読後充実度 84ppm のお話

“OCNブログ人”で2014年6月まで7年間書いた記事をこちらに移行した「保存版」です。  いまは“新・読後充実度 84ppm のお話”として更新しています。左サイドバーの入口からのお越しをお待ちしております(当ブログもたまに更新しています)。  背景の写真は「とうや水の駅」の「TSUDOU」のミニオムライス。(記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

2014年6月21日以前の記事中にある過去記事へのリンクはすでに死んでます。

JR・鉄道

行けなくはないが大変だし、口を閉じた方が良いので、無理せず帰宅

  駅に近づくとアナウンスが。これ、良くないことの証
 3連休明けの今週の火曜日。
 前日の夕食が湯豆腐だったこともあり、目覚めと同時に畜産系たんぱく質を欲した私は、ハムエッグを作りご飯を食べた。
 「さあ、今週も張り切って働くぞ!」という気にはこれっぽっちもなれなかったけど、1カ月間の在宅勤務可能な日数にも限りがあるので、いつも通り 6:32 に家を出た。その7分後に19km ほど離れた場所で事故が起こるとは、このとき想像もしていなかった。

 6:52。江別駅に着くと、何やらアナウンスが。

 何々。6時39分に苗穂駅と白石駅の間で人身事故?
 現在千歳線、函館線のすべての列車が運転見合わせ?

 でも、電光掲示板には 7:03 発の小樽行きは『5分遅れ』の表示。134M 列車にいたっては何の表示もない。つまり、楽観的に解釈すれば正常運転、悲観的に解釈すれば情報皆無で伝えようがない状況。
 変だとは思いつつも134M に乗るべく4番ホームへ。
 いつもよりは少ないものの、数分後には当たり前のように列車がやって来ると信じている人たちがホームに立って待っている。

 そんなとき、人々を不安に陥れる "7:03発の列車はまだ岩見沢駅に停車中" というアナウンスが。じゃあ、全然5分じゃないじゃん。

 そしてスマホで運行状況を確認すると、おやおや、列車はまったく動いていない。
 ということで、いったん戻るために、私はホームの端から駅舎に向かって電車6両分の距離を歩き始めた。
 「私も駅に戻ろうかなぁ」という迷える子羊のような目で、私の行動を見ている人が数名。大学の実習で、牛舎に入ったときに搾乳牛たちに見つめられたときのことを思い出す。

 Kitaca の入場履歴を消してもらおうとすると、駅員さんはあとから乗車するならそのままでいいですよ、と言うので改札機横の抜け道から出た。えん堤に阻まれて川をさかのぼれず、横の魚道を通る鮭になったような気分だ。

 6:40ころに事故が発生したのだから、7時の段階では状況も何もわかったもんじゃなかったのだろう。混乱と錯綜。この日は大学の二次試験の日。「受験生がかわいそうだな」と、善人のように考えたりする(いや、ホントにそう思った)。

 券売機や改札機、待合スペースがある駅舎の中はかなりの人口密度になってきたので、戸を隔てたトイレ側のスペース(前に絵画展をやっていたスペースだ。ここには以前 Amazon の受け取りボックスも置いてあったが、誰も利用しなかったのだろう。すでに撤去された)で列車が来る気配が全然ないホームの方をぼぉっと見ていると、札幌行きの特急「ライラック」がしずしずとやって来て、静々ってくらいだから停まるんじゃないかなと思ったら、やっぱり江別駅に停車した。この先も列車が詰まっていて、先に進めないのだ。

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  非常事態なので、特急に乗ってもいいです
 すると、アナウンス。
 「札幌まで行く方は特急券無しでライラックに乗車できます。途中駅には停車しません。ただ、発車まではしばらくかかります」

 粋な計らいだ。そして、ライラックのドアが開いた。
 多くの人が駆け足でライラックが停まっている1番ホームへと急ぐ。
 いや、ですから発車までしばらくかかるんだってば。あわてない、あわてない。
 6時51分に江別を発車した普通列車だって、スマホの運行状況を見ると野幌駅停車中のまま。

 私はライラックに乗る気はまったく起きなかった。
 いつ発車するかわからないことと、発車しても進んでは停まるって感じの繰り返しだろうし、混んでるから。オシッコしたくなったら困るもんね。

 この段階で、私は会社のスマホから teams で「人身事故で JR がまったく動いていません。今日は遅刻します」とチャットした。わが社はこういう連絡をチャットで行なうことになっている。
 まだ7時半で始業まで1時間半あるが(さらに言ってしまえば、フレックスのコアタイムー必ず出勤していなければならない時間帯ーの始まりである10時まで2時間半あるが)、どう考えても9時までに札幌にたどり着くのは難しいと判断したのだ。
 ライラックに乗りこめば遅刻しない可能性もゼロではないが、上に書いたようにいつ動き出すかわからない車内で過ごす自信も根性もない。

