読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

広告・宣伝

95歳の意気込みに負けず、私も雪かきに耐える心身を鍛えたいが……

  憧れの高級品を1万円で!
 12月11日の北海道新聞に全面広告が載った。

 保科有里が社長に向かって値下げ交渉(というか甘えた声で懇願)する様子は、多くの日本国民の知るところだが(そんなに認知度が高いということはすごいことだ)、今回の広告には橋幸夫が現われ「すごいぞ!!」と称賛している(橋幸夫は夢グループ所属のアーティストである)。

 すごいのは何か?
 夢グループのロゴ-実にたくましい書体で迫力がある-がしっかりと書かれた「高級5枚刃電動シェーバー」である。

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 どこで製造しているのだろう。
 この広告を見る分にはわからない。
 いや、あくまで「夢グループ」製なのだ。夢を破るようなことを考えてはいけないのだろう。

 洗面台の鏡に映る「夢グループ」のロゴを目にしながら、「すばらしい切れ味だ。私は何と良い買い物をしたのだろう」と、毎日朝からご満悦になれるのかもしれない。

 私?
 いま使ってる Panasonic の3枚刃のシェーバーで特に支障ないので、今回は購入を見送ることにする(ここでいったんブラウンの製品に替えたが、現在はまたパナソニックに戻って使っている。復活させた理由は特にないんだけど)。
 なお、12月15日にも夢グループの大判のチラシが新聞に折り込まれていた。

 北海道新聞の紙面からもう一つ。
 これは2カ月ほど前に掲載された読者からの投稿。

 3日前に、今シーズン初めての本格的な雪かきをした私だが(蜂に刺された手の痛みがかなり無くなってよかった。そうでなければ雪かきもままならなかっただろう)、この先、雪かきがめんどくさいと感じたときには、これを読んで「よし、負けるものか!」と発奮材料にしようと思っている。

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 でも、先週の金曜日に2時間、土曜日に1時間半と30分(2回出動)の雪かきと30メートルほど離れた空き地への雪運びをして、早くも体にこたえてきている私である。

♪ 今日の一曲 ♪
 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の歌劇「青ひげ公の城(A kekszakallu herceg vara/Duke Bluebeard's castle)」Op.11,Sz.48(1911/改訂'12,'18)。

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いざというときのために『クマ』『熊』『くま』の音の違いを熟知せよ

  私の低価買い取られ体験
 最近頻度は落ち着いたが、半年くらい前まで私のパソコンではオーディオ高価買取というウェブ広告が執拗に表示されていた。
 いまどき、オーディオを高価で買い取って、それで商売が成り立つのだろうか?なんだか不思議である。

 大阪に住んでいたときにエッジがボロボロになっていたスピーカー(インフィニティの KAPPA80)の査定を、ネットで調べた「オーディオ高価買取」と謳っている会社に依頼したが、2本で1万円だった(購入時定価は2本で27万円)。
 ずいぶんと安いなと思ったが-せめて3万円以上になるともくろんでいた-出張査定無料とはいっても、来てもらって「その値段なら、ボク、やめます」と言う勇気はなく、1万円で引き取ってもらった。

 このところは、オーディオ高価買取の広告が北海道新聞にもときどき載っている。
 これは先週見かけた道新の広告。

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 『例』で書かれている買取価格は確かに高額だ。なかなかなものである。
 でも、これだけ広告費をかけて成り立つ商売なのだろうか?いや、成り立つから広告を打つのだろう。
 そして私は、あのとき大阪の買取業者(名前は忘れた)に騙された(買いたたかれた)のだろうか?と、いまさらながらにちょっと悶々とした気持ちになった。

  大学時代にお世話になったイシオ西28丁目店
 同じく道新にときおり載る、「カメラのイシオ」の広告。
 「カメラのイシオ」はかつては札幌にかなりの店舗数があった店。
 私が大学1年のときに一眼レフカメラ-PENTAX ME スーパーーを買ったのは「カメラのイシオ」の(はっきりと覚えていないが)狸小路近くにあった店だったし、大学のサークル(植物研究会)で撮った写真を4つ切りなどにプリントするのに利用したのは、まさにこの広告にある「西28丁目店」だった。

