読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

暮しの情景(日常)

ホームがないのに5番線とは?♪ブラームス/ハンガリー舞曲第5番

  年金生活者は電車に乗れなくなる
 一週間前の3月9日の北海道新聞に、JR北海道の運賃が25年度にも上がるという記事が載っていた。

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 なんでもかんでも値上げである。ある程度それは仕方がない。
 でもなぁ……
 2019年10月ぶりというが、私の感覚からすると「2019年に上げたばっかりじゃないか、それも大幅に」っていう感覚だ。
 上のリンク記事に書いてあるように、このときの値上げで江別⇔札幌間の運賃は450円から540円になった。20%アップである。
 仮に次回の値上げも同じ上げ率だとすると、江別から札幌に行くには片道640円もしくは650円となる。
 なんてこったい。日本一の焼鳥弁当が買えるじゃないか!高すぎる。
 これなら、65歳で仕事をリタイヤして年金暮らしになったら JR で札幌まで出かけるなんてことは激減するに違いない。かかりつけの病院やら歯科医院をどうするかも真剣に考える必要がでてきそうだ。

  謎は謎のまま
 私にとっては衝撃的なこのニュースが報じられる前日。
 この日の朝の通勤のマイ列車は721系で、私は進行方向に向かって右側の窓側の席に座ることができ、また天気が良く、さらに窓ガラスの透明度もまだマシだった。このように好条件が重なったので、ついに撮影することができた。謎の標記の看板を。

 苗穂駅の白石側に『5番線』というのがあるのである。
 苗穂駅が建て替えられて開業したのは、2018年11月17日のこと。島式ホーム2面で4線という造りだ。
 その3・4番線の白石側の端には JR の社員専用の通路の入り口があり、その通路の出口は駅構内にある。その出口のところに『5番線』と書かれているのである。ホームはないのに。

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 拡大してみたのがこれ。

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 繰り返すが、写真がモヤっとしているのは、窓ガラスの透明度がよろしくないから(上に書いたようにこれでもマシなほう)。

 この『5番線』の意味を、私はとても知りたいと思っている。

 ブラームス(Johannes Brahms 1833-97 ドイツ)のハンガリー舞曲第5番ト短調
 ピアノ連弾のためのハンガリー舞曲集(Ungarische Tanze)は21曲からなるが、この第5番がダントツで有名。今日はオーケストラ編曲版で(って、この CD は廃盤)。

BrahmsHungari

ぼく、ホタテ、噛み切れなかった……♪フェルツマンナ/すずらん

  もう3歳半だからたくさん食べるよ!
 このあいだの休みの日、妻と JR を利用して札幌に住む息子夫婦を訪ね、お孫ちゃんとお戯れになってきた。ですから、この私が。

 昼ご飯のために、今回は「弁菜亭(札幌駅立売商会)」で駅弁を買っていくことにした。3歳半のお孫ちゃんには、ふだんは大人用とは別におにぎりなんかを買っていくのだが(そんなにたくさんは食べないと思うので)、この日は喜ぶ顔が見たいと、妻が孫に「北海道周遊おにぎり弁当」を買っていくと言った。そう、包装紙に道内を走る特急列車の写真が載っている弁当である。
 お孫ちゃんはこの弁当(この日の写真は札幌⇔室蘭を走る「すずらん」だった)、女性部二名は「北海道三昧 冬御膳」、息子には「海鮮えぞ賞味」(だけでは足りないと思い、それプラス Kiosk で買った牛カルビおにぎり)、私は「肉三昧釜めし」。

 到着してお孫ちゃんに「はい、お弁当だよ」と駅弁を見せると、にっこり!字は読めないが、鉄道ファンのお孫ちゃんは「すずらん!」と言った。本でいつも見ていて、あるいは息子とサツエキに電車見学にときどき行っているので、わかっているのだ。

