読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

J.S.バッハ

ええ、正価で買ったんです。この目覚まし時計

  電池交換は当社お客様相談室にご相談を
 数日前、デジタル目覚まし時計の表示が完全にイッてしまっていた。
 24年に買った CITIZEN のものだ。

20240924Clock

 24年といっても、今年の2024年ではない。平成24年こと西暦2012年だ。
 帯広に転勤になって、藤丸百貨店の中に入っていた「石岡時計店」で買った。

202409024ClockTorisetsu1

 石岡時計店は帯広に本社がある道東地方に店舗展開している時計や宝石の店。
 まったくもって安売りなどせず、定価販売(の印象が私には強い)。本来ならヨドバシとかで買うところだが、このときは転勤してすぐにお寝坊して遅刻したらたいへんと、3,000円か4,000円払って買った。へえ、このシチズンの時計の発売元ってリズム時計(株)なんだ、といまさらながらに知る。

 石岡時計店に限らないが、東急や大丸などの百貨店で正価で売られている腕時計などを買う人ってどれくらいいるのだろう。札幌東急百貨店の場合なら、いまや同じ建物内にビックカメラがあるわけだし。私には世の中のからくりがよくわからん。

 イッてしまった目覚まし時計だが、上部に太陽電池がついている。明るい場所ではこの太陽電池を電源とし、暗いところではリチウム電池で動く仕組みだ。なので、しばらくお天道様に時計を当てて充電するか、あるいはリチウム電池を交換すればよいと思った。

 ところが、いざ説明書を読むと、

 ・ 光発電による内蔵電池への充電は行ないません
 ・ 内蔵電池の交換は素人が行なうな

と書いてあり、内蔵電池の寿命は6年以上ということだった。やれやれ、12年ももったってことか。逆によく頑張ってくれたってことだ。

  ヨドバシあるある!
 火曜日に、外勤ついでにヨドバシカメラ(マルチメディア札幌)に行った。
 コンパクトながらも情報量が多い CASIO のデジタル目覚まし時計が私の目をひいた。

20240924Yodobashi

 どの色にしようかなぁ……。歳もとってきたので周囲の雰囲気だけでも明るくするのにピンクなんかにしちゃおうかなぁ。そんなふうに迷っているときに、ふと「待てよ。一応、ドットコムでの値段も調べてみよう」と、その場でスマホで調べてみた。
 すると、ヨドバシ.com での価格は、ホワイトが店頭価格と同じ2,170円だがピンクとブルーは1,900円。シルバーにいたっては1,500円ではないか!となれば、歳に関係なくシルバーだ。いや、歳だからシルバーだ。

20240925CASIOclock

 店頭価格と .com の価格が違うのは「ヨドバシ、あるある」なのだが、シルバーをレジに持って行けば自動的に1,500円という価格になるのか、それともそうでないのかはわからない。近くに店員さんがいたら尋ねるところだが、あいにく他の接客で私の安っぽい悩みについて相談に乗ってくれそうにない。本来なら配送による地球環境への影響を抑えるため、ここの店頭で買いたいところだが、いったん会社に戻ることにした。

 そして、会社で仕事の合間を縫って-いや合間を縫うほど仕事はないのだが-昼前にシルバーをヨドバシ.comで注文。翌日の午前中には(在宅勤務中の)私の元に届いた。

20240925CasioMezamashi

 いつもセットした時間に目覚まし時計が鳴る前に目が覚める私だが、やっぱり目覚まし時計がないと不安。これで数日間抱えていた不安が解消された。

 なお、力尽きた目覚まし時計の方は、私によって背面4カ所のビスを外され、なかから電池を取り出され、先週の「燃やせないゴミ」の収集日に出された(電池は本日の「危険ゴミ」)。

