読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

歌曲

『予期しないエラー』によって手を尽くしたもののお蔵入りとなった妻のPC

  マイクロソフトアカウントは最初に設定しておくべき
 妻が使っていた、NEC のノートパソコンLAVIE(Direct NS)。

 2016年に購入したもので、もう何年も前から電源スイッチを ON にしてから起動してデスクトップ画面が落ち着くまで夜明けから真昼までぐらい時間がかかっていたし、エクセルやワードを使おうとしても、これまた起動するのにお湯を沸かして茶の一杯でもすすれるくらいの時間を要した。
 インターネットも、メルカリでめぼしいものを見つけ、カートに入れようとすると、売り惜しみされているんじゃないかと思えるほどすんなりいかなかった。

 先日、エクセルを使っていたときに突然電源が落ちた。
 私の立会いの下、電源スイッチを入れると、相変わらず長い時間をかけて起動。そのとき何かメッセージが出たのだが-肝心のこのメッセージがどういうものだったのか記憶していない-それが消えたあとにエクセルを起動しようとすると、こういうメッセージが出てエクセルが使えなくなった。

202409PCerror1

 「はい」をクリックしようが「いいえ」をクリックしようが結果は同じ。デスクトップ画面に戻ってしまう。

 もしやワードはと起動してみると、こんなメッセージが。

202409PCerror2

 意味がわからないものの「はい」をクリックすると、エクセルのときと同じメッセージ。

202409PCerror3

 これは Office365 がぶっ飛んだということに違いない。

 そこで再インストールを試みようとするが、この PC ではマイクロソフトアカウントを設定していないことに気づく。設定画面からマイクロソフトアカウントを設定しようとしても、なぜかエラーで先に進めない。

 ネットのマイクロソフトストアから入りマイクロソフトアカウントを作ることには成功(いろいろやっているうちに成功したので、どうやって成功したのかよくわからない)。
 ただし、再インストールしようにも、この PC の Office365 の購入履歴が無い。まあ、後出しじゃんけんでマイクロソフトアカウントを作ったので、Office365 のプロダクトキーと紐づいてないわけだ(私のパソコンでエクセルが吹っ飛んだときには、マイクロソフトアカウントを購入時に設定していたおかげで、なんとか再インストールできた)。

 エラーずくしだが、とにかく PC の反応が遅すぎるので、ひどく時間がかかる。

 Ofiice365 の再インストールは不可能という診断を私は下し、妻には再起不能だから納戸の奥にしまっておくと宣言。パソコンを使う必要があるとき-そんなに頻度は高くない-は、私の PC を使うようにと伝えた。

 でも、仮に再インストールできたとしてもパソコン自体のあの動きの遅さだから、もう使い物にならなかったに違いない。

♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「むだな骨折り(Verlor'ne Muh')」。

MahlerKnaben


改札内弁菜亭ラッチ北店が閉店となり、何かの工事が始まった札幌駅

  第3ホームと3番ホームに非ず
 半月前のことになるが、6月1日に札幌駅立売商会(弁菜亭)のラッチ北店(改札内の5・6番ホームと7・8番ホームの間の下あたりの、待合スペース横の場所)が閉店になった。

20240605BensaiteiClose1

 駅弁の自販機が設置され販売が開始されたとき、私は、やがて閉鎖になるのは改札内にあるもう一つの店舗で開店時間が遅かった-朝の8時が過ぎてもまだ閉まっていた-ラッチ南店(3・4番ホームの下あたり)ではないかと思った。

 札幌駅立売商会が西改札前でワゴン販売を始める前は、よく利用したラッチ北店が閉鎖になったのは寂しい限りである。

20240605BensaiteiClose2

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 そのかわり、ではないが、開店時間が遅かったラッチ南店の開店が午前5時40分からになった。