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 昼食タイムになって食事スタート。
 お孫ちゃんが真っ先に食べたのは(写真手前の)鮭のいくらおにぎりの中央にのっていたイクラ。撮影時点で3粒残っていたイクラも、そのあと完食。イクラなんてこれまで食べたことがあるのかな?好きなのかな?と不思議に思ったが、このときは息子に聞きそびれてしまった。

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 おにぎりは1個をほぼ完食。おかずもけっこう食べた。実はお孫ちゃんがブロッコリーが大好きで、ブロッコリーも完食。あんこ餅(柳もち)は、餅を喉に詰まらせる危険があると思い、ほんのちょっと。しかし、外のあんこはほぼ完食。「おいしい!」を連発していた。
 ただ、しゃぶしゃぶ風サラダの牛肉をいっぺんに口に入れたときと、帆立照焼をまるごと口に入れたときは、噛み切れずににオエッとなって外に出した。だめよ、いっぺんに口に入れちゃ(のどつまりしちゃう恐れもあるし)。
 でも、食欲旺盛は良いことだ!


DarkDucks

 そうそう、息子からは誕生日のプレゼントをいただいた。
 今年は LANVIN の名刺入れだった。
 ありがとう!

へんてこNameな王家の人々♪R-コルサコフ/シェエラザード

  はっきりと「減らします」「廃止します」と書いてほしい
 先日江別駅で、来月からの全車指定席となる特急(北斗、すずらん、おおぞら、とかち)の『ご利用ガイド』というパンフレットをもらった(って、置いてあるのを勝手に持ってきたんだけど)。

 で、このヘンテコなキャラクターを見ていただきたい。
 なぜ、こういうキャラなんだろう?特急と何か関連性があるのか?指定席と何か縁があるのか?
 あなたは、このキャラの名前をご存じだろうか?ご存知でないとしたら、想像がつくだろうか?

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 えっ?すずらん姫に北斗王子?それにおおぞら王?
 まだその方がいいな……

 正解はこちら。

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 トホホである。見た瞬間、座るどころか腰が砕けそうになった。

 あくまで、私個人の感覚から思うことではあるが、このキャラクターを採用することを決めた人たちのセンスが、私には正直理解できない。いや、そもそもこういうキャラクターが要るのだろうか?
 王様や王子、姫が公共交通である特急列車に乗ること自体があり得ない。って、真剣に突っ込むようなことじゃないんだけど。

 あの『正義』の広告も意味が理解できなかったが(正義だ=絶対的に正しい、という意味で使っているのだろうが、広告で使うには一般的な言葉ではないと思う)、JR ってもっとセンスが良いと思っていたのに、なんだか国とか自治体の広告・広報にありがちなものっぽい。

 この下のページのイラストだって、ふつうのお客さん(例えばこのような)を絵を載せればいいと思うのだが……

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 それにしても、↑ が『全車指定席になるメリット』とは、なんだか苦しいなぁ。
 全席指定にしたことによる矛盾が起きないように、「すずらん」の東室蘭⇔室蘭間も特急運転になるし。

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 まあ、もう私は出張もほとんどなくなったし、プライベートで乗る機会もそうそうないだろうからいいんだけど(前にも書いたように、どっちにしろ特急を利用するときは以前から指定席をとるようにしていたし)、それよりなにより、日中とはいえ札幌⇔江別の普通列車の本数が減るのが『イヤな感じ』である(これは上のパンフレット番号EE0511-026とは別の、パンフレット番号EE0511-027)。

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 『運転本数を見直します』ではなくて、はっきりと『運転本数を減らします』って見出しに書かないところがいやらしい。そういやあ、かつては「いしかりライナー」なる快速も走っていたのになぁ……

 リムスキー=コルサコフ(NIkolai Rimsky-Korsakov 1844-1908 ロシア)の交響組曲「シェエラザード(Scheherazade)」Op.35(1888)から第3楽章「王子と王女(The young prince and the young princess)」。

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わき見しながら歩いていると壁にぶつかるよ♪JSB/フーガの技法