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 少なからずの人がライラック目指して改札を抜けたので、駅舎の中は少しすいた。そこで私は窓口に行き、先ほどはそのままにした Kitaca の入場履歴を消してもらった。この段階では、私はもう少し様子をみようと思ったのだが、もし気持ちが萎えて家に帰ることになれば、履歴を消しておかないと次に改札から入場しようとしたときに通せんぼされてしまう。

  引き返す勇気も大事
 履歴消去をしながら、駅員さんは運転再開のめどはまだまったくたっていないと言った。
 私の帰巣本能が働き始めた。

 今日は仏滅だし、おとなしく家に帰ろう。
 北海道新聞の「二世・易八大のきょうの運勢」でも、2月生まれは『軽率発言から波紋拡大。今日は口を閉じて』と書いてあった。家にこもって静かにしていよう。

 「まだ運転再開の目途はたっていません。体は冷え、心は萎えたので、今日は有給休暇をちょうだいします」。そう職場の人たちにチャットした。8:15のことだ。結局、わたしは江別駅に1時間半ほど滞在していたことになる。
 そしてまた、この日の札幌駅立売商会(弁菜亭)は、私のような断念組や、JR 以外の手段で通勤・通学・移動した人のせいで、売り上げを落としたものと思われる。予期せぬ売上低下だ。

 帰り道。3丁目通横の跨線橋、その名も「江別3丁目歩道橋」から撮った写真。
 乗車券だけで乗れるように開放されたライラックと、8時ころに岩見沢方面からやって来て、これまたいつ発車できるかわからない普通列車の姿だ。心なしか寂しげに見える。

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 帰る途中でセイコーマートに寄って、セコマの PB のカップ麺やカップみそ汁を買った。特にこのときに買わなきゃならないものじゃなかったが、なんとなくセコマに寄って気分転換したかったのだ。

 職場の同僚の一人からチャットが来た。

 札幌駅前の新千歳空港行きのバス停のバス待ちの行列が自分が目にした中では過去最長。列は駅前通りで折り返して、さらにグレイスリーの方まで並んでいました。

 そう教えてくれた。
 空港へ移動する人も、今回の人身事故に限らず、しばしばダイヤが乱れてたいへんだ。

 自宅に帰ると、妻は驚かなかった。というのも、もうニュースで JR が動いていないのを知っていたからだ。

 「家を出る前に JR の状況を確認していかなかったの?」
 いえ。事故が起きたのは私が家を出たあとでして……

 そのあとほどなくして、あのライラックが動き出したのを JR のホームページの運行状況で知った。
 あのライラックは江別駅に1時間ほど停車していたことになる。

 結局昼の時点で、午前中の江別駅発の札幌方面への運行列車は1時間に1本程度(四角で囲っているのは遅延。X は運休)。
 7:03発の電車は結局岩見沢から来ず、7:15発も運休。まあ、7:15発(134M)は札幌駅からエアポートになるわけで、こんなときにわざわざ江別まで回送し、江別→札幌間を走らせるわけがない。

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 こりゃ、潔く有給休暇をとることにしてよかった。もっとも、嘱託社員の身だからこう休みがとりやすいが、そうでなければバスに振り替えたり、場合によっては新さっぽろまでタクシーで行って地下鉄に乗り換えて出社したりするはずだ。
 私も現役世代のときなら間違いなくそうしただろう。

 北大や小樽商大は試験の開始時刻を繰り下げるとニュースで言っていた。よかった、よかった。

 昼、江別にある「まるなか」の「蝦夷開拓そば」を茹でて、『冷やし力そば』を作って食べた。つゆは「めんみ」を水で薄めただけ。

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 で、私が思うに、そばと餅を一緒に食べるなら温かいそばの方が合う。作る前からうすうす感じてはいたが、実際に食べてそう思った。いや、冷たいのもおいしかったけど。

 食べているときに昼の NHK ニュースでこの人身事故のことを報道していたが、現場の住所は白石中央3条4丁目。沿線に長野病院があるあたりだ。
 長野病院はよく車窓から目にしているが、あのあたりで事故が起こったということは、鉄道敷地内に自ら入り込んだということ。

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 翌日の北海道新聞には『自殺を図った可能性がある』と書かれていた。

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 翌朝。
 134M となる回送列車は、定時に江別駅にやって来た。
 当たり前に電車が来ることに、あらためてありがたみを感じた。

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♪ 今日の一曲 ♪
 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のピアノ曲《サルティの「歌劇『2人が争えば3人目が得をする』のミンゴーネのアリア『子羊のように』」による8つの変奏曲(8 Variationen über die Aria des Mingone 'Come un afnello' aus der Oper 'Fra i due litiganti il terzo gode' von Sarti)》イ長調K.460(K6.454a)(1784)。

