒曲

  きっかけはブルーレイレコーダーの老衰
 わが家のリビングに置いているテレビ。

 買い換えたときに、テレビ台はそれまでのものをそのまま使い続けようと思い、実際それを使っていたのだが、やっぱりけっこう場所をとるし、むかしっぽさを強く感じるようになった。

 テレビを買い換えたのはテレビが壊れたからではなく、ブルーレイレコーダーが壊れたから。
 私は テレビの番組を録画することはめったにないし-お孫ちゃんが来たときのためにアンパンマンやちびまる子ちゃん、(終わってしまったがアニメの)はたらく細胞を1話ずつ残しておく程度だ-DVD もブルーレイディスクも観ることはほとんどない。

 しかし、妻はレコーダーのハードディスクがいっぱいになるまで録画をため込んでいるし、ディスクもよく再生して観ている。
 ブルーレイレコーダーが壊れたのも、妻がサザンオールスターズの MV のディスクを観ている時で、映像が飛んだり、同じトラックのところで繰り返しループするようになった。

 憤った妻はレコーダーを買うために私を誘って家電量販店に行った。
 と、たまたまその日やっていたのが SONY フェア。「いまこのテレビを買うと、ブルーレイレコーダーが実質ゼロ円で買えるくらいお値引きしています」という言葉に、「いや、でも今年は何かと出費がかさんでるしなぁ」と夫婦2人で大いに悩んだものの、ご親切に過去の購入履歴を調べていただいたところ、いま使っているテレビもレコーダーもテレビ台も14年前に買ったものだということがわかり-つまりセットで同時購入。それにしても、なんて長持ちなんでしょう!-、これじゃあテレビだって近いうちに寿命を迎えるのは間違いないだろうってことで、レコーダーと一緒にテレビも買い換えることにしたのだった。

 で、その新しいテレビが14年前製のテレビ台に載せられるサイズだったので、テレビ台はそのまま使い続けることにしたのだ(よく言えば、節約できるところは節約するという美しい行為だが、考えようによってはこういうところが潔さの悪い貧乏人根性ってことになる)。
 しかし、テレビとレコーダーが替わると、最初に書いたようにテレビ台からは古さオーラがビンビン放たれるし、経年による変色も目立つ。そしてまた、台の棚に何かとモノを入れすぎてしまうし、そのせいで掃除しにくくなって、長年のほこりがこびりつくように蓄積している。

 ということで、テレビスタンドを買いに、先月の某土曜日、家電量販店に行った。

  壁際に置かれずに展示されていた壁寄せタイプ
 最初に見たテレビスタンドは、価格的にも大きさ的にも手ごろだと思ったが、対応してくれた店員が「これは高さ調節ができない」と言う。画面の中心の高さが、ソファに座って観たときにちょうど目線に合うのが望ましい。で、他にもいろいろ聞いたが、この店員さん、いろいろマニアックなことを言ってはいるが、あまりこっちの相談には乗ってくれようとしない。売る気がないのかなって感じ。いや、いま思えば、テレビスタンド事情には詳しくなかったんだろう。

 ということで、いったんちょっと売り場を離れ、あらためて別な店員さんに聞いてみた。
 現状の写真を見せ(実際に見せた写真には各寸法を記入した)、「部屋のコーナーに置きたいのですが、テレビの高さも調節できるスタンドはありますか?」と、SONY のブラビアに合うスタンドについて相談した。

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 タイメッツの KF-650というスタンドが展示されており、また、ウチと同じテレビも近くに展示されていて、店員さんは何度もテレビとスタンドの間を行き来してメジャーで取り付け位置を測って確かめてくれて、「このスタンドで大丈夫です」ということになり、これに決め数日後に配送、組み立て、設置してもらうことにした。

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  不適格であるという大問題が発生
 ところが家に帰ってあらためてカタログを見ると、この KF-650は『壁寄せスタンド』であり、なんと「※必ず壁に寄せて設置してください」と書かれているではないか!