  お名前を間違えるなんて大変失礼いたしました
 最近になって、札幌駅1階の西側のコンコースに四角くフェンスで囲まれた場所が誕生した。 
 以前、スーベニア・キヨスクがあった場所の前である(なお、過去の記事では kiosk のことを「キオスク」と書いてしまっているものがあるが、運営会社の名前自体が「JR北海道フレッシュキヨスク株式会社」と表記が『キヨスク』となっているので、今後はキヨスクと書くようにする。これまでキオスクという言い方に執着してごめんなさい)。

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 近寄ってみると、仮設通路を設置するんだそう。『仮設』なのね……

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 かつてのスーベニア・キヨスクのあとも、白塗り顔なし状態。

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 1月18日に発表された JR 北海道のニュースリリースによると、こういうことなんだそうだ。

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 旧1番線とその横の JR タワーとの間に、新幹線用のレールが2本敷けるっていうのが、なんだか不思議。そんなにスペースがあった感覚がないので。でも、そう書いてるんだから間違いないのだろう。

  特急よりも快速の方が高いんです
 JR といえば、3月のダイヤ改正で「北斗」「すずらん」「おおぞら」「とかち」を全席指定にするという。JR 北海道は「満席で乗客が座れないことがないようにしたい」と親切なことを言っているが、説得力に欠けるなあ。自由席を利用する人は座れないことも覚悟しているはずだから。それにそう思うんだったら、カムイやライラックは別としても、他の特急も全席指定にしないとおかしくない?(ちなみに、私は「とかち」などの長距離特急に乗るときは必ず指定席をとるニンゲンである)。
 どう考えても実質的な値上げだ。経営が苦しいから全席座席指定にさせていただきますと、正直に言ってくれればいいのに。
 それでも、特急の指定料金は530円なので安心料としては決して高いものではない。それに比べると、快速エアポートの u シート指定料金の840円は暴利じゃない?

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 さて、2月のスタートだ。春まであと1カ月半ほどの辛抱だ。
 
 楽器指定のないバッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「フーガの技法(Die Kunst der Fuge)」BWV.1080(1745-50)。
 楽器指定がないと書いたが、19曲のうち(第19曲は未完)第18曲の「2台のクラヴィアのためのフーガ(2声)」は楽器の指定がある。この記事の中の『19』に当たる(はずだ)。

BachBWV1080MAK

お言葉に甘えて、行っていいですか?♪ワーグナー/虹のかけ橋

  たまってしまって、がまんできなくなったんです
 こちら本館の、今年2回目の更新。ということは、1月ももう半ば。早い。あと2カ月もがまんしたらもう春ではないか!それを楽しみに、過酷な冬の日々を前向きな気持ちで過ごしたいものだ。
 したけりゃおいで、のように気楽に、たまったらかきな、だ。いや、だから雪を。

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(1月13日付け北海道新聞)

 とはいえ、このあいだの日曜日の朝はけっこうな雪が積もっていて、もうこうなったらついでだからと、今シーズン初の物置とカーポートの雪下ろしまでしてしまった。ついでとは書いたものの、気楽ではなく、それなりに切羽詰まってという状況だった。

 物置の屋根に上ると、屋根が破損(ひび割れ)する危険があるので-薄い鉄板だから弱いのだ。いまの物置に替える前の物置は、私が屋根に上って横にあるプルーンの木の剪定をしたせいで、屋根板に亀裂が入ってしまった-横に脚立を立ててそこから横に雪を落とした。

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(After)

 カーポートは脚立(梯子モード)で屋根に上るときと下りるときにはかなり緊張するし、恐怖を感じる。以前、それは上に書いた物置でのことだったが、脚立(梯子)ごと倒れ、落下したことがあるからだ。
 2台分のカーポートの雪下ろしはかなりシンドイ。それでも今回は70cmほどの積雪という、早めの雪下ろし決行だったので、まだ少し楽だった。ウチのカーポートは積雪が150cmまで大丈夫という製品だが、そんなぎりぎりまで放っておいたら、下ろすのが大変になるし-そんなに雪が積もった屋根に這い上がるのすら難しい-、新たに急に大量の雪が降ったら倒壊の恐れもある。

