読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

組曲

47年ぶりに『国鉄コンテナ』を再購入

  懐かしい『戸口から戸口へ』
 お孫ちゃん(兄)が列車好きで、そのなかでも特急「ライラック」がいちばん好きなのだが、「ライラック」以外の電車特急とディーゼル特急ももちろん大好き。そしてまた、江別に遊びに来たときに何度か見かけた貨物列車も好きになりつつある。

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 そんなお孫ちゃんが正月に遊びに来たときに、挽き肉ならぬコンテナトレーラーのトミカを LAWSON で買ったことを報告したが、そのときに私は、お孫ちゃんにさらに一層ご愛顧いただけるように「おじいちゃんがこんどコンテナの貨物列車を買ってあげるね」と言ってしまった。
 約束したからには守らなければならない。

 ということで、KATO(積水金属)の N ゲージの国鉄時代の『コキ10000』と『コキフ10000』をヨドバシ.com で1両ずつ買った。

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 知りたくないかもしれないが、記号のコはコンテナ車のこと。キは積載重量が25トン以上ということである。フは緩急車(車掌室があり、ブレーキをかける装置が備わっている)を意味する。

 実はこのコキフ10000の模型を、私は高校3年生のときに西友西野店の3階のおもちゃ売り場で買ったことがある。当時、私は N ゲージをかじりかけたのだ(模型を噛んだという意味ではない)。そのときに買った車両の一つにコキフ10000があった。
 その模型は、いまではまったく交流も付き合いもない、いや、どこに住んでいるかも知らない親戚の子にあげてしまったが、今回同じものを再び買うことになるとは。
 歴史は繰り返す……

 次にお孫ちゃんが来たときに、連結ごっこをして遊ぶのがとても楽しみだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の「国鉄」組曲(1954,'61,'66)。

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砂嵐の向こう側で行なわれていた行為はどんなものだったのだろう?

  廃止されるのは3便だけ
 10月22日付けの北海道新聞の記事を見て、驚きのあまり朝食の雑煮のもちをのどに詰まらせそうになった人もいるだろう。それぐらい衝撃的だった。
 12月1日のジェー・アール北海道バスのダイヤ改正で「ゆめみ野線」が廃止になると書かれていたからだ。

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 正月にはまだ早いので、朝から雑煮を食べている住民がおそらく皆無だったのが不幸中の幸いだったと言えるだろう。もちろん、私も雑煮は食べていなかった。前日の夕食で残ったご飯でお粥を作って食べていた。熱いことさえ気をつければ、のどに詰まることはないメニューだ。

 廃止の理由は運転手不足だという。利用客が少ないことへの報復措置でなかったことが何よりである。
 しかも、廃止されるのは 上江別公園→新札幌の路線(朝に3便だけ運行)であり、上江別公園→江別駅前は残るようだ。おそらくは上江別公園→市立病院前→上江別公園の循環便も残るのではないか?

20241101JRHバス時刻表

 いずれにしても、詳しい発表が待たれる。

 ところで「ゆめみ野線」の「ゆめみ野南町」バス停(住所としては上江別南町になると思う)の近くに、ホワイト急便がある。クリーニング店だ。横の壁には『せん♡たくやくん』というキャラと文字が描かれている。

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 これを見て、私と同じの世代なら往年の名作とされる裏ビデオの「洗濯屋ケンちゃん」を想起しない人はいないのではなかろうか?

 私も自分でVHS のビデオデッキを2台買ったとき、誰から借りたかまったく記憶にないが、孫の孫のそのまた孫の孫のさらなる孫の孫くらいにわたってダビングが繰り返されていた「洗濯屋ケンちゃん」のテープを手にした。映像が乱れ何が写っているのかさえよくわからなくなっているこのテープを、さらにダビングして自分の所有物とし、そのますますもって砂の嵐のようになった画面を、それでもワクワクドキドキしながら観たものだ。

 だが、観たというそのことだけの記憶はあるが、恐ろしく画像が悪いこともあって、ケンちゃんがどんな人で、どんな女優がどんな『パフォーマンス』をしていたのか、さっぱり覚えていない。
 ストーリー?それは最初からどうでもよかった。

 ※ 11月4日、追加掲載 ↓

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♪ 今日の一曲 ♪
 グローフェ(Ferde Grofe 1892-1972 アメリカ)の組曲「デス・ヴァレー組曲(Death Valley suite)」(1949.全4曲)から第4曲「砂嵐(Sand Storm)」。

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へんてこNameな王家の人々♪R-コルサコフ/シェエラザード

  はっきりと「減らします」「廃止します」と書いてほしい
 先日江別駅で、来月からの全車指定席となる特急(北斗、すずらん、おおぞら、とかち)の『ご利用ガイド』というパンフレットをもらった(って、置いてあるのを勝手に持ってきたんだけど)。

 で、このヘンテコなキャラクターを見ていただきたい。
 なぜ、こういうキャラなんだろう?特急と何か関連性があるのか?指定席と何か縁があるのか?
 あなたは、このキャラの名前をご存じだろうか?ご存知でないとしたら、想像がつくだろうか?