MozartMaman




天からのしっぺ返し,または64歳の誕生月を迎えるにあたって

  1月28日午前・記
 札幌駅立売商会の幕の内弁当で今週の幕開けをした私。

 赤いウインナーが、風呂の浴槽に長い時間浸かりすぎたためにしわしわぶよぶよになってしまったアレ *1) のように情けない見てくれになっていた。
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 でも、心配無用だ。
 レンジアップという刺激を与えると、ほぅら、ピチピチパンパンに!
 「そうか、寒くて縮み上がっていたのね。ぬくもりを与えてあげたら、艶やかに輝く張りのある元気な姿になってよかったわ」と、脳のなかでアホらしくささやいて私は「いただきます!」したのだった。 
   *1) 手の親指。

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 ところで北海道内のニュースや新聞などの報道で繰り返し言われているし、日常会話でも繰り返し言っているので、さらにここで執拗に言うのはいかがなものかと思うが、言おう。
 今シーズン、特に今年に入ってからの雪の少なさは異状だ。不気味なほどだ。

 カーポートの屋根の状況はこうだ(なお、今季は1月2日に家にやって来た長男が1回雪下ろしをしてくれている)。こんな状況なら、「ここはハワイです」と言っても一人くらいは信じる人がいるかもしれない。

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 2年前の1月はこんな状況だった。
 今年の少なさがわかるだろう。

 いかに少ないかは、データを見れば一目瞭然。
 『江別市雪情報総合案内』のサイトの1月28日の更新後の画面。

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 今年度の積雪量の線が、まるで役に立たない六十路を超えた男性のあれの角度のようだ *2)
 線が描く下がり具合がアレの角度だとなると情けないが、積雪量の推移グラフとなるとウェルカムである。 
   *2) 個人的な偏った思いこみであり、60歳を超えても元気で立派な人は数多くいらっしゃるようです。

 江別駅のホームも、前日の月曜日にはすっかりアスファルトが露出していた。
 冬になると雪の下になって見えなくなる乗車位置のマークも、春から秋にかけての季節と同じように見えている。

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 なので、雪で覆われて見えなくなって「えっと、この " 7 " と書かれた標識(キロポスト?)から柵の支柱2本分踏切寄りの場所に乗車位置があるから……」と、自分で考えなくても済んでいる。

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 このように、いまのところ雪に関しては楽楽生活の過ごしやすい今冬の江別だが、雪かきもほとんどしていないのに手の指の先は皮膚が薄くなっている感じで(乾燥のせいか?)、指紋が不明瞭。そのせいで、スマホや職場のパソコンの指紋認証によるロック解除やログインに失敗することが多い。いや、これもまた年のせいで、皮膚が薄くなっているのかもしれない。困ったものだ。

  1月28日午後・記
 朝からちょっぴりいやらしっぽいことを匂わせたことを書いているうちに、昼になってしまった。
 いや、心配しないで結構だ。今日は在宅ワーク日だが、やるべきことはちゃんと済ませている。

 昼はラーメン。3玉入りの「菊水」の麺の最後の1玉を茹で、「菊水」のスープでしょうゆラーメン。
 たまには奇をてらってトッピングは「かにかま」。

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 北海道にはカニやらホタテやらが載ったラーメンが観光客向けにあるわけだし(私は実物を目にしたことはない)、同じ魚練り製品である『なると』が載ったラーメンは珍しくないわけだから、かにかまを載せたらどんなものかと思って試してみたが、しょうゆラーメンの味にかにかまの味はすこぶる合わないことを、このたび私は学習することができた。

 昼過ぎにこのかにかまラーメン(ちょっと見にはニンジンラーメンに見えるが)の写真をインスタグラムにアップしたら、熊本のフォロワーさんがコメントを寄せてくれた。内容は『私も菊水の麺もスープも好きです』っていうもの。
 菊水の商品、熊本でも売っているんだな、やるなぁ。
 西山といい、菊水といい、がんばってるなぁ。

  1月29日午後・記
 ってなことを書いていたら、この日は朝起きて窓から外を見ると、細かな雪が遠慮がちに降っていた。地面を見ると、しかし、積雪はほんのわずか。

 駅に行くと、ホームに描かれた乗車位置は雪に覆われていたものの、うっすらと見えた。だって、うっすらとしか積もってなかったから。

 春節で札幌駅はいつも以上に激コミかと思いきや、私が 134M 列車で着いたときはいつもよりもむしろ人口密度が低い感じがした。まあ、たまたまこの日はこの時間に空港に向かって帰国の途に就く人は少なかったのだろう。そして、もっと後の時間になると逆に新千歳空港から到着した人たちで混みあったに違いない。

 札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンに、警察官立寄り所に立ち寄る警官のようにーそういう光景を目にしたことはないがー私は立ち寄り、この日は「日替り弁当A(ミックスフライ)」を購入した。