20240607BensaiteiMinami

 そしてまた、12日の帰り札幌駅で-この日は飲み会があって20:52発の江別行きに乗った。この列車、カムイ43号を追い抜かせるため厚別駅で、なんと7分も待ち合わせ停車する-改札内北側のトイレに行こうとしたら、トイレ前一帯-弁菜亭ラッチ北店があった場所を含む7・8番ホームに上がるエスカレーターの周り-がフェンスで囲われていた。何の工事が始まるか知らないが、ラッチ北店はそのために閉店せざるを得なかったのだ。
 なお、幸いにもトイレは変わらず使えるようになっており、私は無事オシッコをすることができた(この2枚の写真は14日の夕方に撮影したもの)。

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 ところで、上に写真を載せた貼り紙では立ち食いそば店の場所が第3ホームと第4ホームとなっている。これはまぎらわしい。3番ホームと4番ホームだと勘違いしてしまう(3番ホームと4番ホームは同じ『島』である)。
 札幌駅のホームは6本あるが、南から3番目と4番目のホームが第3ホームと第4ホームと呼ぶようだ。これは札幌駅立売商会のホームページにある店舗マップだが、番線で言えば店舗があるのは、このマップの『5・6番のりば(ホーム)』と『7・8番のりば(ホーム)』ということになる(しかもこのマップではまだ1番のりば(1番ホーム)が残っているし、11番ホームは描かれていない。まあ、店舗はないわけだけど)。

202406BensaiteiMap

 さて、自販機の方だが、5月末で販売終了となった「春らんまん」弁当のかわりに入ったのは、同じく季節限定駅弁の「夏のお祭り弁当」だった。

20240607BensaiteiJihanki

 ベルリオーズ(Louis Hector Berlioz 1803-69 フランス)の「未知の島(Lile inconnue)」。
 歌曲集「夏の歌(Les nuits d'ete)」Op.7,H.81(1840-41。全6曲)。

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豆腐の水分でスープ無しでも作れます♪ストラヴィンスキー/猫の子守歌

  陳建民のレシピの分量はあくまで目安
 先日、紀伊國屋書店札幌店に寄り、料理本のコーナーを眺めていたら、陳建民について書かれた本を発見。パラパラと立ち読みするとなかなか面白そうだったので、帰宅後、BookLive!で電子書籍を購入した。
 筑摩書房のちくま評伝シリーズの「陳建民-四川料理を日本に広めた男」である。

202309ChinKenmin.

 このなかで、陳建民は日本に麻婆豆腐を紹介する際に、本場四川の山椒がかかった辛い麻婆豆腐は日本人に合わないと考え、最初は甘めに作ったと書いてあるところが印象的だった。

20230912ChinKenminBook

 いまでこそ山椒がきいたピリッと辛い麻婆豆腐や担担麺を今日する中華料理店は多々あるが、(いまはどうかわからないが)四川飯店ではそうではなかった。それがまた、私の口に合った。

 私が麻婆豆腐を作るときに使っている陳建民のこのレシピでも山椒は使っていない。

 そしてまた今回買った本に紹介されている麻婆豆腐のレシピは、これとはまた違う。

 しょうがは使っていないし、豆腐の水分があるからガラスープ(水)は加えなくてよいということになっている。

 これを読んで麻婆豆腐が食べたくなり作ってみたが、ガラスープ(水)は少しは入れた方が良いように思った。そしてまた、陳建民の言うように、レシピ通りではなく自分の好みに合わせて替えていくことも必要。私はレシピよりも甜面醤としょうゆはやや少なめに作ってみたが、けっこうバランスの良い味に仕上がった。

20230909mabo

 手作りといえば、先日ガストで食べた「若鶏のグリル ガーリックソース」のソースづくりにもチャレンジしてみた。

 ネットに投稿されていた複数のレシピを参考に、タマネギ1/2個、ニンニク2かけ、トマト缶1缶、トマトケチャップ大さじ2、しょうゆ大さじ2、酒大さじ2、コンソメ1個で作ってみると、なかなかガストのソースに近いものができた。
 鶏のもも肉をフライパンで焼いたものにかけて食べたら、わが家の食卓はガストのテーブルになった。残念なのは料理をテーブルまで運んでくるネコちゃんロボットがいないことだ。