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 えっ?すずらん姫に北斗王子?それにおおぞら王?
 まだその方がいいな……

 正解はこちら。

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 トホホである。見た瞬間、座るどころか腰が砕けそうになった。

 あくまで、私個人の感覚から思うことではあるが、このキャラクターを採用することを決めた人たちのセンスが、私には正直理解できない。いや、そもそもこういうキャラクターが要るのだろうか?
 王様や王子、姫が公共交通である特急列車に乗ること自体があり得ない。って、真剣に突っ込むようなことじゃないんだけど。

 あの『正義』の広告も意味が理解できなかったが(正義だ=絶対的に正しい、という意味で使っているのだろうが、広告で使うには一般的な言葉ではないと思う)、JR ってもっとセンスが良いと思っていたのに、なんだか国とか自治体の広告・広報にありがちなものっぽい。

 この下のページのイラストだって、ふつうのお客さん(例えばこのような)を絵を載せればいいと思うのだが……

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 それにしても、↑ が『全車指定席になるメリット』とは、なんだか苦しいなぁ。
 全席指定にしたことによる矛盾が起きないように、「すずらん」の東室蘭⇔室蘭間も特急運転になるし。

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 まあ、もう私は出張もほとんどなくなったし、プライベートで乗る機会もそうそうないだろうからいいんだけど(前にも書いたように、どっちにしろ特急を利用するときは以前から指定席をとるようにしていたし)、それよりなにより、日中とはいえ札幌⇔江別の普通列車の本数が減るのが『イヤな感じ』である(これは上のパンフレット番号EE0511-026とは別の、パンフレット番号EE0511-027)。

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 『運転本数を見直します』ではなくて、はっきりと『運転本数を減らします』って見出しに書かないところがいやらしい。そういやあ、かつては「いしかりライナー」なる快速も走っていたのになぁ……

 リムスキー=コルサコフ(NIkolai Rimsky-Korsakov 1844-1908 ロシア)の交響組曲「シェエラザード(Scheherazade)」Op.35(1888)から第3楽章「王子と王女(The young prince and the young princess)」。

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1%なのにこんなにメロンちゃん♪クープラン/第17組曲

  消費拡大に協力しちゃおう!
 今月のあたまに新発売となった函館の北乳(北海道乳業)の「夕張メロン オ レ」をセブンイレブンで見かけたので買ってみた。

 牛乳系のものを飲むとおなかがゴロゴロすることが多いのでふだんはこういうものは買わないのだが、コロナで牛乳や乳製品の需要が落ちているということなので、私も一役買おうと思ったのだ。

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 この「夕張メロン オ レ」は果汁1%と書いてあるので、たいしたメロンメロンしていないだろうと思いきや、とんでもない。
 本当に1%なの?というぐらいメロンメロンしたお味。
 26%だったこの商品より、全然メロンの味が口の中に豊かに広がる。

 問題はちょいと甘いということだが、この手の商品で甘くなきゃ全然おいしくないわけで、しょっちゅう飲むわけじゃないから、この際甘さの歓びも素直に受け入れよう。

 もう一つ、最近ときおり買っているのが、セブンイレブンの「バナナオレ」。

20220405Banana

 こちらは果汁10%。
 バナナって体に良いイメージがあるし、これまたおいしい。
 甘いのは「メロン オ レ」といっしょだが、うん、甘くなきゃ絶対にまずいだろう。
 なお、こちらは本州の乳業メーカーが製造している。

 クープラン(Francois Couperin 1668-1733 フランス)の「バニョレの小さな乳しぼりの女たち(Les petites chremieres de Bagnolet)」。

CouperinOrdreCompBaumont

 そうそう!
 どちらを飲んだときも、おなかは大丈夫だったことを申し添えておく。

非日常的なスピードでの日常の回復♪イベール/旅芸人

202110Kakushigei  14カ月ぶりの『居酒屋』体験
 先日、凸川さんと氷山さんと私の3人で夕食を共にした。もちろん『食』だけではなく、『飲』もセットである。

 私が外でお酒を飲むのは-妻と出かけたとき昼にビールを1本飲んのを別にして-、昨年の8月以来。凸川さんとはこのとき(昨年7月)以来、氷山さんとも昨年7月以来である。
 結論を言うと、もちろんひじょうに楽しく充実した時間を過ごすことができた。あっという間に時間は過ぎ去り、話したいことのほんの一部しか、お互い話せなかった感じである。

 店は北海道庁近くの仲通りにある居酒屋。
 決して目立つ場所ではない。

 しかし、店はとても混んでいた。
 どの料理もおいしく、また個室または半個室になっているので、人気が高い理由はわかる。
 それにしても、こんなににぎわっているとは!