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 過去にも買ったことがあるこの弁当だが、この日はエビフライのエビが前回よりも太~い気がした。
 そういえばむかし、「君のはふと~い」って堺正章が言うコマーシャルがあったことを思い出した。何が太いかって?シャープペンシルの芯が、だ。

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 ちなみに、私は高校生のころから、シャープペンシルはずっと0.3mm芯のものを使っている。0.5mmだと、私には太く感じるのだ。

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 で、ご飯の温まり方からすると、特にレンジを長くかけすぎたわけじゃないと思うのだが、タルタルソースが煮立って分離してしまった。なんだか申し訳ないことをした。誰かに謝っていいのかわからないけど。

 そしてまた、そうだ今月で期限切れになるタルタルソースが家の冷蔵庫の中に入っていたなぁってことを思い出した。タルタルソースのハム巻きにでもして、ハイボールのお供にするとするか。

  30日午後・記
 昨日の日中は、強い風に翻弄された雪がときおり降ったり、突然やんだりの繰り返しだった。
 そしてまた、昨日の夜は「MOH 倶楽部」の会合があった。会合を開いた目的、議題、結果概要についてはあらためて書く(と思う)が、20:20ころに宴もたけなわながら『お披楽喜』のお時間となった。
 私は札幌駅20:40発の岩見沢行きに乗って江別に帰ったが、大麻駅あたりから電車の窓にパチパチと雪粒が当たる音が。濁っていて外が見えにくい窓ガラスだが、それでも細かいあられ状の粒の雪が横殴りに降っているのがわかった。

 駅から自宅へと歩く。
 すでに少し積もっている。先駆者の足あとはまだ新しい。

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 私の美しい顔に嫉妬するかのように、頬に硬い雪粒が容赦なく打ちつけてくる。
 セコマの明かりを目にし、NHK の「ドキュメント 72hours」で初山別村のセイコーマートを取り上げた放送回を思い出す。

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 セコマに寄って、「MOH 倶楽部」の食事でおなかいっぱいになったくせに「冷たいカップそば」などを買って、そのあと遭難することなく家にたどり着いた。

 翌朝。
 " 今年に入ってからの雪の少なさは異状だ。不気味なほどだ " と書いたせいで、取締役全員が辞任するくらい取り返しのつかないことが起こったみたいに、雪が積もっていた。私に「己のおごりと愚かさを痛感せよ」と言わんばかりに、天は速攻でまとまった雪を降らせたのだ。

 窓のカーテンを開けると、昨日までは雪がなかったベランダの手すりにはこれだけの雪が積もっていた。アルミが見えていたカーポートの屋根も、すっかり雪に覆われてしまった。それもそれなりに厚く。

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 江別雪情報総合案内によると、江別エリアは約20cm の降雪だった。
 そして、積雪量のグラフはバイアグラを飲んで若き日のころに復活したみたいに急角度で上向いた。

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 この日も在宅ワーク日だった私は、朝の仕事を済ませ(本当は一日中仕事をしてなきゃならないのだが)、雪かき&雪運び。湿った重い雪で作業は2時間かかった。良い運動になったことには間違いない。
 その間、灯油の定期配送のタンクローリーが来て、運転手さんとあいさつを交わした。運転手さんは「灯油、入れていきますね」と明るく言った。もちろん私も笑顔で「よろしくお願いします!」と答えた。もしこれが「灯油、抜いていきますね」だったら、「そのままお引き取り下さい」と勇気を奮って言わなければならないことになるので助かった。
 それとあたりを回っていたポスティングのバイトらしきおじいさんがウチにも来て、フリーペーパーの「まんまる新聞」を私に手渡しした。束から1部だけ取り出すのに手間取って「滑って取りにくいんだわ」と申し訳なさそうに言い訳した。別に言い訳しなくてもいいのに。きっと私がやっても滑って取りにくいに違いないのだから。でも「私の指先もカサカサなんですよ」と余計な個人情報は言わなかった。

 こんな風に雪が積もったので、週明けの月曜日からは、意識してキロポストから支柱2本分踏切寄りの場所で電車を待つようにしなければならない。

 ところで、(この記事をアップした日に読んでくれている人にとっては)今日から2月だ、如月だ、ふぇぶらりぃだ。
 私の誕生月だ。
 誕生石はアメジスト、誕生花はアネモネ(花言葉は明日の希望)、誕生鳥はオウム。

MurasakiSuisyou

 年金の請求手続きの予約をしなければ……

 もう2月になったというのに、11月20日にハチに刺されたところは、腫れはひき痛みもほとんどなくなったものの、でも円で囲ったあたりにときおり皮膚がつったような感覚があり、痛みも走る。軽く押しても痛い。だからといって強く押したらもっと痛いかというと、軽く押したときと変わらない。