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 ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky 1882-1971 ロシア→アメリカ)の歌曲「猫の子守歌(Berceuses du chat)」(1915-16)を。

StravinskySrtBoulez

一部を白く塗った話とか、たるみが消えるらしい話♪ラフマニノフ/Op.41-3

  全部塗り替えるのか?
 先週のことだが、朝、いつものように JR 江別駅に行き(って、JR 以外に『江別駅』はないのが)、暑さのために鈍い足取りで跨線橋の階段を上り、仕事に行きたくないという潜在的な気持ちのせいでタラタラと跨線橋の階段を下り、2番ホームのいつもの乗車位置に立つと、目の前に様子がいつもと違うことに気づいた。

 その景色がこれ。

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 たまたま先月撮った写真がこれ。

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 どこが違うかわかるだろうか?(特急「ライラック」が写っていないというのは、正解とはしない)。

 そう。3番ホームの下の鉄筋が白く塗装されたのだ。

 あの謎のプレートも白塗りされてしまった。

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 ただ、すべてが白く塗られたわけではない。駅舎側の方は、赤茶けた状態のままだ。

 この先全体を塗るのか、もうこれでやめるのか、今後の動きを注視しておく必要がある。

20230726EnetsuSTA3

 ↓
 ↓
 ↓

 と、中止するも何も、昨日の朝、駅に行くと、白く塗られた鉄筋は、また渋い赤茶色に変貌していた。
 あの白い塗料は下地だったようだ。
 騒ぎ立ててすまんかった。

2023.07.31EbetsuSTA1

2023.07.31EbetsuSTA2

  極端すぎて信じられるわけがない
 ところで、最近パソコンの画面にときどき表示される広告。

KaoTarumi
KaoTarumi2

 どう考えても化粧でたるみを作っている。
 見てると、気味が悪くなってくる、私の場合は。
 こういうのは誇大広告にならないのだろうか?

 ラフマニノフ(Sergei Rachmaninov 1873-1943 ロシア)の「赤らめた頬におしろいを塗ってよ(My cheeks, so white, so rosy)」。
 「3つのロシアの歌(Three Russian Songs)」Op.41(1926)の第3曲。

Ilya


孫のため、ではなく自分が欲しかった?♪フォスター/夢みる人

  孫の笑顔にジジはメロメロ
 何がきっかけとなったのかはよく知らないが、1歳半過ぎのお孫ちゃんは、789系の特急「ライラック」の車両が好きである。

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 前回息子一家が来宅したときに、その話を聞いて YouTube で走行風景の動画をお孫ちゃんに見せたところ、満足げにニコ~ォとしてくれた。
 そんな顔を見ると、さらに喜ばせてあげたい、ひいては私のことを大好きになってもらいたいってなるのが爺さん魂ってもんだ。

 しかし、ネットで調べてみても、実際にヨドバシカメラのおもちゃ売り場に行っても(余談だが、孫ができるまでヨドバシやビックのおもちゃ売り場に行くことなんてなかったが、行ってみてその充実ぶりに驚いた)、現役商品で789系のおもちゃ(プラレールなど)はない。
 ただし、ヤフオクでは中古のプラレールが出品されていた(789系「ライラック」ではなく、「ライラック」に転用される前の「スーパー白鳥」。車体の基本色は同じくグリーン)。
 でも、中古はなぁ……

 N ゲージはまだまだお孫ちゃんには全然早いし高価だが、一応ヨドバシの N ゲージコーナーに行ってみたが、789系はなし。
 しかし、N ゲージ売り場の奥の方の棚のエンドに「スーパー北斗」の先頭車両がぶら下がっていた。「スーパー北斗」は281系の気動車で、今年度中に引退(261系に置き換え)予定の車両だ。

  あのころの西友はすごかった
 「トレーン」という会社の「Nゲージダイキャストスケールモデル」というシリーズで、他にも多くの車両が売られていたが、先頭車両だけで、編成を組めるようなラインナップにはなっていない。
 KATOTOMIX と違い、レールに電気を流し実際に走らせるものではなく、手で押して遊ぶもの。価格も900円ほどと、かなり安い。対象年齢3歳以上ということで、KATO や TOMIX のような『おとなのおもちゃ』ではないのだ。