 緊急事態宣言が解除され、飲食店の営業時間の制限もなくなったのは理解しているが、ここまで『飲みに来る人』の数が通常時のように急速に復旧しているとは、予想外だった。
 まさに、非日常的なペースで日常が戻りつつあるって感じだ。

 そのせいで、1つしかないトイレもまた、列をなすほど混んでいて、尿意をもよおすのが近い(ときに便意もプラス)私にとっては外で飲むのはこういう不便さやリスクがあったんだったなあと、思い出したところである。
 お店のホームページとか食べログなんかで、トイレ情報(男女の別やそれぞれの数など)が掲載されていて事前にわかれば、充実したトイレ設備の店を選べるから、初めての店でもすごく安心できると思うのだが……

 トイレの順番待ちをしているときに、前に並んでいた男性に「この店の大きさで、男性用のトイレが1つっていうのは少なすぎますね」と話しかけると(もちろん双方マスク着用)、「ほんとですよね。足りないです」と同調してしてくれた。
 その人の番が来たときに、私に「すぐに出てきますから、もうちょっと待っててくださいね」と慰めてくれた。そして、実際けっこう早くコトを済ませて出てきてくれた。ご配慮、ありがとうございました!

  お面をかぶったあなたが主役
 さて、こんな世の中の動きだと、今後は大人数での宴会も増えていくのだろうか?

 先日、新聞に載っていた広告。

 こういうかくし芸をやる人ってまだいるのだろうか?

 いや、いるからこそこういう商品があるのだろう(しかも「注目の人気商品!」と書いてある)。
 「かくし芸をマスターして宴会に備える」というニーズがあるからこそ、こういう広告が載るのだろう。
 個人的には宴会芸というものにはあまり興味がないし、自分では絶対やらないが、この広告の「ちょっとH」というところが気にかからないでもない。

9e8cb4cf.jpg イベール(Jacques Ibert 1890-1962 フランス)の交響組曲「パリ(Paris)」(1931。全6曲)から、第6曲の「旅芸人(Parad foraire)」を。






その昔、西野のパン屋といえばウィンキーだった♪イベール/寄港地

  ひょこたんも桜を見たいかも
  前回、高松に出張したときのことを書いた。
 そう。せっかく親子丼セットを頼んだのに、すぐ横の壁に食欲をそそらない顔の写真があったので、幸福感が半減したって話だ。
 あれから2週間経ってしまったが、高松の話をしつこく書き続ける。

 食事をした『兵庫』の商店街-骨付鳥を食べてみたい!なお、この女の子は「ひょこたん」という名前である-から、再びJR高松駅の方に向かう。

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  1並びを逃す……
 「ことでん」が駅に停まっていたので撮影。そのあと、Kitacaにチャージしようと「ことでん 高松築港駅」の中に入ってみる。

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 ところが、Kitacaは自動券売機ではチャージができなかった。そこで窓口でチャージ。
 惜しい!もう1日早ければ、つまり11日だったなら、11月11日11時11分だったのに!

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 せっかく築港駅まで来たのだから、そのまま港を眺め-頭の中に小林旭の歌がわいてきた-、やたらだらしない格好で無防備にひなたぼっこしているハトを目にしてほほえましい気分になり、会議会場となるホテルへと引き返した。

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 イベール(Jacques Ibert 1890-1962 フランス)の交響組曲「寄港地(Escales)」(1922)。

IbertSado イベールは第1次世界大戦中に海軍士官だった経歴があるが、「寄港地」はそのときの経験に基づく。

 「ローマ-パレルモ」「チュニス-ネフタ」「バレンシア」の3曲からなる(まったくもって当然なこととしてタカマツはない)。

 佐渡裕/ラムルー管弦楽団の演奏を。

 1996年録音。NAXOS。

  トンテキの満足度はイマイチ
 翌日は朝のうちに移動開始。

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 高松から岡山まで快速「マリンライナー」に乗車。指定料金は330円。530円のJR北海道の快速「エアポート」の指定料金(uシート)がいかに高いかをあらためて実感した。

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 岡山で新幹線に乗り換え、新大阪へ。
 新大阪駅では昼食用の駅弁を購入。

 会社に戻って昼に食べたが、これは温めるべきだった。
 脂肪が肉の上に幽体離脱してあられのようになっているさまは、いかにも体に良くなさそうだ。

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 なお、私としては厚切りの肉よりも、左側の薄切りの肉の味つけの方が好みに合った。

 そうそう、高松駅のなかに「ウィリーウィンキー」というパン屋があった。
 昭和50年ころに西野の山の手通り沿いにあったパン屋「ウィンキー」を思い出してしまった。

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