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 蜂毒ってまったくもって怖いものだといまでは思っている。いや、本当に蜂だったのだろうか?私に恨みを持つ何者かが毒薬を注射したとか……。
 確かに蜂が一匹、なぜか家の中を飛んでいた。私はそれを叩き落とした。
 が、それは蜂に刺されたと思わせるために、誰かが放ったものだったかもしれない。事実は中居問題より奇なり、だ。

♪ 今日の一曲 ♪
 ドビュッシー(Claude-Achille Debussy 1862-1918 フランス)の「雪の上の足あと(Des pas sur la neige)」。
 ピアノ曲「前奏曲集第1集(Preludes 1)」(全12曲。1909-10)の第6曲。

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47年ぶりに『国鉄コンテナ』を再購入

  懐かしい『戸口から戸口へ』
 お孫ちゃん(兄)が列車好きで、そのなかでも特急「ライラック」がいちばん好きなのだが、「ライラック」以外の電車特急とディーゼル特急ももちろん大好き。そしてまた、江別に遊びに来たときに何度か見かけた貨物列車も好きになりつつある。

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 そんなお孫ちゃんが正月に遊びに来たときに、挽き肉ならぬコンテナトレーラーのトミカを LAWSON で買ったことを報告したが、そのときに私は、お孫ちゃんにさらに一層ご愛顧いただけるように「おじいちゃんがこんどコンテナの貨物列車を買ってあげるね」と言ってしまった。
 約束したからには守らなければならない。

 ということで、KATO(積水金属)の N ゲージの国鉄時代の『コキ10000』と『コキフ10000』をヨドバシ.com で1両ずつ買った。

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 知りたくないかもしれないが、記号のコはコンテナ車のこと。キは積載重量が25トン以上ということである。フは緩急車(車掌室があり、ブレーキをかける装置が備わっている)を意味する。

 実はこのコキフ10000の模型を、私は高校3年生のときに西友西野店の3階のおもちゃ売り場で買ったことがある。当時、私は N ゲージをかじりかけたのだ(模型を噛んだという意味ではない)。そのときに買った車両の一つにコキフ10000があった。
 その模型は、いまではまったく交流も付き合いもない、いや、どこに住んでいるかも知らない親戚の子にあげてしまったが、今回同じものを再び買うことになるとは。
 歴史は繰り返す……

 次にお孫ちゃんが来たときに、連結ごっこをして遊ぶのがとても楽しみだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の「国鉄」組曲(1954,'61,'66)。

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値上げ幅40円……お出かけを控えるほどではないビミョーな数値

  札幌に行くのは控えよう、ってほどではなく
 来年の春に JR 北海道の運賃が改定される。
 いったい、江別から札幌に行くのに、いくらになるのか?
 とても気になり憂うつな日々を送ってきたところだ。

 先日、江別駅に『運賃改定のお知らせ』というパンフレットが置いてあった。いつから置いてあったのか知らないが、私としては、秘密のベールに包まれた改定額をこれで初めて知ることができた。

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 江別⇔札幌は、現行の540円から40円上がって580円。7.4%の値上げだ。
 前回の90円アップという庶民一揆を起こしたくなるような大幅値上げではなく、かなりほっとした。
 ほっとしたが、もちろん高いことは高い。
 でも、退職後、入れ歯が壊れたがかかりつけの札幌の歯科医院に行くのはあきらめて、歯ぐきを鍛錬して噛もうなんて覚悟をするほどの上げ幅ではない。
 札幌はあまりにも遠いと思わせるほどの運賃ではないのだ。
 このへんの JR のさじ加減は巧みと言うべきか?

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 それにしても、なんでもかんでも上がって、でも年金額はわずかで、ロクな老後にならないことは間違いない。

  いつ?と聞かれても……
 老後といえば、10月2日付け北海道新聞に悩める95歳の投稿が載っていた。
 95年間ずっとモヤモヤを抱えていて気の毒である。

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 そういえば、伊福部昭の生年月日は、戸籍上では1914(大正3)年3月5日だが、実際の誕生日は5月31日である。父・利三が昭を1年早く小学校に入学させるために早生まれにしたのだった(⇒こちらの記事をご参照願います)。

♪ 今日の一曲 ♪
 ラヴェル(Maurice Ravel 1875-1937 フランス)の弦楽四重奏曲ヘ長調(1902-03)。

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改札内弁菜亭ラッチ北店が閉店となり、何かの工事が始まった札幌駅

  第3ホームと3番ホームに非ず
 半月前のことになるが、6月1日に札幌駅立売商会(弁菜亭)のラッチ北店(改札内の5・6番ホームと7・8番ホームの間の下あたりの、待合スペース横の場所)が閉店になった。

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 駅弁の自販機が設置され販売が開始されたとき、私は、やがて閉鎖になるのは改札内にあるもう一つの店舗で開店時間が遅かった-朝の8時が過ぎてもまだ閉まっていた-ラッチ南店(3・4番ホームの下あたり)ではないかと思った。