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 「カメラのイシオ」の店舗網が急速に縮小していった経緯は知らないし、かつての「イシオ」と現在残っている「イシオ」が同じ経営体のものなのかもよくわからないが、西28丁目のカメラのイシオが存続しているのはうれしい。

  猛犬はカタカナ?漢字?ひらがな?
 こちらは日本農業新聞に載っていた広告。
 熊が人里周辺にも当たり前のように出没していることは怖いことだが、この広告はその熊よけのもの。
 で、私は思う。
 ボタンが『クマ』『熊』『くま』と名づけられているのはどういう意図があるのだろう。
 とっさのときに、どれがどの音だかわからなくならないのだろうか?と。

 『ライフル』『猛犬』『爆竹』じゃ、だめなんだろうか?
 そしてまた、熊は『猛鳥』なるものを恐れるのだろうか?

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 そしてこれも、日本農業新聞に載っていた広告。
 いやぁ、私が子どものころにあこがれた「ウルトラ警備隊」の腕時計型電話(ビデオシ―バー)に近いものが実現化された感じだ。
 って、「ウルトラ警備隊」のことを知っている人もいまや少数派になりつつあるのだろうけど。

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♪ 今日の一曲 ♪
 『ウルトラ対位法』なるものを用いた、ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の交響曲第2番ロ長調Op.14「十月革命に捧げる(To October)」。

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特急全席指定は想定以上に不人気?♪吉松隆/カムイチカプSym

  お孫ちゃんが喜んでくれて爺やもうれしい
 3月の末に、札幌駅で試運転中の737系電車を見かけたと書いたが、4月の第2週の某日の夕方に、お孫ちゃん(兄)と江別駅近くで特急「カムイ」が通過するのを見に行ったら、この737系がやってきた。

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 札幌駅を16:50ころに出発するこの試運転車は、ノンストップで江別までやって来るのだ。
 そして、札幌17:00発の旭川行き「カムイ31号」に追い抜かせるために、2番線でしばしの停車。
 17:15ころに「カムイ31号」が3番線を通過。さらにはほぼ同じくして札幌行きの「カムイ32号」も通過。そのあとに高らかに警笛を鳴らして737系試運転車が発車。これにはお孫ちゃんもご満悦。この爺さんもご満足であった。

  血液も人も流れが大事
 JRといえば、札幌駅の2番線のいちばん西側の階段は新幹線工事のために幅が半分になり、下る人の混みあい方(渋滞)がひどかったが、4月の中旬に元の広さに戻った。よかった、よかった(ただしホームの幅は狭い箇所の方が多い)。

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 その新幹線工事だが、4月の頭に、たまたま2番線の西側のフェンスが外れて、現在の様子を見ることができた。

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 だから何?って言われると、私としては困るが……

 ダイヤ改正で多くの特急列車が全席座席指定なったが、どうも評判は良くないようだ。
 マスコミの伝えるところによると-だから鵜呑みにもできないが-かえって客離れが起きているような雰囲気すら感じる。
 こんなキャンペーンをやるくらいだから、JRは「まじでやばくね?」と思っているのかも……

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 吉松隆(Yoshimatsu,Takashi 1953-  東京)の「カムイチカプ交響曲(KAMUI-CHIKAP Symphony)」Op.40(1990.交響曲第1番)。

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迷惑三昧の日々。東京電力に続き水道局も参戦。そして真弓の手のひら返し

 
 私だけに限ったことではないが、スパムメール(迷惑メール)の届く量が雪どけ後の雑草の新芽のように、このところさらに旺盛になっている。
 前に東京電力(あるいは東京電力エナジーパートナー)からの『料金払え詐欺メール』を私も取り上げたことがあったが、東電を名乗るこのメールについては先日全国ニュースでも取り上げられていた(確か日テレ)。その東電からのメールもやたら来る量が多くなっている。ご苦労さんなことだ。

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 (大見出しで)東京電力を名乗る偽メールの本文は短いが、東京電力エナジーパートナーはしつこい性格がにじみ出ているような長文。

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 どっちにしろ、みなさんだまされないように注意しましょう。
 そうそう、東京からは水道局からも『料金払え詐欺メール』が来るようになった。未完成度の高い本文だが……。きっと電力と同一犯で、組織的には『電力班』『水道班』とかがあるのだろう。この次はガス代の支払い催促が来そうな予感。