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 2歳にもなっていないお孫ちゃんには危険だ。かじって歯を痛めたり、細かなパーツがはずれて誤飲する恐れがある。落として床を傷つけたり、投げて何かを壊す恐れもある。お孫ちゃんには、まだとても持たせられない。

 だが、買った。
 『私が』欲しくなったのだ。

 実は高校生のころ、N ゲージにはまりかけたことがあるのだ(N は Nine のこと。レール幅が9mmなのでN ゲージという)。西友西野店(西町店ではない)の3階玩具売り場にも KATO の商品が置かれていた。あるいは、山の手にあった(山の手通り沿い)、確か「アカシア」という名の玩具店にも N ゲージ商品が置かれていた。

 私は西友で KATO のキハ80系やディーゼル機関車の DD13 や貨車を買い、コントローラーはアカシアで買い、実際に走らせて遊びながら現実逃避していたのだった。
 そしてまた、この先レールレイアウトをどうしようかなど、夢が膨らんだ。
 いくつもの編成を同時に走らせるのは一人では不可能だと、夢を膨らませすぎてそのことに悩んだ。

 が、お金がかかりすぎるのと、場所も確保できないので断念した。
 そんな経験があるのだ。

 その思いがよみがえったわけではないが、これが欲しくなったのだ。

 子ども向けなのでちょっとちゃっちいが、このスーパー北斗の N ゲージモデルは、いま私の目の前で若き日のころを思い出させてくれている。熱が上がらないように気をつけなければ……

 フォスター(Stephen Collins Foster 1826-64 アメリカ)の歌曲「夢みる人(Beautiful dreamer)」(1864)を。

RogerWagner

いえいえ、ウチは間に合っておりますので♪GM/うぬぼれ

202104NHK1  お楽しみになってございません
 2年前にも届き、私を不愉快な思いにさせた DM が、この春また届いた。

 NHK からの「おいっ!衛星放送を観てるくせにダンマリを決め込んでないだろうな?」という、人を疑いの目で見る上から目線の内容である。

 はっきり言っておくが、わが家は BS を観ていない。
 アンテナも立っていない。
 戸建て住宅なので、共同アンテナにもつながっていない。
 ケーブルテレビも契約していないし、光回線のテレビも202104NHK2契約していない。

 そもそもあまりテレビを見ないのである。
 それ以前の話として「NHK衛星放送の受信が可能な場合」に置かれていないのである。わが家は。

 なのに、ごていねいに「放送受信契約書」のはがきにこちらの住所・氏名・電話番号をちゃっかり印字したいるのである。

 こういうやり方ってすっごく好きではない。
 この無駄なDMの送料を還元してくれと、とってもせこいことのひとつも言いたくなる。

 世の中のすべての人が衛星放送を観たがっているわけではない。うぬぼれてもらっちゃ困る。

 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の14曲からなる「若き日の歌(Lieder und Gesange aus der Jungendzeit)」を、私は一部しか聴いたことがない。この第14曲も、実は聴いたことがないのである。

20210412GM_Junge
 

『第1回《なごやか倶楽部》 in Sapporo』開催結果♪シューベルト/水車小屋

20200720dine  小川さんという人はいないけど……
 開催予告をしていないのにいきなり開催結果を読みなさいとは、なんとも身勝手である(私が)。ただ、ここでちらっとにおわせていたのである。

 現在札幌の本社勤務となっている千葉部長牛坂課長凸川さんと食事を共にすることが、先日ようやく実現したのである。

 「落ち着いたらやりましょう」と言ってくれていた人たちが、社交辞令にとどまらず、私に声をかけ実行に移してくれたことがうれしい。

 この3人とは名古屋支社で一緒に勤務していた仲間である。

 さらに、店の選定にあたっては、私が中華料理好きであるとことに配慮していただいたことは明白である(しかも、とてもおいしいガーデンパレスの四川飯店である)。
 重ねて感謝する次第だ。