♪ 今日の一曲 ♪
 J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「目覚めよ,と呼ぶ声あり(Wachet auf, ruft uns die Stimme)」BWV.645。
 オルガン曲「さまざまな手法による6つのコラール(6 Chorale von verschiedener Art)(シュープラー・コラール集 Schubler-Chorale)」BWV.645-650(1748/49刊)の第1曲。

BachOrgRichiter


わき見しながら歩いていると壁にぶつかるよ♪JSB/フーガの技法

  お名前を間違えるなんて大変失礼いたしました
 最近になって、札幌駅1階の西側のコンコースに四角くフェンスで囲まれた場所が誕生した。 
 以前、スーベニア・キヨスクがあった場所の前である(なお、過去の記事では kiosk のことを「キオスク」と書いてしまっているものがあるが、運営会社の名前自体が「JR北海道フレッシュキヨスク株式会社」と表記が『キヨスク』となっているので、今後はキヨスクと書くようにする。これまでキオスクという言い方に執着してごめんなさい)。

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 近寄ってみると、仮設通路を設置するんだそう。『仮設』なのね……

20240126SapporoSTA2

 かつてのスーベニア・キヨスクのあとも、白塗り顔なし状態。

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 1月18日に発表された JR 北海道のニュースリリースによると、こういうことなんだそうだ。

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 旧1番線とその横の JR タワーとの間に、新幹線用のレールが2本敷けるっていうのが、なんだか不思議。そんなにスペースがあった感覚がないので。でも、そう書いてるんだから間違いないのだろう。

  特急よりも快速の方が高いんです
 JR といえば、3月のダイヤ改正で「北斗」「すずらん」「おおぞら」「とかち」を全席指定にするという。JR 北海道は「満席で乗客が座れないことがないようにしたい」と親切なことを言っているが、説得力に欠けるなあ。自由席を利用する人は座れないことも覚悟しているはずだから。それにそう思うんだったら、カムイやライラックは別としても、他の特急も全席指定にしないとおかしくない?(ちなみに、私は「とかち」などの長距離特急に乗るときは必ず指定席をとるニンゲンである)。
 どう考えても実質的な値上げだ。経営が苦しいから全席座席指定にさせていただきますと、正直に言ってくれればいいのに。
 それでも、特急の指定料金は530円なので安心料としては決して高いものではない。それに比べると、快速エアポートの u シート指定料金の840円は暴利じゃない?

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 さて、2月のスタートだ。春まであと1カ月半ほどの辛抱だ。
 
 楽器指定のないバッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「フーガの技法(Die Kunst der Fuge)」BWV.1080(1745-50)。
 楽器指定がないと書いたが、19曲のうち(第19曲は未完)第18曲の「2台のクラヴィアのためのフーガ(2声)」は楽器の指定がある。この記事の中の『19』に当たる(はずだ)。

BachBWV1080MAK

この極端な変化を見て笑っていただければうれしいです♪JSB/カンタータ31

  あれは暑い盛りのころのことだった
 以前、「こんなのを()に受けて、効果を信じたり興味を持ったりする人がいるのかねぇ」と感じた、たるみがなくなったりシミが消えたりするというネット広告を取り上げた。
 『以前』と言っても、それはまだ暑い盛りの8月のことだった。それがいまや、寒い寒いと嘆いているんだから、私をはじめとする多くの人々は実に身勝手である。

 あっ、寒いといえば、先日のやや暖かめの日に、一気呵成に庭のバラたちの冬囲いを行なった。
 何年、いや十何年やっても、必ず指のどっかこっかをトゲで刺してしまい、血をにじませながらの過酷な作業になる。今回もけっこう痛い目に遭った。革手袋をつけての作業は、ロープを結びにくいという難点があるので、どうしても素手での作業になるのだ。

20231109Fuyugakoi

 やることはやり終えた。
 あとは、春になって元気な姿のままいてくれることを祈るだけだ。

 話を戻す。
 最近は、シミやたるみのネット広告-ちなみに、ネット広告とウェブ広告とデジタル広告という言葉はほぼ同じものらしい-を見かけなくなったが、新たに『たった3日で痩せる』っていう広告を目にする機会が増えた。