 札幌駅立売商会が西改札前でワゴン販売を始める前は、よく利用したラッチ北店が閉鎖になったのは寂しい限りである。

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 そのかわり、ではないが、開店時間が遅かったラッチ南店の開店が午前5時40分からになった。

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 そしてまた、12日の帰り札幌駅で-この日は飲み会があって20:52発の江別行きに乗った。この列車、カムイ43号を追い抜かせるため厚別駅で、なんと7分も待ち合わせ停車する-改札内北側のトイレに行こうとしたら、トイレ前一帯-弁菜亭ラッチ北店があった場所を含む7・8番ホームに上がるエスカレーターの周り-がフェンスで囲われていた。何の工事が始まるか知らないが、ラッチ北店はそのために閉店せざるを得なかったのだ。
 なお、幸いにもトイレは変わらず使えるようになっており、私は無事オシッコをすることができた(この2枚の写真は14日の夕方に撮影したもの)。

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 ところで、上に写真を載せた貼り紙では立ち食いそば店の場所が第3ホームと第4ホームとなっている。これはまぎらわしい。3番ホームと4番ホームだと勘違いしてしまう(3番ホームと4番ホームは同じ『島』である)。
 札幌駅のホームは6本あるが、南から3番目と4番目のホームが第3ホームと第4ホームと呼ぶようだ。これは札幌駅立売商会のホームページにある店舗マップだが、番線で言えば店舗があるのは、このマップの『5・6番のりば(ホーム)』と『7・8番のりば(ホーム)』ということになる(しかもこのマップではまだ1番のりば(1番ホーム)が残っているし、11番ホームは描かれていない。まあ、店舗はないわけだけど)。

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 さて、自販機の方だが、5月末で販売終了となった「春らんまん」弁当のかわりに入ったのは、同じく季節限定駅弁の「夏のお祭り弁当」だった。

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 ベルリオーズ(Louis Hector Berlioz 1803-69 フランス)の「未知の島(Lile inconnue)」。
 歌曲集「夏の歌(Les nuits d'ete)」Op.7,H.81(1840-41。全6曲)。

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特急全席指定は想定以上に不人気?♪吉松隆/カムイチカプSym

  お孫ちゃんが喜んでくれて爺やもうれしい
 3月の末に、札幌駅で試運転中の737系電車を見かけたと書いたが、4月の第2週の某日の夕方に、お孫ちゃん(兄)と江別駅近くで特急「カムイ」が通過するのを見に行ったら、この737系がやってきた。

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 札幌駅を16:50ころに出発するこの試運転車は、ノンストップで江別までやって来るのだ。
 そして、札幌17:00発の旭川行き「カムイ31号」に追い抜かせるために、2番線でしばしの停車。
 17:15ころに「カムイ31号」が3番線を通過。さらにはほぼ同じくして札幌行きの「カムイ32号」も通過。そのあとに高らかに警笛を鳴らして737系試運転車が発車。これにはお孫ちゃんもご満悦。この爺さんもご満足であった。

  血液も人も流れが大事
 JRといえば、札幌駅の2番線のいちばん西側の階段は新幹線工事のために幅が半分になり、下る人の混みあい方(渋滞)がひどかったが、4月の中旬に元の広さに戻った。よかった、よかった(ただしホームの幅は狭い箇所の方が多い)。

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 その新幹線工事だが、4月の頭に、たまたま2番線の西側のフェンスが外れて、現在の様子を見ることができた。

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 だから何?って言われると、私としては困るが……

 ダイヤ改正で多くの特急列車が全席座席指定なったが、どうも評判は良くないようだ。
 マスコミの伝えるところによると-だから鵜呑みにもできないが-かえって客離れが起きているような雰囲気すら感じる。
 こんなキャンペーンをやるくらいだから、JRは「まじでやばくね?」と思っているのかも……

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 吉松隆(Yoshimatsu,Takashi 1953-  東京)の「カムイチカプ交響曲(KAMUI-CHIKAP Symphony)」Op.40(1990.交響曲第1番)。

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JR運賃値上げの『平均値』を鵜呑みにできない私♪ゼンフル/新しい物語を

  『当面の間』が延長されさらに『大変せまくなります』
 土曜日の北海道新聞に、JR北海道の運賃値上げの記事が載った。前回の記事と違い、値上げ率が平均8%と具体的な数字が示された。

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 仮に8%値上げだとすると、江別⇔札幌は、現在の540円が580円か590円になるってことだ。ビミョーだ。これが600円なら、通勤手当が出ている通勤以外ならなるべく札幌の街にお出かけしない気分になるのだが。600円まで上がらないとなると、感覚がマヒする絶妙な価格設定という感じになる。

 ただ、この記事を見ると前回の値上げ幅は平均11.1%と書かれている。しかし、前回の値上げによって江別⇔札幌は450円から540円になった。20%だ。全然11.1%じゃない。『平均』値を引き下げているのはどこなんだ?