 そんなわけで、当然積もりに積もって地層のような状態になっているいろいろな話に華が咲いたのはもちろん、驚きの貴重な情報、話題を教えてもらうこともできた。
 いやぁ、楽しい時間だった。

SchubertMullerin 千葉部長、牛坂課長、そして凸川さん、もう一度申し上げたい。「謝謝!」。

 シューベルト(Franz Schubert 1797-1828 オーストリア)の「小川に寄せる感謝の言葉(Danksagung an den Bach)」。
 20曲からなる歌曲集「美しき水車小屋の娘(Die schone Mullerin)」Op.25,D.795(1823)の第4曲である。



20200727Doshin_Toyomaru  久しぶりに会った、そのタイミングで……
 千葉部長といえば、かつて一緒に松阪に出張したときに見た《あのタイトル》を、このタイミングで北海道新聞で目にした。
 
 久しぶりに飲んだ機会と一致するとは、単なる偶然とは思えない偶然だ(ってことは、偶然ってことだ)。

 それにしても、この映画、いまでもリバイバル上映されているってことは傑作なのかもしれない。

工事中とか休止中についての雑感♪GM/むだな骨折り

20191026MinamiOdori  長さだけは自慢!
 自分がブログを始めてからあと数か月で丸13年になる。
 書いてきた内容がどうかはともかく、これだけの期間続けてきたことは賞賛に値する。
 なにしろ、私はこれまで日記すらつけたことがないのだ。

 開始当初からかかわりのあるブログつながりの方々も多少変遷した。
 『多少』というのは、もともと多くの方とはつながりを持っていなかったということだ。

 なかには相手のブログの中で自分の『批判』ではないが、ちょっと失礼な言い方をされて、かかわるのをやめたブログもある。
 日常生活が多忙になって思うように更新できなくなったブログもある。
 『工事中』とか『改造中』で一時的に休止中のブログもあれば(写真はイメージです。だから、工事中なんだってば!)、事情はよくわからないが、丸2年間変化のないブログもある。管理者の身が案じられるところだ。

 そりゃそうだ。10年以上も経てば、みな生活のパターンも変わる。
 私だって始めたときは40歳代半ばだったのが、地球の公転のせいでもう60歳になろうという
のだ。
 この間、あらたに頻脈の薬も飲むようになったし、足のしびれはもう考えるのもいやなくらいそのまま続いているし、両サイドとも上の奥歯を失った
 
 ほかにもいろんなことが起こった。何が起こったか知りたければ、膨大な量の過去記事を読むがよい。骨折り損のくたびれもうけになるだろうけど。

MahlerKnaben 自分もこの本館、そして新館をいつまで続けられるかわからないが-まちがいなく今後は更新頻度が落ちていくだろうし-、放置され荒れ果てたまま終わるような形にはしたくないと思っている。

 実は丸13年を迎えたのを機として《廃盤》も考えたのだが、13という数字は嫌いだということに気づいたので、それはやめることにした。

 マーラーの「むだな骨折り」を。

雪用の運動靴?それはスノトレ……♪GM/私はこの世に忘れられ

20200213Akagire  指先の三日月
 新館の方で、まるでまともな記事を書けないのはこのせいだと、ここここで言い訳めいて書いているが、実際まともな記事を書けていない原因の14%くらいはこのせいなのだ。

 今日の段階で-今日というのは実際には昨日のことだ-だいぶ良くなっているとはいえ、でもまだ痛いのである。

 最初に裂けたのは右手親指の爪横のものだったが、現在私を長きにわたって困らせているには右手中指の爪横のものである。

 『あかぎれ』。そのしびれるような痛みは、175° DENO 担担麺に匹敵するものがある(って、私は痺れないやつを頼んだのだったが)。

 キーを打つとがほんとうに痛い。
 この指1本が満足に働いてくれないだけで、こんなに作業効率が落ちるとは思わなんだ。

  あの痛みはこのトレのせいかも
 話は変わる。

 加齢と共に華麗にならず、筋力の衰えを感じる今日この頃の私だが、妻が年末だか年始に録画していたEテレの番組を鑑賞させられた。

 しかし、これなら億劫にならずにトレーニングを続けられるかもと思った。
 問題は録画で観たものをまったくもって記憶にとどめられないという致命的な現象である(ということは、筋トレの前に脳トレが求められるということだ)。

IMGP3561 ところが世の中よくできたもので、というか商業主義が徹底されているということで、このテキストも売っているという。それならページを開きながらできるではないか!