 しっかし、見ていて気持ち悪くなるくらい極端なビフォーアフターの状態だ。
 3日間で腹が引っ込むどころか、筋肉カチカチになるのである(とは書いてないが)。
 こうなると人をだますという意図はなく、笑ってもらうことを目的としているように思えてくる。

20231030NetAdYase

202311AdYaseru

 これもときおり見かける。まるで、まぶたのなかにゲジゲジが入りこんで脚を出しているみたいだ。
202311MatsugeAd

 バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)のカンタータ第31番天は笑い、地は歓呼す(Der Himmel lacht! die Erde jubilieret)」BWV.31(1715初演)(のなかのソナタ)を。

 9曲からなるこのカンタータは、復活祭の第1日用である。

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前にここに寿司を引き取りに来たことがあった♪JSB/ブランデンブルク

  ふだんは利用していなかったが、無くなると寂しく、不便
 閉店から半年経った。
 江別の出前専門の寿司店「すし一丁」が閉店したのは、今年の1月15日のことだった。
 場所は、先日取り上げた夕鉄バスの『上江別南町入口」バス停よりも少し南幌寄りの、きらら街道と南大通の交差点角近くにある(黄色い線で囲った建物)。

SushiiccyoMap

 そうそう、その後も『上江別駅』跡を確認しに行ったが、痕跡らしいものは何一つ発見できなかった。また、夕鉄バス第48便の姿もまだ見に行っていない。

20230410Sushiiccho1

20230410Sushiiccho2

 上の2枚の写真は4月に撮ったもの。
 そしてこれは6月に撮ったもの。

202306Sushiiccyo

 先日前を通ると、壁に貼られていた店名の看板も外されていた。

20230710Sushiiccyo

 ここ数年、わが家も夫婦2人世帯となり寿司の出前をとることはほとんどなくなったが、子どもたちがまだ一緒に暮らしていたころはときどき出前をとったし、大みそかの予約もしたりした。

 あまり利用しなくなっているくせに、勝手な言い分だが、このように店が閉店するというのは、街の活気が後退するようなイメージがあって、ちょっぴりさびしい。

 なお、「すし一丁」は札幌駅近くの北農ビルやホクレンビルで居酒屋や唐揚げ店などを展開している「にぎりや」が経営していたが、ホームページを見ると「すし一丁」の閉店によって『にぎり』と称しながらも寿司専門店は無くなったようだ。

202307Nigiriya

 話はまったく変わるが、先日の仕事帰りに江別駅の跨線橋を歩いていたら、後ろから女子高校生が私を追い抜いた。
Hardboild 彼女が背負っているリュックの横についているメッシュのポケットには、無造作に村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」の文庫本が突っ込まれていた。

 あの子はロールパンのくだりとかにどんな感想を持つのかなぁなんて、余計なことをちょっぴり考えてしまった。
 それにしても、あんな突っ込み方したら本にクセがつくんじゃないかなぁ。またまた余計なお世話だけど。

 「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」(この小説は村上春樹の新作「街とその不確かな壁」と密接な関係にあるわけだが)はおもしろい。いまの若い人がこの小説にどんな感想を持つか、ロールパンのことはともかくとして、ちょっと興味深い。

 カザルスの演奏でバッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)のブランデンブルク協奏曲BWV.1046-51(1721以前)を。

23704c9f.jpg

お買い物から戻ると……♪JSB/マタイ受難曲

20230525B4_b  目撃者がいたおかげ?
 大まかに書くが、妻が車に戻ると、まさかなことが起きていた。

 先月の末、妻がスーパーで買い物をしている間に、駐車場に停めてあった車を自転車にぶつけられた。
 スマホをいじりながら運転していたためのわき見運転らしく、スピードも出ていたのか、目撃した人によるとかなりの音がしたそうだ。