 仮に今回も20%上げられたら、650円になる。あと少しでダミアンが現われそうな運賃だ。いまの会社へのお勤めが終わったら、札幌になんて花の都のハリウッドに行くぐらいの決意が必要になるだろう。いくらヨドバシカメラが安いからといっても、往復で1,300円もかかるとなったら、気軽に電池も買いに行けない。『.com』を利用する頻度が高まったり、新製品以外も安い地元の K’s デンキに行くことになるだろう。

 この記事が載る前日の通勤帰り。札幌駅の10番ホームで江別行きの電車に乗って出発を待っていると、聞きなれない音色のタイフォーン(警笛)が響きわたったあと、向いの9番ホームから苗穂方向に列車が動き出した。737系電車だった。いや、ただそれだけの話である。

 737系は今回のダイヤ改正で岩見沢⇔旭川に投入された2両編成のワンマン運転電車。私の目の前から去っていった電車は、おそらく試運転のものだったんだろう。

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 札幌駅といえば、狭くなっている2番ホームがさらに狭くなるようだ。
 ホームから転落しないように、気を引き締めて通勤に臨む所存である。

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 こちらは江別駅の跨線橋に貼ってあったおたる水族館(とJR)のポスター。
 どうしてこういうしょうもないコピーが採用されるのか理解に苦しむ。理解に苦しむが、でも、私はこういうの嫌いではない。

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 ゼンフル(Ludwig Senfl 1486頃-1542/43)の「新しい物語を(Nun wollt ihr horen neue Mar')」。

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ホームがないのに5番線とは?♪ブラームス/ハンガリー舞曲第5番

  年金生活者は電車に乗れなくなる
 一週間前の3月9日の北海道新聞に、JR北海道の運賃が25年度にも上がるという記事が載っていた。

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 なんでもかんでも値上げである。ある程度それは仕方がない。
 でもなぁ……
 2019年10月ぶりというが、私の感覚からすると「2019年に上げたばっかりじゃないか、それも大幅に」っていう感覚だ。
 上のリンク記事に書いてあるように、このときの値上げで江別⇔札幌間の運賃は450円から540円になった。20%アップである。
 仮に次回の値上げも同じ上げ率だとすると、江別から札幌に行くには片道640円もしくは650円となる。
 なんてこったい。日本一の焼鳥弁当が買えるじゃないか!高すぎる。
 これなら、65歳で仕事をリタイヤして年金暮らしになったら JR で札幌まで出かけるなんてことは激減するに違いない。かかりつけの病院やら歯科医院をどうするかも真剣に考える必要がでてきそうだ。

  謎は謎のまま
 私にとっては衝撃的なこのニュースが報じられる前日。
 この日の朝の通勤のマイ列車は721系で、私は進行方向に向かって右側の窓側の席に座ることができ、また天気が良く、さらに窓ガラスの透明度もまだマシだった。このように好条件が重なったので、ついに撮影することができた。謎の標記の看板を。

 苗穂駅の白石側に『5番線』というのがあるのである。
 苗穂駅が建て替えられて開業したのは、2018年11月17日のこと。島式ホーム2面で4線という造りだ。
 その3・4番線の白石側の端には JR の社員専用の通路の入り口があり、その通路の出口は駅構内にある。その出口のところに『5番線』と書かれているのである。ホームはないのに。

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 拡大してみたのがこれ。

20240308NaeboSTA2

 繰り返すが、写真がモヤっとしているのは、窓ガラスの透明度がよろしくないから(上に書いたようにこれでもマシなほう)。

 この『5番線』の意味を、私はとても知りたいと思っている。

 ブラームス(Johannes Brahms 1833-97 ドイツ)のハンガリー舞曲第5番ト短調
 ピアノ連弾のためのハンガリー舞曲集(Ungarische Tanze)は21曲からなるが、この第5番がダントツで有名。今日はオーケストラ編曲版で(って、この CD は廃盤)。

BrahmsHungari

ぼく、ホタテ、噛み切れなかった……♪フェルツマンナ/すずらん

  もう3歳半だからたくさん食べるよ!
 このあいだの休みの日、妻と JR を利用して札幌に住む息子夫婦を訪ね、お孫ちゃんとお戯れになってきた。ですから、この私が。

 昼ご飯のために、今回は「弁菜亭(札幌駅立売商会)」で駅弁を買っていくことにした。3歳半のお孫ちゃんには、ふだんは大人用とは別におにぎりなんかを買っていくのだが(そんなにたくさんは食べないと思うので)、この日は喜ぶ顔が見たいと、妻が孫に「北海道周遊おにぎり弁当」を買っていくと言った。そう、包装紙に道内を走る特急列車の写真が載っている弁当である。
 お孫ちゃんはこの弁当(この日の写真は札幌⇔室蘭を走る「すずらん」だった)、女性部二名は「北海道三昧 冬御膳」、息子には「海鮮えぞ賞味」(だけでは足りないと思い、それプラス Kiosk で買った牛カルビおにぎり)、私は「肉三昧釜めし」。