 店員さんは高さ調整の範囲を確かめることに集中したあまり、「テレビはリビングのコーナーに置きます。だってそんな広い壁面、ウチにはないもん」と伝えたことを失念してしまったのだろう。
 いや、もしかすると、テレビスタンドについて詳しい店員さんはあまりいないのかもしれない。スタンドは家電製品ではなくどちらかといえば家具なわけだし、店内に展示されているスタンド類も、ほとんどが壁に寄せて置かれているわけではないから。
 そして私も、家に帰ってカタログを見返すまで、スタンドに壁寄せスタンドと置き場所を選ばない自立スタンドがあるとは知らなかった。

 でも、知ってしまった以上、必ず壁に寄せろと警告されているスタンドを、いやいや大丈夫だろうと部屋のコーナーに置く勇気も無謀さも私には備わっていない。お孫ちゃんが遊びに来たときに倒れてきたらたいへんだ。私がテレビの前で腕立て伏せをしているときに倒れてきたら、腹ばいのまま下敷きになって長時間にわたって動けないかもしれない。
 どーしよう、どーしよう。夕食も喉に通らない。ハイボールの杯数だけが進む。

 翌日、店に行って、昨日の店員を探し、昨日買ったのは壁寄せスタンドでウチは部屋のコーナーに置くのでそれではだめで、だから自立スタンドでなきゃ危ないわけで、このカタログにある KF-750 に交換したいのです」と、自立できない迷える子羊のように懇願した。

 自分で前日の夜に調べたところ、その KF-750はテレビの画面センターの高さが床から81センチから95センチまで調整できることもわかっていた(妻の希望は90)。

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 店員は「そうでしたか」と言った。やっぱりコーナー設置のことは頭から抜けてしまっていたようだ。あるいは、やっぱり壁寄せと自立について、あまり深く考えてなかったのだろうか?(たいして驚きもしなかったので)。そして、「その商品も在庫あります。展示もしてます」という。

 なんと、展示品を見せてくれたら、その機種は前日の最初に応対してくれた店員が「高さ調節ができない」と言った、最初に見たスタンドだった。

 やれやれ。う、そ、つ、き……

 高さ調節ができるとわかっていたら、別なスタンドを細かく測ってもらってばっちりですねと笑顔で購入、クレカで1回払い、したと思いきや、私が選択すべきものは寄りかかるやつではなく自立したやつだという重大な事実が判明して眠れぬ夜を過ごし、翌日焦りと不安のなか店に乱入、いや、速足で入店し、あの人はどこ?と前日の店員を探し当て、「あれはだめです。倒れる恐れがあります。そしたら下敷きになるかもしれません。だから機種変させて」と別な機種に変更し、ストレスのために一晩のうちにあっというまに口角炎まで発症させる必要はなくて済んだのに……

 まあ、とにかく、テレビは無事スタンドに取り付けられ、それはリビングのコーナーに適切な高さで設置されたのだった。

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 ところで壊れたブルーレイレコーダーのハードディスクに残された、妻が大切だと言っていた数々の録画した番組。ディスクにダビングしようとしてもディスク自体を認識しないわけで、救出不可能。
 妻が気の毒である。50枚入りの録画用 BD-R まで買って準備していたというのに……

♪ 今日の一曲 ♪
 伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)のヴァイオリンと管絃楽のための協奏風狂詩曲(Rapsodia concertante per Violino et Orchestra.ヴァイオリン協奏曲第1番)(1948/改訂'71)。

IfukubeSymphonyConcertante



砂嵐の向こう側で行なわれていた行為はどんなものだったのだろう?

  廃止されるのは3便だけ
 10月22日付けの北海道新聞の記事を見て、驚きのあまり朝食の雑煮のもちをのどに詰まらせそうになった人もいるだろう。それぐらい衝撃的だった。
 12月1日のジェー・アール北海道バスのダイヤ改正で「ゆめみ野線」が廃止になると書かれていたからだ。

20241022Doshin

 正月にはまだ早いので、朝から雑煮を食べている住民がおそらく皆無だったのが不幸中の幸いだったと言えるだろう。もちろん、私も雑煮は食べていなかった。前日の夕食で残ったご飯でお粥を作って食べていた。熱いことさえ気をつければ、のどに詰まることはないメニューだ。

 廃止の理由は運転手不足だという。利用客が少ないことへの報復措置でなかったことが何よりである。
 しかも、廃止されるのは 上江別公園→新札幌の路線(朝に3便だけ運行)であり、上江別公園→江別駅前は残るようだ。おそらくは上江別公園→市立病院前→上江別公園の循環便も残るのではないか?

20241101JRHバス時刻表

 いずれにしても、詳しい発表が待たれる。

 ところで「ゆめみ野線」の「ゆめみ野南町」バス停(住所としては上江別南町になると思う)の近くに、ホワイト急便がある。クリーニング店だ。横の壁には『せん♡たくやくん』というキャラと文字が描かれている。

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202410Sentaku

 これを見て、私と同じの世代なら往年の名作とされる裏ビデオの「洗濯屋ケンちゃん」を想起しない人はいないのではなかろうか?