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 そういえば、小野真弓が借金救済の 広告に起用されている。
 そのむかし、彼女はアコムの CM に出ていてお金を貸す相談にのりますと言っていたわけで、それが180度転身して、借金で困っている人を助けますとは、これだって詐欺みたいなものだ。
 起用を思いついた人の、皮肉のセンスの高さは賞賛に値するけど。

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JR運賃値上げの『平均値』を鵜呑みにできない私♪ゼンフル/新しい物語を

  『当面の間』が延長されさらに『大変せまくなります』
 土曜日の北海道新聞に、JR北海道の運賃値上げの記事が載った。前回の記事と違い、値上げ率が平均8%と具体的な数字が示された。

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 仮に8%値上げだとすると、江別⇔札幌は、現在の540円が580円か590円になるってことだ。ビミョーだ。これが600円なら、通勤手当が出ている通勤以外ならなるべく札幌の街にお出かけしない気分になるのだが。600円まで上がらないとなると、感覚がマヒする絶妙な価格設定という感じになる。

 ただ、この記事を見ると前回の値上げ幅は平均11.1%と書かれている。しかし、前回の値上げによって江別⇔札幌は450円から540円になった。20%だ。全然11.1%じゃない。『平均』値を引き下げているのはどこなんだ?

 仮に今回も20%上げられたら、650円になる。あと少しでダミアンが現われそうな運賃だ。いまの会社へのお勤めが終わったら、札幌になんて花の都のハリウッドに行くぐらいの決意が必要になるだろう。いくらヨドバシカメラが安いからといっても、往復で1,300円もかかるとなったら、気軽に電池も買いに行けない。『.com』を利用する頻度が高まったり、新製品以外も安い地元の K’s デンキに行くことになるだろう。

 この記事が載る前日の通勤帰り。札幌駅の10番ホームで江別行きの電車に乗って出発を待っていると、聞きなれない音色のタイフォーン(警笛)が響きわたったあと、向いの9番ホームから苗穂方向に列車が動き出した。737系電車だった。いや、ただそれだけの話である。

 737系は今回のダイヤ改正で岩見沢⇔旭川に投入された2両編成のワンマン運転電車。私の目の前から去っていった電車は、おそらく試運転のものだったんだろう。

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 札幌駅といえば、狭くなっている2番ホームがさらに狭くなるようだ。
 ホームから転落しないように、気を引き締めて通勤に臨む所存である。

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 こちらは江別駅の跨線橋に貼ってあったおたる水族館(とJR)のポスター。
 どうしてこういうしょうもないコピーが採用されるのか理解に苦しむ。理解に苦しむが、でも、私はこういうの嫌いではない。

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 ゼンフル(Ludwig Senfl 1486頃-1542/43)の「新しい物語を(Nun wollt ihr horen neue Mar')」。

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お言葉に甘えて、行っていいですか?♪ワーグナー/虹のかけ橋

  たまってしまって、がまんできなくなったんです
 こちら本館の、今年2回目の更新。ということは、1月ももう半ば。早い。あと2カ月もがまんしたらもう春ではないか!それを楽しみに、過酷な冬の日々を前向きな気持ちで過ごしたいものだ。
 したけりゃおいで、のように気楽に、たまったらかきな、だ。いや、だから雪を。

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(1月13日付け北海道新聞)

 とはいえ、このあいだの日曜日の朝はけっこうな雪が積もっていて、もうこうなったらついでだからと、今シーズン初の物置とカーポートの雪下ろしまでしてしまった。ついでとは書いたものの、気楽ではなく、それなりに切羽詰まってという状況だった。

 物置の屋根に上ると、屋根が破損(ひび割れ)する危険があるので-薄い鉄板だから弱いのだ。いまの物置に替える前の物置は、私が屋根に上って横にあるプルーンの木の剪定をしたせいで、屋根板に亀裂が入ってしまった-横に脚立を立ててそこから横に雪を落とした。

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(After)