 で、三省堂書店で買って-予想よりも高価だったが-自宅で筋トレを始めたところである。
 週2~3日、1日10分程度でいいっていうのがいい!
 問題は週2~3回だと、やることが忘れがちにならないかってことである。

 てなわけで、マーラーの「私はこの世に忘れられ」。
 「リュッケルトによる5つの歌」の第3曲である(作曲順で。マーラーは5曲の演奏順は指定していない)。

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あなたにはまわりとの差がわかるか?♪宮沢賢治/星めぐりの歌

20191011UmedaSta  毎日カレーを食べる人の話
 中学生のころに文庫本を買って読んだ作家に星新一がいた。
 ショート・ショートと呼ばれる短編小説で、SF。何冊も買ったが、やがて私の好みは眉村卓に変わった。はっきり言って、当時は眉村よりも星の方がはるかに人気があったが(そして現在の評価も星新一の方がはるかに上だろう)、私は眉村作品(こちらもSFのショート・ショートが多かったが、どれもがSFというわけではなかった)の方に魅かれ、たぶん当時出ていた文庫本はほぼすべて買ったはずだ(「ねらわれた学園」とか「なぞの転校生」を買った記憶はない)。

 最初に買った眉村の文庫本は「C席の客」というもので、文庫のタイトルにもなっているこの小説や、ここに収められている「ミスター・カレー」なんかはお気に入りだった。

 眉村の本の多くがいまでは絶版になっているようだ。

  私の実家は黒い家
 実家に行けば、当時買い揃えた文庫本がまだあるかも知れないが、実家に近づきたくないので読む機会はなさそうだ(星新一もまた読み返してみたくなってきた)。

 自分の親のことをいうのもなんだが、私の母親は、小田島滝江×小田島クメ×辻口夏枝×武井シン×橋宮香也子の積を計算し、その解の五乗根を求めたような人物なのである。

 あっ、この人たちは三浦綾子の小説に出てくる女性の名であり、一癖も二癖もある、常識が欠如しているか、もともと常識がない人たちである。

 で、なんで眉村卓のことを思い出したかといえば、眉カットのポスターを見かけたからにほかならない(@阪急梅田駅構内)。

 そうか。10月31日はハローウィンなのか。
 怖い顔だ、この姉ちゃん。
 さすがプロの技ってものだ。

 10月1日からやってるのもすごい。

HayashiGenbaku 宮沢賢治(Miyazawa,Kenji 1896-1933 岩手)が作詞・作曲した「星めぐりの歌(CIRCULATING STARS)」。
 それを林光(Hayashi,Hikaru 1931-2012 東京)が1985年に編曲したものを。

 CDの解説(執筆は森泰彦氏)によると、

 宮沢賢治の歌曲の多くと同様に、口承で伝えられたものを後に採譜したかたちで現存し、賢治の愛読者にもっともよく知られた愛唱歌のひとつである。賢治の文学と同じように、西洋でも日本でもないのにどちらでもあるような不思議なメロディーで、特にその独特の拍節は記譜者を悩ませている。林光はメロディーを4拍子にとり、フレーズごとに休符を挿む。旋律構成音から作られた音の薄いピアノ伴奏音形ともども、神秘性を強め、拡がりと静寂を耳に聞こえさせる編曲だ。

というものだ。

 林光/東京混声合唱団、寺島隆也(p)の演奏で。

 1995年ライヴ録音。フォンテック。

20151101b

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