 私も自分でVHS のビデオデッキを2台買ったとき、誰から借りたかまったく記憶にないが、孫の孫のそのまた孫の孫のさらなる孫の孫くらいにわたってダビングが繰り返されていた「洗濯屋ケンちゃん」のテープを手にした。映像が乱れ何が写っているのかさえよくわからなくなっているこのテープを、さらにダビングして自分の所有物とし、そのますますもって砂の嵐のようになった画面を、それでもワクワクドキドキしながら観たものだ。

 だが、観たというそのことだけの記憶はあるが、恐ろしく画像が悪いこともあって、ケンちゃんがどんな人で、どんな女優がどんな『パフォーマンス』をしていたのか、さっぱり覚えていない。
 ストーリー?それは最初からどうでもよかった。

 ※ 11月4日、追加掲載 ↓

20241103BusStop

♪ 今日の一曲 ♪
 グローフェ(Ferde Grofe 1892-1972 アメリカ)の組曲「デス・ヴァレー組曲(Death Valley suite)」(1949.全4曲)から第4曲「砂嵐(Sand Storm)」。

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ええ、正価で買ったんです。この目覚まし時計

  電池交換は当社お客様相談室にご相談を
 数日前、デジタル目覚まし時計の表示が完全にイッてしまっていた。
 24年に買った CITIZEN のものだ。

20240924Clock

 24年といっても、今年の2024年ではない。平成24年こと西暦2012年だ。
 帯広に転勤になって、藤丸百貨店の中に入っていた「石岡時計店」で買った。

202409024ClockTorisetsu1

 石岡時計店は帯広に本社がある道東地方に店舗展開している時計や宝石の店。
 まったくもって安売りなどせず、定価販売(の印象が私には強い)。本来ならヨドバシとかで買うところだが、このときは転勤してすぐにお寝坊して遅刻したらたいへんと、3,000円か4,000円払って買った。へえ、このシチズンの時計の発売元ってリズム時計(株)なんだ、といまさらながらに知る。

 石岡時計店に限らないが、東急や大丸などの百貨店で正価で売られている腕時計などを買う人ってどれくらいいるのだろう。札幌東急百貨店の場合なら、いまや同じ建物内にビックカメラがあるわけだし。私には世の中のからくりがよくわからん。

 イッてしまった目覚まし時計だが、上部に太陽電池がついている。明るい場所ではこの太陽電池を電源とし、暗いところではリチウム電池で動く仕組みだ。なので、しばらくお天道様に時計を当てて充電するか、あるいはリチウム電池を交換すればよいと思った。

 ところが、いざ説明書を読むと、

 ・ 光発電による内蔵電池への充電は行ないません
 ・ 内蔵電池の交換は素人が行なうな

と書いてあり、内蔵電池の寿命は6年以上ということだった。やれやれ、12年ももったってことか。逆によく頑張ってくれたってことだ。

  ヨドバシあるある!
 火曜日に、外勤ついでにヨドバシカメラ(マルチメディア札幌)に行った。
 コンパクトながらも情報量が多い CASIO のデジタル目覚まし時計が私の目をひいた。

20240924Yodobashi

 どの色にしようかなぁ……。歳もとってきたので周囲の雰囲気だけでも明るくするのにピンクなんかにしちゃおうかなぁ。そんなふうに迷っているときに、ふと「待てよ。一応、ドットコムでの値段も調べてみよう」と、その場でスマホで調べてみた。
 すると、ヨドバシ.com での価格は、ホワイトが店頭価格と同じ2,170円だがピンクとブルーは1,900円。シルバーにいたっては1,500円ではないか!となれば、歳に関係なくシルバーだ。いや、歳だからシルバーだ。

20240925CASIOclock

 店頭価格と .com の価格が違うのは「ヨドバシ、あるある」なのだが、シルバーをレジに持って行けば自動的に1,500円という価格になるのか、それともそうでないのかはわからない。近くに店員さんがいたら尋ねるところだが、あいにく他の接客で私の安っぽい悩みについて相談に乗ってくれそうにない。本来なら配送による地球環境への影響を抑えるため、ここの店頭で買いたいところだが、いったん会社に戻ることにした。

 そして、会社で仕事の合間を縫って-いや合間を縫うほど仕事はないのだが-昼前にシルバーをヨドバシ.comで注文。翌日の午前中には(在宅勤務中の)私の元に届いた。

20240925CasioMezamashi

 いつもセットした時間に目覚まし時計が鳴る前に目が覚める私だが、やっぱり目覚まし時計がないと不安。これで数日間抱えていた不安が解消された。

 なお、力尽きた目覚まし時計の方は、私によって背面4カ所のビスを外され、なかから電池を取り出され、先週の「燃やせないゴミ」の収集日に出された(電池は本日の「危険ゴミ」)。