 カーポートは脚立(梯子モード)で屋根に上るときと下りるときにはかなり緊張するし、恐怖を感じる。以前、それは上に書いた物置でのことだったが、脚立(梯子)ごと倒れ、落下したことがあるからだ。
 2台分のカーポートの雪下ろしはかなりシンドイ。それでも今回は70cmほどの積雪という、早めの雪下ろし決行だったので、まだ少し楽だった。ウチのカーポートは積雪が150cmまで大丈夫という製品だが、そんなぎりぎりまで放っておいたら、下ろすのが大変になるし-そんなに雪が積もった屋根に這い上がるのすら難しい-、新たに急に大量の雪が降ったら倒壊の恐れもある。

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(After)

 カーポートから下ろした雪は、そのまま My Rose Garden(直訳すると『私のバラ園』)に積んだままにした。というのも、これだけの作業(この日は除雪車が入らなかったので-明け方に急に大量に降ったようなので-、雪かき、雪運び、物置の屋根の雪下ろし、カーポートの屋根の雪下ろしで体力も精神力もゼロになったからだ。腰も痛くなってきたし、足の先も冷たい。腹も減ってきた。とても、さらにこれを運ぶなんてことはできない。そもそも貴重な日曜の朝8時から12時までこの作業をしているのだ。なんのための休日かわかったもんじゃない(体力づくりのための休日という位置づけにすることは可能だが)。

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 (1月16日午後・追記)その後16日までの間に、ずいぶんと雪が降った。「今年は雪が少ない」と心の中で喜んでいたのが愚かしいほど積もった。でも、その前に雪下ろしを一度終えておいたのは、先見の明があったと言えよう。

  外国人限定?100円クーポンもらえます
 話は変わるが、先日、通勤電車内で目にした中吊り広告。

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 この「Welcome to Hokkaido」という外国人向けのショッピング誘導広告は、これまでのコロナ禍のときも掲出されていたが、今回のが依然と違うのは、「ESTA」の名前が消えたこと。そりゃ閉館したから当たり前だけど、JRのショッピングセンターが(JR TOWER  APIA と STELLAR PLACE の2つになってしまったんだなぁと、あらためてさびしく思った(この中吊り広告にかつて PASEO も載っていたことがあるかどうかは未確認)。

 新幹線の札幌乗り入れで PASEOESTA がなくなったわけだが、その新幹線工事はどんな感じなのか?
 先日紀伊國屋書店の横を通ったら、駅西側の工事現場には新幹線の高架の橋脚らしきものが出来上がっていた。

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 在来線の高架からは鉄筋が飛び出しまくり。これって、DAISO とか カメラのキタムラとかが入っていた「サツエキ Bridge」の建物に食い込んでいたものなのだろうか?

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 かつての商業施設の『橋』は、新幹線の『橋』になるわけね。うんうん。

 ワーグナー(Richard Wagner 1813-83 ドイツ)の楽劇「ラインの黄金(Das Rheingold)」から「虹のかけ橋…ワルハラへの神々の入城(Einzug der Gotter in Walhall)」を。

 私が持っているのは、リプリント盤。むかしは、ドラッグストアとか書店の店先に置いたワゴンで売ってたよなぁ。定価は2,000と書いてあるのに、1,000円で売ってた。なんふだったんだろう、あれって。

WagnerRingSolti

車は静かになり、ぼく笑顔。ボイラーは黙り込み、ぼく泣き顔♪WAM/ob Q

  センスが良い歓迎広告
 私は11月24日の朝に気づいたのだが、江別駅の3番ホームに、こんな広告が掲示された。
 おそらくは前日か前々日に取り付けられたんだと思う。

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 江別市とJR北海道のコラボ。これもいいけど、これまたとっても良い広告だと思う。

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  走り出すとどこからか変な音が
 ところで、この日の夕方あたりから雪が降り始め、翌日の25日は吹雪の荒れた天気で、雪もたくさん降り、雪かきに追われることになった。
 妻は24日の夕方に、雪と雨が混じるベチャベチャ路面を車で走行し帰宅。25日の土曜日は車は動かさなかった。
 26日の日曜日に車で江別蔦屋書店に行こうとしたら、車のどこからかガタガタともゴトゴトともビリビリとも聞こえる変な音がする。それは走り出すときに特に大きくなる。
 私には車体の下から聞こえるような気がするし、妻は後部から聞こえるような気がするという。