 到着してお孫ちゃんに「はい、お弁当だよ」と駅弁を見せると、にっこり!字は読めないが、鉄道ファンのお孫ちゃんは「すずらん!」と言った。本でいつも見ていて、あるいは息子とサツエキに電車見学にときどき行っているので、わかっているのだ。

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 昼食タイムになって食事スタート。
 お孫ちゃんが真っ先に食べたのは(写真手前の)鮭のいくらおにぎりの中央にのっていたイクラ。撮影時点で3粒残っていたイクラも、そのあと完食。イクラなんてこれまで食べたことがあるのかな?好きなのかな?と不思議に思ったが、このときは息子に聞きそびれてしまった。

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 おにぎりは1個をほぼ完食。おかずもけっこう食べた。実はお孫ちゃんがブロッコリーが大好きで、ブロッコリーも完食。あんこ餅(柳もち)は、餅を喉に詰まらせる危険があると思い、ほんのちょっと。しかし、外のあんこはほぼ完食。「おいしい!」を連発していた。
 ただ、しゃぶしゃぶ風サラダの牛肉をいっぺんに口に入れたときと、帆立照焼をまるごと口に入れたときは、噛み切れずににオエッとなって外に出した。だめよ、いっぺんに口に入れちゃ(のどつまりしちゃう恐れもあるし)。
 でも、食欲旺盛は良いことだ!


DarkDucks

 そうそう、息子からは誕生日のプレゼントをいただいた。
 今年は LANVIN の名刺入れだった。
 ありがとう!

へんてこNameな王家の人々♪R-コルサコフ/シェエラザード

  はっきりと「減らします」「廃止します」と書いてほしい
 先日江別駅で、来月からの全車指定席となる特急(北斗、すずらん、おおぞら、とかち)の『ご利用ガイド』というパンフレットをもらった(って、置いてあるのを勝手に持ってきたんだけど)。

 で、このヘンテコなキャラクターを見ていただきたい。
 なぜ、こういうキャラなんだろう?特急と何か関連性があるのか?指定席と何か縁があるのか?
 あなたは、このキャラの名前をご存じだろうか?ご存知でないとしたら、想像がつくだろうか?

202402JRpanf1

 えっ?すずらん姫に北斗王子?それにおおぞら王?
 まだその方がいいな……

 正解はこちら。

202402JRpanf2

 トホホである。見た瞬間、座るどころか腰が砕けそうになった。

 あくまで、私個人の感覚から思うことではあるが、このキャラクターを採用することを決めた人たちのセンスが、私には正直理解できない。いや、そもそもこういうキャラクターが要るのだろうか?
 王様や王子、姫が公共交通である特急列車に乗ること自体があり得ない。って、真剣に突っ込むようなことじゃないんだけど。

 あの『正義』の広告も意味が理解できなかったが(正義だ=絶対的に正しい、という意味で使っているのだろうが、広告で使うには一般的な言葉ではないと思う)、JR ってもっとセンスが良いと思っていたのに、なんだか国とか自治体の広告・広報にありがちなものっぽい。

 この下のページのイラストだって、ふつうのお客さん(例えばこのような)を絵を載せればいいと思うのだが……

202402JRpanf3

 それにしても、↑ が『全車指定席になるメリット』とは、なんだか苦しいなぁ。
 全席指定にしたことによる矛盾が起きないように、「すずらん」の東室蘭⇔室蘭間も特急運転になるし。

202402JRpanf4

 まあ、もう私は出張もほとんどなくなったし、プライベートで乗る機会もそうそうないだろうからいいんだけど(前にも書いたように、どっちにしろ特急を利用するときは以前から指定席をとるようにしていたし)、それよりなにより、日中とはいえ札幌⇔江別の普通列車の本数が減るのが『イヤな感じ』である(これは上のパンフレット番号EE0511-026とは別の、パンフレット番号EE0511-027)。

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 『運転本数を見直します』ではなくて、はっきりと『運転本数を減らします』って見出しに書かないところがいやらしい。そういやあ、かつては「いしかりライナー」なる快速も走っていたのになぁ……

 リムスキー=コルサコフ(NIkolai Rimsky-Korsakov 1844-1908 ロシア)の交響組曲「シェエラザード(Scheherazade)」Op.35(1888)から第3楽章「王子と王女(The young prince and the young princess)」。

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MUUSAN

 クラシック音楽、バラ、そして60歳代の平凡ながらもちょっぴり刺激的な日々について、「読後充実度 84ppm のお話」と「新・読後充実度 84ppm のお話」の2つのサイトで北海道江別市から発信している日記的ブログ。どの記事も内容の薄さと乏しさという点ではひそかな自信あり。

御多分にもれず参加中・・・
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