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(After)

 カーポートから下ろした雪は、そのまま My Rose Garden(直訳すると『私のバラ園』)に積んだままにした。というのも、これだけの作業(この日は除雪車が入らなかったので-明け方に急に大量に降ったようなので-、雪かき、雪運び、物置の屋根の雪下ろし、カーポートの屋根の雪下ろしで体力も精神力もゼロになったからだ。腰も痛くなってきたし、足の先も冷たい。腹も減ってきた。とても、さらにこれを運ぶなんてことはできない。そもそも貴重な日曜の朝8時から12時までこの作業をしているのだ。なんのための休日かわかったもんじゃない(体力づくりのための休日という位置づけにすることは可能だが)。

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 (1月16日午後・追記)その後16日までの間に、ずいぶんと雪が降った。「今年は雪が少ない」と心の中で喜んでいたのが愚かしいほど積もった。でも、その前に雪下ろしを一度終えておいたのは、先見の明があったと言えよう。

  外国人限定?100円クーポンもらえます
 話は変わるが、先日、通勤電車内で目にした中吊り広告。

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 この「Welcome to Hokkaido」という外国人向けのショッピング誘導広告は、これまでのコロナ禍のときも掲出されていたが、今回のが依然と違うのは、「ESTA」の名前が消えたこと。そりゃ閉館したから当たり前だけど、JRのショッピングセンターが(JR TOWER  APIA と STELLAR PLACE の2つになってしまったんだなぁと、あらためてさびしく思った(この中吊り広告にかつて PASEO も載っていたことがあるかどうかは未確認)。

 新幹線の札幌乗り入れで PASEOESTA がなくなったわけだが、その新幹線工事はどんな感じなのか?
 先日紀伊國屋書店の横を通ったら、駅西側の工事現場には新幹線の高架の橋脚らしきものが出来上がっていた。

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 在来線の高架からは鉄筋が飛び出しまくり。これって、DAISO とか カメラのキタムラとかが入っていた「サツエキ Bridge」の建物に食い込んでいたものなのだろうか?

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 かつての商業施設の『橋』は、新幹線の『橋』になるわけね。うんうん。

 ワーグナー(Richard Wagner 1813-83 ドイツ)の楽劇「ラインの黄金(Das Rheingold)」から「虹のかけ橋…ワルハラへの神々の入城(Einzug der Gotter in Walhall)」を。

 私が持っているのは、リプリント盤。むかしは、ドラッグストアとか書店の店先に置いたワゴンで売ってたよなぁ。定価は2,000と書いてあるのに、1,000円で売ってた。なんふだったんだろう、あれって。

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わが家の目印に気がついてくれたかしら?♪ラヴェル/ジャンヌの扇

 あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

 今年のわが家のお正月飾りは、無印良品で買ったものです。

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 みなさんにとって、そして私にとっても、本年が良い年になりますように!

 ラヴェル(Maurice Ravel 1875-1937 フランス)の「ジャンヌの扇(L'eventail de Jeanne)」(1927)。
 『ラヴェル』作曲で間違いではないのだが、「ジャンヌの扇」はラヴェル、イベール、ロラン=マニュエル、ルーセル、ミヨー、プーランク、オーリック、シュミット、ドラノワ、フェルーの10人による合作(1幕10曲)。ラヴェルが書いたのは「ファンファーレ(Fanfare)」のみである。

RavelAbbado

2つの夕べの情景@江別&消えゆく自販機@サツエキ♪細川/セレモニアル・ダンス

  暖簾が出ていた
 こちらの記事で、江別のゆめみ野南町にラーメン店がオープンしたことを取り上げた。
 しかし、そのときは店の入り口には暖簾(のれん)がかかっていなかった。でも、なかには食事をしている人がいた。あのときはプレオープンだったのだろうか?いや、12月1日開店というから、そうではないだろう。じゃあ、なぜ暖簾が出ていなかったのか?どうでもいーことではあるが、気にならないといえば嘘になる。