 音を気にしつつも蔦屋書店へ。
 駐車場で車の周りを見たり、下部を覗いてみたが、特に変わったところはなかった。

 蔦屋の「食の棟」で昼食。妻は、期間限定出店の「薬膳ビビンバと春巻きのお店 to・te・ku」のビビンバ。私は異音が気になって食欲が低下したので(なんてストレスに弱い人間なのだろう)、飯田製麺のかけうどん(500円)にした。
 食欲が低下していたものの、おいしく完食した。妻が食べたビビンバもとてもおいしいと言っていた。

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 帰りに江別協同自動車の事務所の電気がついていたので寄ってみると、この日は日曜日ながら営業中(日曜日は第1、第2日曜日が休みとのこと)。異音を調べてもらったら車体下部に氷が付着していて(あるいはどこかにはさまっていて)、それが音の原因だということがわかった(どのような状態だったか詳しいことはわからない)。金曜日のシャーベット状の雪が車体下部の駆動系統に付着し、それが翌日の悪天候で凍りついてしまったのだろう。
 取り除いてもらったあとはまったく変な音がしなくなった。親切丁寧に対応してくれた江別協同自動車の方々に感謝である。

  突然黙りこくり、370を発し続けるように
 こうして安心したのもつかの間、夕方に突然給湯ボイラーが使えなくなった。
 まさに突然。前触れもなく、意表を突きすぎた沈黙だった。気づいたら数字が点滅していたのだ。

 表示されているエラーコード370は取扱説明書にも載っていない。ネットで調べると、吸排気口が何かで塞がれているか、そうでなかったら燃焼系のけっこう致命的な故障のようだ。運転スイッチを「切」にしても、この点滅は消えずに続いたまま。

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 この給湯ボイラーを購入、設置してもらった会社「IG」(仮名)の24時間対応のフリーダイヤルに電話をする。
 「吸排気口に何か詰まっていませんか?」と聞かれたので、「調べましたが異常はないです」と答える。
 「370は吸排気口に何か詰まっているか、燃焼系にトラブルが発生したときに出るエラーです。いまは何もできませんので、明日に係の者を向かわせます」

 なんかなぁ……。見に来てくれないんだ。24時間電話相談窓口ってことなのかな(この給湯ボイラー、買った当初にもトラブルがあった)。

 翌日の月曜日の昼前に「IG」の人が来たが(妻が対応)、吸排気口を見て「異常ないですね」と言い、灯油のホースをいったんはずして「灯油も通常通り来てますね」と言って、「では、ノーリツに点検に来るよう言っておきます」という、こっちにしてみれば「はぁっ?」という対応(まだそんな悠長に構えた状況なの?)。

 さすがに妻も「いますぐにノーリツに連絡してください」と言い、その場で連絡してもらった。
 これじゃ最初から自分でノーリツのコンタクトセンターに電話した方がよかったかもしれない。半日遅れたことになるのだから。
 そのあとノーリツのコンタクトセンターから電話が来て、修理はこの日は無理だが翌日の火曜日の夜なら調整がつくと言われた。

 火曜日の朝。鍋にお湯を沸かし、洗面器に入れた冷たい水にそれを入れてぬるま湯にし、髪を洗った。
 洗いながら「どうか今日のうちに直りますように」と心から祈った。

 ノーリツの修理受託店の人がやって来て状況を確認。持ってきている部品の交換で直るという(バーナーの交換)。
 助かった!
 コンタクトセンターの人の話では、最悪、部品交換では直らない可能性もあると言われたというので、ボイラーそのものの交換となったらどうしようと思っていたのだ(費用もさることながら、お湯が使えない日がさらに長く続くことになる)。

 1時間半ほどの作業。蛇口からお湯が出てくる日常がわが家に戻った。いやぁ、直してくださり、ほんとうにありがとうございます。
 この当たり前が、実は当たり前ではないということを、幸い2日間で済んだものの、思い知った。

 給湯でこれだけ不自由な思いをしたわけだが、今の季節、これが暖房ボイラーの故障なら命にかかわる。
 今回の給湯ボイラーの故障については、もちろん「IG」には何の非もない。しかし、現在使っている暖房ボイラーも、給湯ボイラーの交換のタイミングに合わせて「IG」に一緒に交換してもらった。そして、その暖房ボイラーは、設置時にきちんと調整していなかったことが原因で一度故障している
 それを思い出して、なんだか不安が増してきた。そしてまた、一行上のリンク記事にあるように、そのときの「IG」の初期行動、対応も今回とほぼ同じようなものだった(初期も後期も何も、メーカーに連絡したあとはそれっきりだが)。何にも変わってないのね……
 