♪ 今日の一曲 ♪
 J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「目覚めよ,と呼ぶ声あり(Wachet auf, ruft uns die Stimme)」BWV.645。
 オルガン曲「さまざまな手法による6つのコラール(6 Chorale von verschiedener Art)(シュープラー・コラール集 Schubler-Chorale)」BWV.645-650(1748/49刊)の第1曲。

BachOrgRichiter


そして松は梅になり、梅は花となっていた♪デュファイの3声のロンドー

  閉まったが、そのあとの建設に難題が
 もう ESTA のシャッターが開くことはないが、エスタのあとに建つ再開発ビルも事業費の高騰で、当初計画を見直さざるを得ない状況のようだ(8月29日付け北海道新聞)。
 いったいどうなることやら……

20230829Doshin

 ここに書いたように、私が ESTA で最後に弁当を買ったのは、ラスト6日のとき。
 週が明けて、今週の月曜日はここに書いたように、オディール・ホッキーさんのところを訪問。そのあとにお誘いを受けていた昼食をありがたくいただいた。

 オディールさんが所属している部署と私が担当している業務では直接仕事の取引関係にはないが、オディールさんが勤める会社(A社)と私が勤める会社(B社)との間、つまり会社同士では、けっこう大きな取引がある。
 そんなわけで、最近の業界情勢などの話をしたあと、ビジネスランチにお誘いしてくれたのである。

  暑さで弱った体力を回復させましょうという配慮
 店は宮川本店。オディールさんの「夏バテしないようにがんばりましょう」といううれしい配慮だ。

 しばらくぶりに行ったのだが、大きな変化が起こっていた。
 というのは、うな重が以前は松→竹→梅の順にランクアップする順位付けだったが、今では梅がいちばん安い位置づけとなり、次いで雪→花という順になっていたのだ。

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 ただし、以前は「松」を頼んだらお重のふたには松の葉の絵が描かれ、「竹」を頼んだら竹の絵が描かれていたが、どうやらそこまでは切り替えていないようだ。というのも、オディールさんが頼んでくれたのは「梅」ではなかったが、運ばれてきたうな重のふたには「梅」が描かれていたし、ショーウィンドのサンプルのお重も、いまはメニューにはない松の葉が描かれている。
 といっても、私には全ランクのお重のふたを確認できるわけではないので、あくまで推測だ。

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 うな重というのは、前もってわかっていて食べようが、突然食べようが、なぜこんなにおいしいのだろう。
 もちろん、外食だからといってこの日はおなかを壊すこともなく(何のストレスもない環境だからだ)、じっくり味わい、しっかりと血や肉とさせてもらった。

 オディールさんと別れたあと、私はビックカメラの家電売り場へ。
 実は先週末、冷蔵庫を買い替えたので同じ機種がビックカメラではいくらなのだろうと、なんだかいやらしい行為ではあるが、確かめに行ったのだ(わが家で買ったものは江別のケーズデンキでかなり値引きしてもらえた)。

 でも、冷蔵庫は1台もなかった。
 フロアはこんなありさまだった。

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 まあ、移転先の売り場をつくらなきゃいけないからしょうがないことだが、こういう光景を目にできるのも貴重といえば貴重。
 何も知らずにやって来た(と思われる)、外国人旅行者が茫然としていた(と見受けられた)。英語がペラペラなら、「ヨドバシに行くと豊富な品ぞろえですよ」と教えてあげるところだが、私がペラペラなのは人情であるのが残念なところだ。

 そして、この日が私がエスタに足を踏み入れた最後の日となった。
 45年間、お世話になりました。ありがとうございました。

 デュファイ(Guillaume Dufay 1400頃-74 フランドル)の3声のロンドー「美しい人よ 情をかけてほしい(Belle, vueillies vostre mercy donner)」。

 そうそう、ここここで2回にわたってルポしてきた、江別駅3番ホーム下の鉄筋(梁)だが、どうやら全体的にグレーに塗り終わったようだ。

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『君のはとても良い』とほめられて……♪クレメンティ/Sym3