 で、もう一度仕事帰りにわざわざそちらの方を回って確かめに行った。
 確かめに行った甲斐があった。ちゃんと暖簾がかかっていることを確認できたからだ。

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 すみれ色の暖簾だ。

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 そしてまた、定休日は月曜日で、営業時間は10:30~15:00、17:00~20:00であることも確認できた(この情報は12月8日付の「えべナビ!」にも書かれているが……)。

  駅前が明るくなっていた
 12月8日といえば、江別駅前のイルミネーションがこの日から点灯された。
 先日、仕事帰りに江別駅に降り立った時に、駅舎から外に出ると、まあ、なんて明かるいのでしょう。江別の駅前には何にもなくてふだんは暗いけど、イルミネーションが灯っているととても華やかだ。

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  自販機が消えた
 今日は16日である。
 ということは、すでに撤去されてなくなっているはずだ。
 札幌駅2番ホームの自動販売機である。
 新幹線工事のせいで、札幌駅はどんどん不便になる。

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 昨日は、新型コロナウイルスのワクチンを接種してきた。
 これで最後になるに違いないが、2021年の夏から2年余りの間に7回もこのセレモニーに招待され、律義に皆勤したとはなんだか信じられない思いだ(1回目のときは、副反応が起きないかかなり心配していたことが、この記事を読むとわかる)。

 そうそう、ワクチン接種は午後からだったのだが、12:30ころに「しょう」の前を通ったら、店の前には車が6台くらいとまっていた(駐車スペースもその台数分くらいしかない。つまり満杯)。出足好調のようだ。

 細川俊夫(Hosokawa,Toshio 1955-  広島)の弦楽オーケストラのための「セレモニアル・ダンス(Ceremonial Dance)」(2000)を。

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   タワレコ(広告) Toshio Hosokawa: Landscapes

車は静かになり、ぼく笑顔。ボイラーは黙り込み、ぼく泣き顔♪WAM/ob Q

  センスが良い歓迎広告
 私は11月24日の朝に気づいたのだが、江別駅の3番ホームに、こんな広告が掲示された。
 おそらくは前日か前々日に取り付けられたんだと思う。

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 江別市とJR北海道のコラボ。これもいいけど、これまたとっても良い広告だと思う。

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  走り出すとどこからか変な音が
 ところで、この日の夕方あたりから雪が降り始め、翌日の25日は吹雪の荒れた天気で、雪もたくさん降り、雪かきに追われることになった。
 妻は24日の夕方に、雪と雨が混じるベチャベチャ路面を車で走行し帰宅。25日の土曜日は車は動かさなかった。
 26日の日曜日に車で江別蔦屋書店に行こうとしたら、車のどこからかガタガタともゴトゴトともビリビリとも聞こえる変な音がする。それは走り出すときに特に大きくなる。
 私には車体の下から聞こえるような気がするし、妻は後部から聞こえるような気がするという。

 音を気にしつつも蔦屋書店へ。
 駐車場で車の周りを見たり、下部を覗いてみたが、特に変わったところはなかった。

 蔦屋の「食の棟」で昼食。妻は、期間限定出店の「薬膳ビビンバと春巻きのお店 to・te・ku」のビビンバ。私は異音が気になって食欲が低下したので(なんてストレスに弱い人間なのだろう)、飯田製麺のかけうどん(500円)にした。
 食欲が低下していたものの、おいしく完食した。妻が食べたビビンバもとてもおいしいと言っていた。

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 帰りに江別協同自動車の事務所の電気がついていたので寄ってみると、この日は日曜日ながら営業中(日曜日は第1、第2日曜日が休みとのこと)。異音を調べてもらったら車体下部に氷が付着していて(あるいはどこかにはさまっていて)、それが音の原因だということがわかった(どのような状態だったか詳しいことはわからない)。金曜日のシャーベット状の雪が車体下部の駆動系統に付着し、それが翌日の悪天候で凍りついてしまったのだろう。
 取り除いてもらったあとはまったく変な音がしなくなった。親切丁寧に対応してくれた江別協同自動車の方々に感謝である。