 そしてまた、自転車の場合は当て逃げされて被害者は泣き寝入りするケースも多いのだが、今回は目撃者もいたので当て逃げされることもなく(ぶつかったあと、目撃者と目が合ったそう)、『犯人』はそのあとに駆けつけた警察の現場検証に応じた。
 学生だったので、保護者の電話番号も教えてもらったが、その2時間後くらいに、その高校生の母親からも謝罪の電話が来た。
 被害は、テール&ストップランプに亀裂、バンパーに擦り傷、トランクに傷と凹み、である。

 保険に入っているということで-自転車保険なのか、自動車保険の特約なのかはわからないが-、保険で修理をすることができて、こちらも一安心した。当事者同士のやりとりだといろいろともめる可能性もあるだろうから(その場合は当方の自動車保険の特約の『弁護士費用特約』を使うという手段がある。もちろん私も自分の保険会社に連絡した)。

 ということで、修理を行なうが、持ち込んだ整備工場が現在ひじょうに混みあっているということで、実際の修理はまだ先になる予定だ。

 バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「マタイ受難曲(Matthaus-Passion)」BWV.244(1727以前)。

 廃盤 ↓

BachMatthausHerreweghe














異常なアクセスを知らせる異常な画面♪バッハ/珈琲交声曲

  アフリカからのメール
 まあまあ、飽きずに送り続けてくるものだ。
 アマゾンなどを名乗って『異常を検知したのでアカウントを一時的ロックしました」というような迷惑メールのことである(でもまったく来ないと寂しいから、一概に迷惑とは言い切れない)。

 だが最近、これまでとはパターンの違うメールが何通か来た。

 1つはこれ。タイトルの「ご利用の Amazon アカウントを一時保留いたしました」はまったくもって月並みだが、本文は斬新極まりなかった。私はしばしうっとりと眺めつづけたほどだ。よくぞこれだけランダムに文字を並べられるのものだ。アートではないか!

20221125AmazonSpam


 差出人のメールアドレスは『"amazon" <admin@ama0m-tcxcxer.ga>』となっている。
 『ga』という国別コードトップレベルドメインはアフリカのガボンという国だそうだが、このメール、アフリカから届いたの?

 おや、ランダムじゃないところも下の方にあったぞ。

20221125AmazonSpam2

 もしかして、これは遠い国からの暗号文なのか???

  山田太郎氏からのメール
 それにしても山田商事の山田太郎とは、明らかに何にも考えていない。
 これを山田二郎にするだけでもずいぶん印象が変わるのに、残念である。

20221125CoffeeSpam

 文中のあちこちに「?」があるが、このメールの最大の?は、送り付けてきた目的が何なのかまったくわからないってこと。どこか(詐欺の入り口)にリンクする URL もない。

 宛名の「〇〇〇株式会社」っていうのも、いったいなんなんだろう?
 だまそうというような意図はなく、単に愉快犯的に楽しんでいるだけなんだろうか?

 なお、このメールで正しい箇所は、来年、2023年の1月10日は確かに火曜日だということだ。

20221127Coffee

 山田商事とは関係のないモンカフェを自宅で淹れて飲んだがおいしかった。

  「えきねっと」からの懇願メール
 「えきねっと」からもよく迷惑メールが来る。
 本文の内容は下に載せたのと同じようなものだが、いくつかのパターンはある。
 今回来たのも、内容に斬新さはない。だが、タイトルは新機軸を打ち出している。
 でも、私は無視し続ける。

20221127EkinetSpam

  アメリカ人女性からの援助依頼メール
 不便はかけられていないが、アンナ、私は君を受け入れる気にはどうしてもなれない。
202210AnnaSpam

 
 バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「コーヒー・カンタータ『そっと黙って、お喋りなさるな』(Kaffee-Kantate 'Schweigt stille, plaudert nicht')」BWV.211(1734頃⇔35)を。

 多大なご迷惑をおかけしますが、廃盤です ↓

BachHogwoodSet

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