  バッテリーだけもらっても……
 今日のタイトルは、私の容姿のことではない。ましてや〇〇〇のことではない(何がはいるのかなぁ?)。

 実は、このブログにこんなコメントが寄せられた。

20210910Comment

 ありがとう。文章をほめてくれて。
 そして、コメントをよこしたのは初めてなのに『君』だなんて、アタシ、ちょっと照れくさいかも。

 でも、残念ながら、わが家にはダイソンの製品はない。
 だからダイソンV8とやらのことを書けと言われても、書けることは『使ったことない』である。
 それに性能を想像してほめちぎり記事を書いたところで、持っていないもののバッテリーなんて要らない。

 ほめてくれたのに申し訳ないが、1秒間も公開しないまま削除させていただく。

ClemntiSym3Vecchia クレメンティ(Muzio Clementi 1752-1832 イタリア)の交響曲第3番ト長調wo.34大国民交響曲(Great national Symphony)」(1823)を。

 なお、wo.はタイソン(Tyson)による作品番号なしのカタログ(1967)の番号である。




密着できちゃう日々が始まる。うふふ……♪バルトーク/青ひげ公の城

20191202LAMDASH  安いものでも、さすがはブラウン?
 今回で私の人生のなかで何回目の経験になるだろう?
 そしてまた、今回は『密着シリーズ』なるものを選んでしまった。

 いや、あわてるではない!
 興奮するではない!
 アダルト動画の「密着〇ックス~訪問介護、義父の世話の傍で私は……」を買ったのではない。

 私が熟考のすえ選んだのは“究極の密着性で、あごの下の剃り残しもゼロへ……”という、「密着シリーズ5」のことなのである。
 電気剃り剃り機こと、シェーバーの話なのである。今日は。

 実は去年の12月に電気シェーバーを買い替えた。
 それまではブラウンの製品を使っていたが、使っていて皮膚に痛みを感じるようになった。外刃に微細な破損が生じてしまったのだ。
 このリンク記事に書いているように、刃を交換することも考えたが、年数的に内部の充電式電池の寿命がそろそろ尽きるような気がしたので、マルチメディア梅田でパナソニックの製品を買ったのだった。

 ところが1年弱使ってきたものの、どうもよくない。少なくとも私には。不満が解消されないのだ。
 切れ味が悪いのか、時間をかけて何度もあごや鼻の下にシェーバーを当てて行き来させないときちんと剃れない。いや、それでも剃り残しがある。
 確か6000円ほどの商品なのでぜいたくは言えないが、精神衛生上よろしくない。
 短気なテニスプレーヤーがラケットを地面にたたきつけるように、もし私がちょっとしたことにも我慢できない人間ならばシェーバーを地面にたたきつけていることだろう(床にたたきつけたら床が傷つくので)。

 そもそも私はシェーバーを選ぶときは、良い仕事ができそうな能書きと価格とのバランスを見て決める。だから高くても1万5000円以上のものは買ったことがない。

 世の中には3万とか4万の商品もあるが、いったいどんな切れ味なのだろう?
 あごひげの剃り残しゼロどころか、切れ味が良すぎてあご自体を切り落としてしまったりしないのだろうか?
 そんなに高いということは、アイサイト搭載のスバル車のように、例えば誤って唇に刃が当たりそうになったら自動ブレーキがかかったりするのだろうか?

 とにかく、6000円はちょっとケチったかもしれないが、でもここまで力不足を感じるとは思わなかった。その前に使っていたブラウン機は作動音もパナソニックより大きかったが、剃り残しが気になったことはあまりなかった(つまりパナソニック機は動作音にも非力さを感じる。よく言えば、《静か》ということだが)。

 ってことで、今回もブラウンにした。
 それが「密着シリーズ5」である。

202009Braun1

202009Braun2

 価格は税込みで11,000円ほど。
 キワ剃り機能なし。ヘッド固定。オイルなし。ケース&充電スタンド無し(充電アダプターは付属)。つまり、純粋にひげ剃りに徹した機能だけでこの価格ってことである。

  オーディオのエージングみたいなもの?
 不思議なものでシェーバーを替えると、肌が慣れるまでに時間がかかる。
 だから、まだこの製品の本領の恩恵を、私の肌は受けていない。
 が、パナソニック機より音が大きく、頼もしい感じはする。

9d4202cc.jpg バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の歌劇「青ひげ公の城(A kekszakallu herceg vara/Duke Bluebeard's castle)」Op.11,Sz.48(1911/改訂'12,'18)。

 私がひげを日々ひげを剃るようになってから40数年が経った。

 これまで、日立、フィリップス、ブラウン、パナソニックといろいろなメーカーの製品を使ってきたが(パソニック以外は複数回購入している)、今回のブラウン機が私にとって何代目になるのか、もう完璧にわからない。

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