  突然黙りこくり、370を発し続けるように
 こうして安心したのもつかの間、夕方に突然給湯ボイラーが使えなくなった。
 まさに突然。前触れもなく、意表を突きすぎた沈黙だった。気づいたら数字が点滅していたのだ。

 表示されているエラーコード370は取扱説明書にも載っていない。ネットで調べると、吸排気口が何かで塞がれているか、そうでなかったら燃焼系のけっこう致命的な故障のようだ。運転スイッチを「切」にしても、この点滅は消えずに続いたまま。

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 この給湯ボイラーを購入、設置してもらった会社「IG」(仮名)の24時間対応のフリーダイヤルに電話をする。
 「吸排気口に何か詰まっていませんか?」と聞かれたので、「調べましたが異常はないです」と答える。
 「370は吸排気口に何か詰まっているか、燃焼系にトラブルが発生したときに出るエラーです。いまは何もできませんので、明日に係の者を向かわせます」

 なんかなぁ……。見に来てくれないんだ。24時間電話相談窓口ってことなのかな(この給湯ボイラー、買った当初にもトラブルがあった)。

 翌日の月曜日の昼前に「IG」の人が来たが(妻が対応)、吸排気口を見て「異常ないですね」と言い、灯油のホースをいったんはずして「灯油も通常通り来てますね」と言って、「では、ノーリツに点検に来るよう言っておきます」という、こっちにしてみれば「はぁっ?」という対応(まだそんな悠長に構えた状況なの?)。

 さすがに妻も「いますぐにノーリツに連絡してください」と言い、その場で連絡してもらった。
 これじゃ最初から自分でノーリツのコンタクトセンターに電話した方がよかったかもしれない。半日遅れたことになるのだから。
 そのあとノーリツのコンタクトセンターから電話が来て、修理はこの日は無理だが翌日の火曜日の夜なら調整がつくと言われた。

 火曜日の朝。鍋にお湯を沸かし、洗面器に入れた冷たい水にそれを入れてぬるま湯にし、髪を洗った。
 洗いながら「どうか今日のうちに直りますように」と心から祈った。

 ノーリツの修理受託店の人がやって来て状況を確認。持ってきている部品の交換で直るという(バーナーの交換)。
 助かった!
 コンタクトセンターの人の話では、最悪、部品交換では直らない可能性もあると言われたというので、ボイラーそのものの交換となったらどうしようと思っていたのだ(費用もさることながら、お湯が使えない日がさらに長く続くことになる)。

 1時間半ほどの作業。蛇口からお湯が出てくる日常がわが家に戻った。いやぁ、直してくださり、ほんとうにありがとうございます。
 この当たり前が、実は当たり前ではないということを、幸い2日間で済んだものの、思い知った。

 給湯でこれだけ不自由な思いをしたわけだが、今の季節、これが暖房ボイラーの故障なら命にかかわる。
 今回の給湯ボイラーの故障については、もちろん「IG」には何の非もない。しかし、現在使っている暖房ボイラーも、給湯ボイラーの交換のタイミングに合わせて「IG」に一緒に交換してもらった。そして、その暖房ボイラーは、設置時にきちんと調整していなかったことが原因で一度故障している
 それを思い出して、なんだか不安が増してきた。そしてまた、一行上のリンク記事にあるように、そのときの「IG」の初期行動、対応も今回とほぼ同じようなものだった(初期も後期も何も、メーカーに連絡したあとはそれっきりだが)。何にも変わってないのね……
 
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のオーボエ四重奏曲ヘ長調K.370(K6.368b)(1781)を。

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この極端な変化を見て笑っていただければうれしいです♪JSB/カンタータ31