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のオーボエ四重奏曲ヘ長調K.370(K6.368b)(1781)を。

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この極端な変化を見て笑っていただければうれしいです♪JSB/カンタータ31

  あれは暑い盛りのころのことだった
 以前、「こんなのを()に受けて、効果を信じたり興味を持ったりする人がいるのかねぇ」と感じた、たるみがなくなったりシミが消えたりするというネット広告を取り上げた。
 『以前』と言っても、それはまだ暑い盛りの8月のことだった。それがいまや、寒い寒いと嘆いているんだから、私をはじめとする多くの人々は実に身勝手である。

 あっ、寒いといえば、先日のやや暖かめの日に、一気呵成に庭のバラたちの冬囲いを行なった。
 何年、いや十何年やっても、必ず指のどっかこっかをトゲで刺してしまい、血をにじませながらの過酷な作業になる。今回もけっこう痛い目に遭った。革手袋をつけての作業は、ロープを結びにくいという難点があるので、どうしても素手での作業になるのだ。

20231109Fuyugakoi

 やることはやり終えた。
 あとは、春になって元気な姿のままいてくれることを祈るだけだ。

 話を戻す。
 最近は、シミやたるみのネット広告-ちなみに、ネット広告とウェブ広告とデジタル広告という言葉はほぼ同じものらしい-を見かけなくなったが、新たに『たった3日で痩せる』っていう広告を目にする機会が増えた。

 しっかし、見ていて気持ち悪くなるくらい極端なビフォーアフターの状態だ。
 3日間で腹が引っ込むどころか、筋肉カチカチになるのである(とは書いてないが)。
 こうなると人をだますという意図はなく、笑ってもらうことを目的としているように思えてくる。

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 これもときおり見かける。まるで、まぶたのなかにゲジゲジが入りこんで脚を出しているみたいだ。
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 バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)のカンタータ第31番天は笑い、地は歓呼す(Der Himmel lacht! die Erde jubilieret)」BWV.31(1715初演)(のなかのソナタ)を。

 9曲からなるこのカンタータは、復活祭の第1日用である。

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今度はグレーになった話とか、シミが消えるらしい話♪スクリャービン/pソナタ7

  また別な色に
 前回の記事で、江別駅の3番ホーム下の鉄筋が、一部だが白に塗り替えられていたという話を紹介した。

 ところが、先週、その白く塗られたところが、グレー(または灰色、もしくはねずみ色)に変っているのに気づいた。
 これまた、途中段階なのか、それとも最終形(つまり工事完了)なのかはわからないが、素朴な疑問として「何をしようとしてんだろう」と私は思ってしまった。

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  描いたでしょ?
 そしてまた、前回紹介した嘘八百の『たるみ』の広告に続き、今日は顔の『シミ』が瞬時にして消えるという広告を。
 やれやれ。
 写真にシミを描いたんですね。ビフォーアフターの表情がまったく同じですもんね。

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 スクリャービン(Alexander Scriabin 1872-1915 ロシア)のピアノ・ソナタ第7番Op.64白ミサ(Messe blanche)」(1911)。

ScriabinPsonatas

多様性の時代の堂々たるひと吹き♪シュニトケ/CG1

  開きなお~るその態度がぁ~
 この見出しを見て、すごくヒットした歌謡曲「3年目の浮気」を思い浮かべる人も、年代的にもう少数派になりつつあるのかもしれない。いや、年代的には決して少数ではないかもしれないが、忘れてしまっている人は少なくないような気がする。

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 先日目に飛び込んできた、新聞広告。

 それにしても「吹き付けてますけど何か?」というこの開き直り、私は好きである。

 「多様性の時代」というおおげさな主張も好きである。

SchnittkeCG1&3 そこで今日は「多様式主義」を自称したシュニトケ(Alfred Garrievich Schnittke 1934-98 ソヴィエト→ドイツ)の作品の中から、かつて浅田真央が演技で使用してちょっぴり有名になったコンチェルト・グロッソ第1番(1976-77)を。

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