  あれは暑い盛りのころのことだった
 以前、「こんなのを()に受けて、効果を信じたり興味を持ったりする人がいるのかねぇ」と感じた、たるみがなくなったりシミが消えたりするというネット広告を取り上げた。
 『以前』と言っても、それはまだ暑い盛りの8月のことだった。それがいまや、寒い寒いと嘆いているんだから、私をはじめとする多くの人々は実に身勝手である。

 あっ、寒いといえば、先日のやや暖かめの日に、一気呵成に庭のバラたちの冬囲いを行なった。
 何年、いや十何年やっても、必ず指のどっかこっかをトゲで刺してしまい、血をにじませながらの過酷な作業になる。今回もけっこう痛い目に遭った。革手袋をつけての作業は、ロープを結びにくいという難点があるので、どうしても素手での作業になるのだ。

20231109Fuyugakoi

 やることはやり終えた。
 あとは、春になって元気な姿のままいてくれることを祈るだけだ。

 話を戻す。
 最近は、シミやたるみのネット広告-ちなみに、ネット広告とウェブ広告とデジタル広告という言葉はほぼ同じものらしい-を見かけなくなったが、新たに『たった3日で痩せる』っていう広告を目にする機会が増えた。

 しっかし、見ていて気持ち悪くなるくらい極端なビフォーアフターの状態だ。
 3日間で腹が引っ込むどころか、筋肉カチカチになるのである(とは書いてないが)。
 こうなると人をだますという意図はなく、笑ってもらうことを目的としているように思えてくる。

20231030NetAdYase

202311AdYaseru

 これもときおり見かける。まるで、まぶたのなかにゲジゲジが入りこんで脚を出しているみたいだ。
202311MatsugeAd

 バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)のカンタータ第31番天は笑い、地は歓呼す(Der Himmel lacht! die Erde jubilieret)」BWV.31(1715初演)(のなかのソナタ)を。

 9曲からなるこのカンタータは、復活祭の第1日用である。

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それはウナギの頭のようにたくましくなって……♪吉松隆/11月の夢の歌

  カーテンの開け閉めに注意!
 雪が多いことを嘆き、雪がとけたらタネをまきたいから早く暖かくなれと身勝手なことを考え、野菜苗を植えては「まだ植えつけには時期が早かっただろうか」と悔やみ、夏になると「こんな暑さ耐えられない」と悪態をつき、1カ月ほど前には「急に気温が下がるとは何ごとだ」と天に難癖をつけている間に、今日から11月である。
 今年も残り2カ月。1年が経つのが早い……

 吉松隆(Yoshimatsu,Takashi 1953-  東京)の「11月の夢の歌」。
 「4つの小さな夢の歌(4 Little Dream Songs)」(1997)の第3曲。
 今日はピアノ版を。

YoshimatsuP2

 その暑い盛りのころに、ひっそりと花を咲かせていた-というよりは、実をつけていた-ベンジャミンだが、その後不思議なことに、その実はどこかに行ってしまった。1個か2個、床に落ちていたが、他のものは蒸発したかのように無くなっていた。

 ネットには、ベンジャミンが花を咲かせるとそのあとは枯れるという情報もあったが、いまのところ枯れる様子はない。葉が次々と黄色くなって落ちてきているが、これは季節の変わり目のせいだと思う。

DSC_1412

 あのサボテンは、さらに伸びてたくましい姿になった(←ちょっぴりやらしげな形状という意味も来込めている)。こうなると、途中が徒長気味になっているのが惜しまれる。

 そしてまた、鉢の大きさに比べ、背が高くなりすぎている。そのうち引っかけて倒してしまいそうで怖いが、いまの時期には植え替えはしない方が良いに違いないと、作業を先送りすることにした。来春まで倒れませんように!

DSC_1441

 ほかのサボテンたちも元気であることを、あわせて報告しておく。
 この子たちを買った豊中の花屋さんのおじさん、元気かなぁ(いや、私より若いんだけど)。

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